タイプトライドロン
たいぷとらいどろん
フリーズ・ロイミュード「何だ?…なぜ生き返った?今何が起こった!?」
「爆発の直前に"変身"できたんだ。だから霧子も救えた。もう一度!よーく見せてやる」
『Fire! All Engines!!』
『DRIVE! TYPE!』『TRIDORON!』
「今の俺はベルトさんと心が一つ、体はトライドロンその物だ!!」
仮面ライダードライブが変身する究極形態。
搭乗マシンであるトライドロンと融合した姿であり、ベルトさんと進ノ介が本当の意味で一心同体となって生まれた“人機一体”の戦闘形態。
玩具版では下記のタイヤカキマゼールの際の音声の都合上、『DRIVE! TYPE-』までがドライブドライバーから、『TRIDORON!』シフトトライドロンから鳴る仕組みとなっている(斜線部分がシフトトライドロン。なお『TRIDORON!』やカキマゼール読み上げ時にはドライバーからは走行音が流れている。ちなみにOPラストでトライドロンが走る際のSEの流用)。
全身が黒い「G-ドライビングスーツ」から赤ベースに白ラインの走る「G-パワードライビングスーツ」に変更されている。
変身の際はトライドロンがアーマーへ変化すると共に、全シフトカーがシフトトライドロンに内蔵、胸部トップギアカウルの左側にいつものタイヤ状変身エフェクトが変化したタイプトライドロンタイヤが縦向きに装着される。なお、トライドロンが近くになくても室内でも変身することが可能。
初変身の時は進ノ介とベルトさんが一心同体だったため、二人で同時に「変身」の掛け声を唱えた。
フリーズ・ロイミュード「クリム…!貴様の仕業か!」
ベルトさん「Exactly。私は進ノ介を死なせないために自分のデータを彼の心に融合させた。その状態で蘇ったことが、この計算外の奇跡のドライブを生んだのだ!」
第32話にて超進化態となったフリーズ(001)に敗北して殉職したと思われた進ノ介だったが、ベルトさん=クリムがドライブドライバーの全機能を進ノ介の生命維持に出力したことで仮死状態に止まらせる。
これに気が付いた特状課の面々は、本来はトレーラー砲用のアイテムとしてりんなが開発していたシフトカー、「シフトトライドロン」を使ってドライブドライバーに他のシフトカーの全エネルギーを注入して再起動させることを計画。霧子の運転でトライドロンは限界まで加速したことで虹色のオーラを纏い、ドライブドライバーには順調にエネルギーが注ぎ込まれて行く。しかしフリーズの妨害によってトライドロンは炎上、横転した揚句爆発してしまう。
……ところが、直後にトライドロンを包んでいた炎は消え去り、中から復活した進ノ介が登場。
進ノ介は爆発の直前に仲間達の協力、そしてベルトさんとの融合によって蘇生を果たしており、それにより得た新たな変身で瞬時に霧子を救っていたのである。
あり得ない事態に狼狽するフリーズの前で、ベルトさんと進ノ介は改めて奇跡の形態「タイプトライドロン」へと変身してみせたのだった。
身長 | 198.5cm |
---|---|
体重 | 108.0kg |
パンチ力 | 18.0t |
キック力 | 31.0t |
ジャンプ力 | 45.0m(ひと跳び) |
走力 | 0.643秒(100m) |
搭載エンジン | コア・ドライビア-TN |
スペック上では機動力こそタイプフォーミュラに一歩及ばないが、全てのコア・ドライビアの力が結集しているため攻撃能力は強化されており、超進化態ロイミュードをも圧倒する能力を持つ。超重加速に対応しているかは不明だが、全てのコア・ドライビアの力が集結していること、および本編終盤の描写から対応している可能性が高い。
ちなみに走力は100mを0.643秒。時速にすると560km/hでトライドロンと同じ速さである。
