スペック
全長 | 4.4m |
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馬力 | 2800ps(2059kw) |
最高時速 | 550km/h |
概要
映画『サプライズ・フューチャー』に登場するトライドロンのプロトタイプ。初代ドライブピットに保管されていた。
プロトドライブの敗北を受けて開発されたもので、劇中では進ノ介が運転する。
色はプロトドライブと同じ黒を基調としたものになっており、前面のフロントウイングのようなバンパーが無い、タイヤ交換用のタイヤを射出する左前輪部近くのボンネットが一部無い(直前にネクストライドロンの攻撃で破損した)、トライドロンに存在する後部のタイヤ二つが存在しないという違いがある。
惜しくもネクストライドロンとのカーチェイスの末に破壊されてしまったプロトトライドロンだがそのコックピットのユニットには車輪と動力が搭載されており(ご丁寧にクラクションも鳴る)、単独でも逃げ回るしぶとさを見せつけた。
……しかしその場面の進ノ介は道を外れ芝生に入ってしまったことからいつにも増して情けない悲鳴を上げながら運転をしており、クラクションがやたら甲高いことも相まってギャグっぽい場面になってしまっている。
余談
設計時期の都合からか、残念ながら同じ色同士のプロトドライブによる運転は実現していない。
ちなみに撮影用車両はトライドロンにラッピングを施したもので、映画撮影中はテレビシリーズの撮影にトライドロンが使用できずスケジュール調整に難儀したらしい。
また初期設定ではプロトドライブカラーの某車型タイムマシンを出すつもりだったが没になったという逸話がある(そもそも『サプライズ・フューチャー』自体設定的に某映画のオマージュ要素が強めである)。