ネクストライドロン
でろりあんじゃないよ
2035年の未来で開発された未来のトライドロン。
トライドロンの後継機にあたるマシンだが、新造された機体なのか現代のトライドロンを改造したものなのかは不明。
見た目は2015年のトライドロンの面影はなく、モデルとなったメルセデスAMG GTほぼそのままである(ボンネットにはドライブのRのライダーズクレストが確認できる)。
真っ黒なボディに青いサイバーチックなラインが走る近未来的なデザインでタイヤや武器の生成など基本的にトライドロンと同等の機能を持つが、最大の特徴はタイムマシンとしての機能を有していること(どこかで聞いた事のある設定である)。普段は2035年のドライブピットに収められており、有事にはそこから発進する。
全長 | 4.5m |
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乾燥重量 | 1700kg |
馬力 | 3900ps(5302kw) |
最高時速 | 808km/h |
ダークドライブの専用機であり、その変身に必要な点はドライブと変わらない。アッセンブルギアを搭載し、トライドロン同様に左前輪からタイヤの生成・射出を行う。
トライドロンのような攻撃機関は見た目では存在しないが、実際には必要に応じて砲撃機関「リトラクタブルウェポン」を実体化させ、それを使っての遠距離攻撃が可能。発射される光弾は連射も可能で威力もかなり高い。
ちなみに上の最高時速はダークドライブとタイプスペシャルの走力100m/0.446sを時速に換算すると同じ数値になる(タイプトライドロンと同じ特徴)。
また、垂直の壁面に張り付く事ができ、ダークドライブが開いたドアを足場にした事もある(ダークドライブの体重は108.0kg)。
そしてライドブースターやシフトフルーツタイヤなどの外部パーツ無しに飛行する事も出来、飛行する際には蒼い軌跡を描く。
本来の所有者は2035年の本物の泊エイジ。
元々は未来で父・泊進ノ介の遺志を継いで新たな仮面ライダードライブとして戦っていた彼の戦力であり、敵のマシンでありながらライダーズクレストがあるのも、ダークドライブの専用マシンでありながらダークトライドロンといった名称でないのもそのためである。
しかし、エイジがスパイダー型ロイミュード108に殺害された際に強奪され、以降は108の野望のために108がダークドライブと名付けた「ドライブ・タイプネクスト」共々利用される事となる。
ダークドライブの操縦によって幾度となくドライブを追跡し、初代ドライブピットを襲撃した際にはプロトトライドロンとのカーチェイスを繰り広げた後、破壊している。
その後は108が自らの目的を果たしたことでダークドライブの装備と共に放棄。だが破壊されていなかった事が仇となって進ノ介に変身を許してしまい、詩島霧子の機転により逆転される結果を招く事となった。
そして進ノ介がダークドライブのベルトを用いてドライブに変身したことでネクストライドロンの所有権も彼に移ったらしく、変身時にはタイプスピードタイヤがネクストライドロンから生成・射出され、タイプスペシャルで必殺技を放つ際にはドライブを援護している。
一連の戦いが終わった後の消息については語られていないが、その後は他の未来の装備共々一切登場しないので未来に帰還した、もしくは108が倒されたことで最悪の未来が変わり、タイムパラドックスによって消えた可能性が高い(第47話でベルトさんが全ての装備をドライブビットごと封印した場面でも未登場である)。