※参考⇒タイプフォーミュラ:100mを0.200秒/加速時0.120秒
タイプデッドヒート:100mを3.2秒
タイプスピード :100mを5.7秒/加速時1.8秒
また、先述のようにベルトさんと進ノ介が一心同体となっているため、局面に応じてベルトさんの意思で行動することも可能(ベルトさんはこれを「運転を代わる」と表現している)。この時は、黄色い「デュアルハイビームアイ」がドライブドライバーを思わせる赤い波状パターンに変化する。
左が通常時 右がベルトさんに運転交代時
ベルトさんが戦う時は、進ノ介とは違いかなり落ち着いた戦い方になる。
劇中でもフリーズロイミュードの「人間以外の存在は心を凍らせることが出来ず攻撃が充分に効果を発揮できない」という弱点を突き、ベルトさんの意志の状態でフリーズの攻撃を弾き返しているほか、第36話では超進化態ブレン・ロイミュードの毒攻撃に苦戦していた進ノ介から運転を代わり、ブレンを圧倒している。
第37話でもクック・ロイミュード相手に運転を交代して戦っているが、その理由は彼らしくないものだった。
そして劇場版では、この運転交代が最悪の事態を引き起こしてしまう…
加えてトレーラー砲も使用可能でシフトトライドロンの当初のコンセプトである「トライドロンと全シフトカーの力を結集させた最後の切り札」を放つこともできる。
ただしそのコンセプト上、トライドロンとの連携攻撃はできない。そのため、第40話にてブースタートライドロンとの連携攻撃で決着をつけた際は(変身を妨害された事もあって)タイプスピードのままであった。
タイヤは側頭部、両肩、踵に合計で8つ存在する。
このうち「リアホイールブーツ」にあるタイヤを高速回転させる事で超加速走行ができるだけでなく、敵の装甲を削り取るといった戦術が可能。
他のタイプから引き継がれた能力
劇中では全て披露されなかったが、設定を参照するにドライブやトライドロンの各タイプから受け継いでいるものと推測される。
ただし、飛行(ブースタートライドロン)などタイプトライドロン以外の形態でないと行使できない能力もあり、タイプトライドロン一強にはなっていない。
タイプスピード
- 頭にあるウィング「トップウィングブレード」はダウンフォースの発生により加速能力を格段に向上させるとあるが、これは「ヘッドウィングスポイラー」から受け継がれた能力である。
- 同様の機能を果たす部位としてタイプフォーミュラの「パワーゲイルウィング」や「ウィンガードバイザー」が挙げられる。
- 右肩部アーマー「フェンダーサイドシールド」の敵のエネルギー攻撃を受け流す能力は「G-ディフレクター」から受け継がれていると推測される。
タイプワイルド
- 「レジストガードバンパー」が物理攻撃での破壊がほぼ不可能とされているのはタイプワイルドの顔を保護する「ブレイクガードバンパー」が元ネタか。
- 後者の効果は「あらゆる衝撃ダメージの無効化」である他、タイプスピードなどの口元を覆う「クラッシュガードパネル」は戦車砲にも耐えうるとされていた。
タイプテクニック
- 右腕部装甲「ディフェンダーアームギア」の多重構造式の堅牢な装甲は「バケットシールドアーム」から受け継がれていると推測される。
- 頭部にあるセンサー「マルチヘッドセンサー」の市民の安全を確保しつつ、確実に敵を撃破できるようサポートする機能は「ヘッドライトアナライザー」から受け継がれたと推測される。
- 「フェンダーウィング」のセンサーフル稼働による必中の精密射撃はタイプテクニックの精密射撃に由来すると思われる。
タイプデッドヒート
- 胸部にある熱エネルギーの蓄積・放熱機関である「サーマルチャージャー」(※1)は「ヒートライディングスーツ」や「ブラストカウル」に由来する機関だと推測される。
