概要
見た目はタクシー(というよりイエローキャブ)のような姿をしているシフトカー。
効果音はタクシーよろしくメーターのようなものとなっている。
「グローバルフリーズ」の際、ロイミュード010に襲われた詩島霧子を救うため交戦するも負傷してしまい戦線離脱を余儀無くされた。彼の負傷はドリームベガスにトラウマを残し、以後ベガスは執拗に010を追う事になる。
しかし第4話にて、新開発の圧縮SO-1合金(ハンドル剣の刀身の素材)でボディを修復され復活。010の進化体であるペイント・ロイミュードとの戦いにて活躍した。
なお、名前の由来になった「キャブ」とは英語でタクシーを意味する言葉。いわゆるアメリカにおける「イエローキャブ」が元ネタと思われ、タイプトライドロンのタイヤカキマゼール「アメリカンドリーム」の素材となっているのもここからであると推測される。
能力
ディメンションキャブタイヤには「ディメンショングラスパー」という、空間転移を可能にするための内部装置があり、周囲の空間を歪ませる機能を持つ。
また、ドライブの力を借りずとも単体でこの能力を使用する事が可能。第4話での魔進チェイサーとの戦闘では前述のタイヤ型ワームホールを発生させてブレイクガンナーの銃撃を吸収し、チェイサー本人にぶつけてみせた。
そして第36話ではその能力をフル活用して進ノ介の命を救い、彼の父親を殺した真犯人の犯罪の証拠を手に入れる、と言う大活躍を見せた。
初登場時の活躍からタクシーの人を運ぶという特徴を拡大解釈した能力であると推測される。
タイヤコウカーン
タイプスピードキャブ
胸部のタイヤを境に体を分離し、上半分を空間転移させたり敵のボディを這いまわって攻撃することが出来る(これを利用して壁を通過して建物の中などに侵入することもできる)。回転するタイヤの表面に“空間の歪み”を巻きつけることで、タイヤ1個分のワームホールを開き、上半身の転移を可能にする。
似た必殺技を持つ仮面ライダーWよろしく、分割された状態でも変身者の生命に支障をきたす事はない他、分離した上半身はタイヤ内に引っ込める事が可能。
上半身が地面などを移動する際にはタイヤが垂直に回転するのでなく、水平に滑るようにして行う。
第4話ではこの能力で、010に擬態された洋画家の浅矢一広や、ペイントロイミュードによって油絵の中に封じられた女性たちを救出した。
必殺技は「ディメンションブランチ」(空間転移を利用した攻撃)。
劇中の活躍を反映してタイヤコウカーンシリーズではタイヤに磁石が内蔵されており、鉄製の壁や柱に引っ付けることで垂直にもできる。
タイヤカキマゼール
タイプトライドロンの能力でドリームベガス、アメイジングサーカスの3台が合体してアメリカンドリームになるが、劇中未使用。
なお…
このネタは公式ダイジェスト映像である『Let’sタイヤコウカーンフェスティバル』でも弄られていた。
関連タグ
仮面ライダードライブ シフトカー ドライブ(仮面ライダー) タイプスピード
ドリームベガス:相棒
フーパ:似たもの同士?
タスクACT3:能力を初見で見て連想した人は恐らく多いだろう