概要...?いや...ドア銃!
仮面ライダードライブの専用武器としてハンドル剣に続いて開発された、車の左側ドアを思わせる形の拳銃。第8話より登場。
進ノ介は当初、ハンドル剣の次の装備なのでハンドルがついた銃「ハンドル銃」が開発されると予想していた。
しかし、第8話にて実際に完成した出来立てホヤホヤの武器を見た彼は、(例によって名前が決まっていなかったので)即興で「ドア銃」と命名。
流石にこの時はベルトさんも「あの、そろそろそのネーミングセンスから離れないか…?」と呆れていた。
モチーフが『ドア』なだけに特種コーティングが施されたSO-1合金製のドア部分「SO-ドアパネルシールド」が開閉できるようになっており、それにより空気中のエネルギーを取り込み、エネルギーの銃弾を生成・補充することが出来る。
ただし、きちんとドアを閉めないと「半ドア」状態となり、引き金を引いても『半ドア…』という弱々しいエラー音声を発するだけで発砲できない(開発者のりんな曰く、この仕様は必要な拘りであるとのこと。実際、この音声は単なるりんなのおふざけ要素ではなくエネルギーの流出を防ぐため、ドア部分が完全に閉められていない場合にエネルギー弾の生成が中断され警告を促すもの)。
なお第29話ではこの機構をオープン・ロイミュードに利用され、彼の開錠能力でドアを開けた状態で固定されてしまい銃撃を封じられている。
また、ハンドル剣と同様にシフトカーを装填する事で専用の必殺技も使用可能な他、SO-ドアパネルシールドはあらゆる物理攻撃のダメージを低減すると同時にドア部分と同形状のエネルギースクリーンを展開して敵の攻撃への盾にすることも出来る。
全形態で使用する武器だが、中でも精密射撃が可能なタイプテクニックと最も相性が良い。
また、生身でも使用可能で泊エイジはこれを使って未来型プレーンロイミュードと戦っていた。
ちなみに一度のチャージで撃てるのは5発まで……の筈なのだが、劇中では5発以上連続で撃っている場面もままある。
特に『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』のチーターカタツムリ戦では、もはやマシンガン機能が搭載されているとしか思えないような連射をしている。
余談
進ノ介はこのアイテムをC.A.R.システム(日本では通称ジョン・ウィック構え)と呼ばれる銃を斜めに構える技法を用いて使用しているが、おそらくこれはドライブのモチーフの車の英語の「CAR」と掛けた言葉遊びだと思われる。
ちなみに今でこそ有名だが『ドライブ』を放送していた2014年当時としてはまだ日本どころか世界でも名前がほとんど知られていない技法だった。
DX玩具はシグナルバイクを装填すると非常に取りにくい事で有名。
進ノ介が当初予想していた「ハンドル銃」だったが、10年後のスーパー戦隊にてハンドルモードを兼ねる形で登場することになる(ロッドモードにも変形するが)。
関連タグ
炎神戦隊ゴーオンジャー:ロボの必殺技を発動する際、コックピットのハンドルを分離・変形させて「ハンドルブラスター」という装備にするが、その外見が文字通りの「ハンドル銃」である。
主役ライダー武器