(※1)トライドロンのフロントマシンキャノンに当たる部位
タイプフォーミュラ
- 右肩部アーマー「フェンダーサイドシールド」の電磁力による腕力強化機能は肩部装甲「G-サイドポッド」から受け継がれたものと推測される。
- なお、電磁力による腕力強化はタイプスピードの「G-ディフレクター」、タイプデッドヒートの「サーマルディフレクター」などにも確認できる。
- タイヤの高速回転によるパンチ強化は「フェアリングアームガード」から受け継がれたと推測される。
- 右腕部装甲「ディフェンダーアームギア」のインテークから敵のエネルギー攻撃などを吸収し、自身のエネルギーに変える能力はこれもまた肩部装甲「G-サイドポッド」+背部ブースター「エクスファンブースト」または頭部にある「F-インダクションポッド」から受け継がれていると推測される。
トライドロン
- 頭部装甲「プロテクトストリーム」の防御フィールド発生機能はトライドロンの幌に当たる「フルガードルーフ」から受け継がれていると推測される。
- 脚部アーマー「ハイダッシュレッグ」の働きでトライドロンタイプスピードと同程度の最高速度で走行可能。
- 掌部「グランマイティグローブ」はトライドロンタイプテクニックの必殺アーム打撃に匹敵するパンチ力を持つ。
- 脚部の「リアホイールブーツ」が生み出すキック力はトライドロンタイプワイルドの突撃必殺技に相当する。
(参考:『仮面ライダー図鑑』「仮面ライダードライブ タイプトライドロン」)
「シフトカーみんなの力、まとめてくらえ。」
現八郎「タイヤが3つ、くっついたぞ!!」
タイプトライドロンの能力の1つで、相性の良い3つのタイヤの能力を合わせ1つのタイヤにすることが出来る。これによりタイプトライドロンは全シフトカーの能力を最大以上に引き出すことが可能となる。ちなみに召喚したタイヤを融合させる前に相手にぶつける事も可能(第35話)。
シフトトライドロンの「超高速マテリアル生成装置起動用スイッチ」を押し「カモン!(シフトカー1台目)!(シフトカー2台目)!(シフトカー3台目)!」の音声と共に召喚した後、シフトアップ操作をする事で「タイヤ!カキマゼール! (タイヤ名)!」の音声と共に左腕の「ミキシングアーマー」に装着後、合成されて肩の「タイプトライドロンタイヤ」に移動する。
- アタック1.2.3
最初期から登場しているマックスフレア、ファンキースパイク、ミッドナイトシャドーを合体させたタイヤ。3種の能力をおよそ10倍の力で同時に扱うことが出来る。
初登場した第33話では、シャドーの力で4人に分身した後にフレアの炎とスパイクの棘を飛ばしてフリーズに大ダメージを与えた。
第35話ではブレンと融合した仁良のシーフ・ロイミュードに、1つになる前の3つのタイヤの状態でぶつけて攻撃している。
第37話ではハートとの戦いで使用。フルスロットルのライダーキックで攻撃したが、彼に正面から打ち破られて変身解除にまで追い込まれ、この形態での初めての敗北となった。
- ピーポーセーバー
緊急自動車をモデルとしたジャスティスハンター、マッドドクター、ファイヤーブレイバーを合体させたタイヤ。名前はサイレンの擬声語である「ピーポー」と「PeopleSaver(人々を救助する者)」をかけたものか。追加装備は「ジャスティスケージ」と「キュアクイッカー」。「ラダーエキスパンダー」もタイヤから伸ばすことが可能。
第34話にて初登場。自らが逃亡する為に周囲の建物や人間を攻撃したシーフ・ロイミュードの卑劣な行いに対抗する為に使用。フルスロットルの発動により「ジャスティスケージ」によるロイミュードの拘束、「キュアクイッカー」による負傷者の治療、「ラダーエキスパンダー」による要救助者の救助を同時並行する、タイプテクニック顔負けのマルチタスク処理を披露した。
