ベルトさん「ドライブ用の加速剣。新開発のSO-1合金で出来ている。名前は未定だが」
進ノ介「ハハ…どう見てもハンドル剣だろこれ」
ベルトさん「いや、見たままだね…もう少しエクセレントな名前つけないか?」
進ノ介「いいやハンドル剣。決定!」
ハンドル剣とはどういうものか
ベルトさんことクリム・スタインベルトが開発し沢神りんなが実戦向けに強化改修を施した、仮面ライダードライブの専用武器。その名の通り護拳のように車のハンドルが取り付けられた形状の剣。初登場は第4話。
魔進チェイサーとの戦闘で「向こうの方が少し強い」と判断した進ノ介に、戦力差を埋める新戦力として提供した物。必要に応じてトライドロンから射出される。進ノ介曰く「中々の暴れ馬」。
どの形態でも問題なく使用は可能だが、パワーに特化したタイプワイルドと最も相性が良い。
タイプテクニックでは逆手持ちで使用されている。
名前が未定なのとその見た目。相棒であるドライブドライバーにベルトさんと呼ぶ進ノ介のセンスが合わさり上記のやり取りの通り命名された。
ハンドル剣はどうなっているのか
刀身「SO-フレームシャフト」を構成する『圧縮SO-1合金』という新金属は使用者の運動速度を上昇させる特殊なフィールドを形成する特性を持ち、それを水色の刃「ハイスラッシャー」が覆っている。この刃の発する特殊な振動エネルギーにより、地球上のいかなる物体をも破壊する程の切れ味を発揮する。
前述のハンドル「ターンアクションハンドル」も当然単なる飾りではなく、これを回すことで「ターン!」の音声と共に運動エネルギーを蓄積(3回連続で回すと「Uターン!」と鳴る)。ハンドル中央のクラクション装置「ターンエンダー」を押すと一気に解放され、使用者の急激な回転動作を可能にする。
トルネード・ロイミュード戦では、ゼンリンシューターとぶつけ合わせることで発生したエネルギー弾を相手に撃ち出す、という連携技も披露している。
どうすれば必殺技が発動するのか
ドリフトスラッシュ
『ターン!』『ドリフトカイテーン!』
タイプワイルドで使用。
ハンドルを左右どちらかに90度傾けた後、クラクション押して発動。
運動エネルギーを脚部に展開し、敵の周囲を高速移動しながらドリフト回転斬撃を行う。
ランブルダンプにタイヤコウカーンしていた場合はドリランブルと共に刺突を放つ。
ターンスラッシュ
ドライブドライバーのキーを回した後グリップ上部に配置された「シフトランディングパネル」にシフトカーを装填して発動。何れもタイプスピードが使用。
『ヒッサーツ!』『スピード!』『フルスロットル!』
シフトスピードを装填して発動。
地面を滑るように高速移動しながら斬撃を見舞う。
『ヒッサーツ!』『シャドー!』『フルスロットル!』
ミッドナイトシャドーを装填して発動。
剣を振るって紫色の手裏剣型エネルギーを放つ。
『ヒッサーツ!』『ベガス!』『フルスロットル!』
ドリームベガスを装填して発動。
777の軌跡を描きながら連続斬撃を放つ。
ハンドル剣はいつ発売されたのか
「超絶運転 DXハンドル剣」が2014年11月8日発売。
シフトワイルド付属。
『ターン・ユア・ハンドル!』
ハンドル剣の余談はなにか
- 必殺技にド直球な名前を付けた先輩ライダー達に負けず劣らずのセンスであるが、この単純明快な形状や名前は単なるネタではなくは本作のコンセプトの一つとして「シンプル」が掲げられていることに起因しており、同時に「子供が触ってはいけないもの」の代表でもあるハンドルに、玩具で思う存分触れるようにとの意図も込められている。
- 「持ち手とは別にハンドルそのものが付いた剣」というのは流石に無いが、「ハンドル由来の剣」はバイクのハンドルを変化させることが多い「タイタンソード」、バイクのハンドルから刀身が伸びる「ファイズエッジ」。車のハンドルを変形させた剣「ドライブレード」などそれなりに前例がある。
- 『スーパーヒーロー大戦GP』では忍者一番刀よろしくトライドロンシュリケンをハンドルに装填(というか乗せている)、回転させハンドルを左に切ることでトライドロンをオトモ忍トライドロンへと変形させた(当然玩具再現は不可能である)。
なにが関連タグなのか
- トッキュウオー:「フミキリケン」という同じようなネーミングの剣を使う『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場する巨大ロボの一つ。作風の違いゆえかこらはさほどネタにはされない。
- ブンブンハンドル:『爆上戦隊ブンブンジャー』に登場する、色合いがそっくりなハンドル型の装備。ロッドや銃としても機能するため、進ノ介が想起していた"ハンドル銃"が実現している。
主役ライダー武器
外部リンク