概要
第23話にて初登場したシフトカー。「ピットクルー」と呼ばれるタイプフォーミュラ専用のシフトカーの内の一つである。メインカラーはイエロー。
超スピードで動ける代わりに、変身者である進ノ介に凄まじい負担をかけてしまうというタイプフォーミュラの弱点を克服するために、ハーレー博士が残していった「ハーレーパイ」(博士の手作りお菓子)に隠されていた設計図を元に沢神りんなが作り上げた。
上記の経緯を持つため、タイプフォーミュラでしかこのシフトカーを扱うことができない。
また、タイプフォーミュラがトレーラー砲を使用して必殺技を発動する際にも用いられている。
タイプフォーミュラスパーナ
このシフトカーを用いてタイプフォーミュラがタイヤ交換した状態。右腕に黄色のタイヤと「グラスパークロウ」というスパナ型の装置を装着する。ドライブドライバーでの音声は「フォーミュラ・ゼロスリー」。
グラスパークロウは耐久性に優れる鋼製クローであり、タイヤ自体の高速回転を利用してドリルのようにして振るうことも可能。攻撃の際は電気を発生させる。
またクロー基部にはディメンションキャブの技術が応用されており、腕ごと分離しての遠距離攻撃が可能。
劇中での活躍
- 第23話
四件の同時爆破予告を出したシュート・ロイミュードから人々を守るため、フォーミュラの高速移動を駆使し4発中3発のミサイルを破壊するも、疲労から動けなくなってしまった進ノ介をサポートするために他のピットクルーと共に登場した。
ジャッキーF02が作り出したジャッキ状エネルギーで支えられたタイプフォーミュラの装甲を小型スパナで分解、コア・ドライビアをメンテナンスし負担を軽減した。
同話でドライバーを破壊され窮地に陥っていた剛を助けるために駆け付けた進ノ介がジャッキーに続いてタイヤ交換し、高速回転させて振るいダメージを与えている。さらにシュート・ロイミュードを宙に打ち上げ、トレーラー砲でのトドメまでの時間を作るのに活躍した。
- 第24話
より強化されて復活を遂げたシュート・ロイミュードとマッハの戦いに加わりタイヤ交換。高速回転させた状態でタイヤを腕から離し、シュート・ロイミュードにぶつけてダメージを与えている。
- 第25話
同話で登場した、融合進化態第1号であるソード・ロイミュードとの戦闘で使用。
- 第31話
正体を表したフリーズとの戦闘中、フリーズの冷凍攻撃を受けて凍り付く寸前のタイプフォーミュラをサポートするべく、他のピットクルーと共に登場。しかしフリーズの力には敵わず凍らされてしまった。