第37話では、フリーマーケットの場に現れ高熱と炎を発しながら暴走する068の前に使役したロードウィンターの冷気で鎮火しつつこのタイヤで登場。気絶した市民の治療を行い、068をジャスティスケージで拘束した状態でラダーエキスパンダーで空中へ放り投げ、フルスロットルを発動したパンチで撃破している。
- コウジゲンバー
その名の通り工事用の車両を模したランブルダンプ、スピンミキサー、ローリングラビティを合体させたタイヤ。第34話にてシーフ・ロイミュード、ブレン・ロイミュードらとの戦闘で初使用した。
追加装備は左手の「10tオモーリ」、右手の「ランブルスマッシャー」。設定上はミキサーの生コンクリート弾もタイヤから発射可能。ただし、ミキサーのコンクリ弾やグラビティの重力操作といったシフトカーの固有能力は使用しておらず、追加装備を使用したパワフルな近接格闘をメインに戦っている。
第36話では仁良との最終決戦にて使用された。彼が変身したシーフ・ロイミュードの触手に動きを封じられるがそのパワーで逆に相手を翻弄し、最後はランブルスマッシャーの攻撃で仇敵である彼に引導を渡した。
- 白く輝く究極のタイヤ
第47話でのシグマサーキュラーとの最終決戦で登場した、特殊なタイヤ。
超高速マテリアル生成装置起動用スイッチを7回押して全てのタイヤを召喚し(タイヤカキマゼールの種類も全7種類)3回シフトアップした上でシフトトライドロン起動用スイッチを押し、その全てのタイヤを融合させた白く発光するタイヤ。また、融合完了時には背後にドライブドライバーの液晶型の全てのシフトカーのモチーフマーク及びタイプトライドロンのライダーズクレストが現れている。
同話では、召喚した全てのタイヤをシグマに飛ばしてダメージを与え、その後はタイヤを融合させハート・ロイミュード超進化態の攻撃に合わせてトライドロップを放ち、シグマを撃破した。
『ライダージェネレーション』や『ガンバライジング』などでも使用された。
玩具版で再現しようとすると最後にシフトトライドロン起動用スイッチを押す関係で変身音が鳴ってしまう。
- 劇中未登場タイヤ
・アメリカンドリーム(ドリームベガス・ディメンションキャブ・アメイジングサーカス)
・タフガイ(マッシブモンスター・フッキングレッカー・デコトラベラー)
・ウェザーリポート(バーニングソーラー・ロードウィンター・カラフルコマーシャル)
・グランプリ(マンターンF01・ジャッキーF02・スパーナF03)
タイプフォーミュラ専用であったグランプリ以外は、いずれもタイヤ交換で使用されなかったシフトカーが入った組み合わせである。
タイヤの形状やどのような能力なのかは一切不明であり、そもそも名称と変身音以外の全てが設定されてない可能性がある。事実、東映公式「仮面ライダー図鑑」における用語辞典の「タイヤカキマゼール」の頂でも全く取り上げられていない。
なお、シフトカーの組み合わせは能力やモチーフなどからある程度推察することができる。
・アメリカンドリームはラスベガス・イエローキャブ・サーカスからの連想で「アメリカ文化」を意識した組み合わせだとわかる。
・ウェザーリポートは太陽光・雪・ディスプレイからの連想で「天気予報」を意識した組み合わせだと推測できる。
・タフガイはレッカー車・モンスタートラック・デコトラと馬力の高い車両モチーフで統一されている。
・グランプリはいわずもがな、ピットクルーと呼ばれるシフトカー達で構成されている。これだけオリジナルのタイヤが全て造形化しているのにも拘らず、登場しなかった。
トレーラービッグインパクト
トレーラー砲の上部スロットに変身用のシフトカー(シフトスピードなど)を、内部スロットに起動スイッチを押したシフトトライドロンを装填して発動する、シフトトライドロン本来の用途にして最大の必殺技。
シフトトライドロンに込められたパワーを用い、巨大な光弾となったトライドロンそのものを放つ。
発射と同時にトライドロンがドライブから分離するため、上部スロットに装填されたシフトカーに対応した形態に自動で変身する(例:シフトスピードを装填した場合→タイプスピード)。
また、りんなによって追加された全ドライバー共通の「融合進化態から人間を引き剥がす」能力も引き継がれているため、融合進化態にも事前に融合者を引き剥がす事なく撃ち込む事ができる。
なお、タイプトライドロンの変身が解除されるという仕様は『バトライド・ウォー創生』や『クライマックスファイターズ』でも再現された。
『シティウォーズ』では「トレーラー砲シュート」表記。
トライドロップ
名称は超全集より。『トランセンドヒーローズ』では「スピードロップ・タイプトライドロン」表記。
第36話で初使用。マッハ、チェイサーのキックと共に放ち、超進化態となったブレン・ロイミュードを撃破した。
第37話ではアタック1.2.3タイヤで繰り出したが、ハートに真正面から打ち破られた。
劇場版ではアタック1.2.3タイヤを装備し、キックマッハーと共に繰り出し、仮面ライダーダークドライブをもみじおろしにして撃破した。
ライダーパンチ(名称不明)
第37話で初使用。赤いエネルギーを纏わせてパンチを繰り出す。
この時はピーポーセーバーで発動し、タイプスピードハンターのジャスティスマッシュの様に、ジャスティスケージで動けなくしてからパンチしていた。
ターンスラッシュ
『シークレット・ミッション type Lupin ~ルパン、最後の挑戦状~』で初使用。
シフトトライドロンをハンドル剣に装填して発動。トライドロンを模したエネルギーをルパンの斬撃と共に放ち、ロイミュード100を撃破した。
ガンバライジングオリジナル技
- フルスリップトルネード
『ガンバライジング』での必殺技。
リアホイールブーツで加速して敵に接近、回転蹴りを連続で放つ。
- ファイナルラップ1,2,3
『ガンバライジング』での必殺技。
アタック1.2.3タイヤから棘を発射し、接近した敵に炎を纏ったパンチとシャドーシュリケーンをくらわせ、召喚した3つのタイヤを次々とシュート。再び一つになったタイヤが敵を貫く。
- デンジャラスゲンバー
『ガンバライジング』での必殺技。
コウジゲンバータイヤで発動。10tオモーリ、キャノンクリートで敵の動きを固め、ランブルスマッシャーで貫きつつ、タイヤ型エネルギーを注ぎ込んで撃破する。
その他
なお、キックとパンチを使用しない場合のフルスロットルは劇中のピーポーセーバーのように3種類の固有能力を駆使して戦う。
これまでのタイプの場合もシフトカーの固有能力のみ、またはキックとパンチに固有能力を付加させるパターンが存在する。
タイプトライドロンに変身する為のシフトカー。詳細はリンク先を参照。
仮面ライダードライブの最強形態の選出にあたり、ドライブは地上最速のマシンをモチーフとしたF1マシンを使用してしまっていたため最強形態の選出には困難が伴っていた。
石森プロの田嶋秀樹氏の「子供達が考える最速のマシンは、やはり【トライドロン】であろう」という意見により打開され ドライブとトライドロンの【人機一体】となるアイディアに辿りついたという。
また、撮影を行う上でベースとなるスーツを含めアップ用とアクション用の二着が製造された。
クリムの策で、転送されたドライブドライバーを身に付けたハートが変身した。
※これは、脚本を担当した三条陸氏が「ハートとタイプトライドロンの間に【赤くて強いやつ】という共通点を感じた」ということで変身させたという。そして...
ガンバライジング
ナイスドライブ5弾から登場し、これに合わせて武器を持つ最強形態のレジェンドライダー達がキャンペーンカードとして参戦。
変身シーンは46話のメディック消滅の流れを踏襲したもの(ガンバライジングでは演出の都合上タイプスピードからのフォームチェンジ)になっているが、尺の都合で変身時の「トライドロン!」の音声が少し短めのもの(恐らくトライドロン変形音声の「ドロン・トライドロン!」の部分の流用)に変わっている。
バトライド・ウォー創生
タイプフォーミュラが本来の最強形態であったという劇中設定を踏襲したのか、究極フォーム扱いで登場(本作はタイプスペシャルが未実装)。
原作に登場したタイヤカキマゼールとハンドル剣、トレーラー砲を用いて戦う。
なお、トライドロンと融合したという設定は本作でも踏襲されており、ライダーマシンでの移動がリアホイールブーツでの走行に変更される他、トレーラービッグインパクトでの変身解除も再現された。
劇中に未登場のタイヤカキマゼールは残念ながら未使用。
クライマックスファイターズ
主な能力は創生と同様で、トレーラービッグインパクトを発動すると変身解除されるので注意。
タイヤ交換シリーズ
『TK11 仮面ライダードライブ タイプトライドロン』として2015年7月11日に商品化。
側頭部のタイヤを回すと「運転を変わる」ことが出来る他、タイヤカキマゼールで生成したタイヤ以外にも通常のドライブが用いるタイヤにも換装可能。
コラボブースター『仮面ライダー 最高の相棒』に登場(CB24-X01)
初登場時の再現としてターンに1回だけ、トライドロンと合体したスピリットが相手によってフィールドを離れる時ノーコストで召喚できる。
どのレベルにおいてもアタック時にスピリット/アルティメットに強制的にブロックさせる「超・激突」を持ち、レベル2以降は相手を破壊した際にライフを2つ持っていく凄まじい効果が加わる。
これは「アタック1.2.3」の再現であると推測される。
スーパーマシン、トライドロンと融合!最速最強のドライブ タイプトライドロン!
超高速!ドライブ!トラーイドローン!トライドロン!
「DXドライブタイプトライドロンライドウォッチ」として一般販売。
必殺技は「フルスロットル」。
UNLIMITED DRIVE |
---|
作詞:藤林聖子 |
作曲:DJ HurryKenn |
編曲:Ryo |
歌:仮面ライダーGIRLS |
使用回:33・34 |
仮面ライダードライブ タイプトライドロンのテーマソング。 |
Spinning Wheel |
---|
作詞:藤林聖子 |
作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ |
歌:泊進ノ介・詩島剛・チェイス (C.V. 竹内涼真・稲葉友・上遠野太洸) |
使用回:36・38・40・45 |
ドライブ・マッハ・チェイサー共闘時の戦闘挿入歌。 |
DXドライブドライバーには没音声として派生と思われる「タイプオーバートライドロン」なる音声が収録されている。
本編でも言及されているが実は物語上でのドライブシステム本来の最終形態はタイプフォーミュラである。
変身に使用しているシフトトライドロンは変身・タイプチェンジ用ではなく、これ以上強化の余地がないドライブの火力を底上げするためのトレーラー砲に全シフトカーのエネルギーを集める端末として開発されており、本来は変身機能は搭載されていないはずであった。
イレギュラーが重なった末に誕生したまさに「計算外の奇跡のドライブ」なのである。
コズミックステイツ:同じく変身者が蘇生して誕生した最強フォーム。全アイテムが結集するという点でも類似。
仮面ライダー電王 仮面ライダーダブル:1つの体に2つの心が宿っている仮面ライダー。特にダブルのCJXは脚本繋がりのライダーであり相棒と完全な一体化を果たした最強フォーム、電王のライナーフォームはそのものではないが巨大なライダーマシンと融合した最強フォーム&そのライダーマシンのオーラを用いた必殺技と共通点が多い。
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