「今度は貴様をコピーしてやる……シャキーン!」
「スタート・マイ・エンジン!」
進ノ介「はっ!?(裏声)えっ……?」
ベルトさん「何……!?」
「カチッ!ブルンブルン……変身!ドライブ・タイプ・スピード!」
「チャラ、チャラチャラチャ~♪あ、シャキーン☆」
進ノ介「嘘!?えっ、俺じゃん」
「どうも、私がドライブです」
進ノ介「ウッソ……」
「さあ、ひとっ走り付き合えよ!」
CV/関智一
概要
Type HIGH SPEEDに登場。
スパイダー型ロイミュード027が、コピー能力を使ってドライブ・タイプスピードの姿をコピーした姿であるドライブの偽物。変身の際にはコピーしたシフトブレスとドライブドライバーを用いるが、ベルトさんの音声までは再現できていない為自分で声真似をしながら変身する。
本物との違いは額部分にあるロイミュードの識別ナンバープレートが有るか無いか&ドライブドライバーに表示されている「S」が裏返しになっているという、非常に精巧な姿をしている。その精巧さは、本物が行おうとしているのに割り込めばタイヤ交換すら可能なほど。
また、ドライブが使用する武器もコピーしており、本物と偽物を使い分ける事でオリジナルを翻弄し、外見でシフトカーやマッハを欺き、さらにそっくりな外見で泊進ノ介に心理的圧迫を掛ける事で戦闘を有利に進めていた。
ロイミュード027
「人間は見た目さえそれっぽければ簡単に騙されるからな、俺様のコピー能力でちょちょいのちょいだ!」
スパイダー型ロイミュードの一体で、虹のようなカラフルな首回りが特徴。人間態はサングラスを掛けた黒コートの男性。
人間の姿ではクールな雰囲気を醸し出していたが、その本性はかなりのお調子でロイミュードの姿では何故か甲高い声になっていた。
進化態に覚醒してこそいないが周囲を騙せるほどのコピー能力を持ち、それを用いて偽物の品を大量に製造、売り捌いていた。
唯し、あくまでも再現出来るのは外見だけであり、能力や中身までは完全にコピー出来ない。またコピーされた商品や道具もよく調べたら何処かパチもん臭がするなど全体的に胡散臭い。
作中での活躍
以下、ハイパーバトルビデオのネタバレ注意
ドライブの姿をコピーしてマッハを騙して本物を振り切って逃走した後、そのままの姿で落書きや歩きスマホなど、かなりしょぼい悪行三昧(?)を働いてドライブの信用を貶めるような行動を働く(ちなみに過去にも同じような行為をした怪人が存在する)。
その後、その姿のまま再び児童雑誌『てれびくん』の海賊本・『てびれくん』を大量に売りさばいて一儲けしようと企んでいた所を『タイプハイスピード』の力を手に入れた進ノ介に阻止されたため再戦を挑むが、所詮偽者が本物に敵うはずも無く追い詰められていき、元の姿に戻った所へ『ハイスピードロップ(仮称)』を受け爆死し、コアも破壊された。
余談
声も担当した関氏は特撮シリーズの常連で、027の声だけでなく人間態も彼自ら演じている。
関連項目
偽ライダー ハイパーバトルビデオ てれびくん カマンライパー
ゴルドドライブ→ドライブドライバーをコピーして変身した存在(スペックは雲泥の差)。
アナザードライブ→ドライブ・タイプスピードのロイミュードが変身した紛い物繋がり。
ドロリンゴ→似たようなことをやったやつ。
偽仮面ライダーブレイド→同じくハイパーバトルビデオにて登場。トライアル(トライアルEと全く同じ姿)が変身したブレイドの偽物。
てれびバエくん、ストリウス→同じくてれびくんの亜種を作った怪人(もちろんハイパーバトルビデオでの登場だが、後者は本編の怪人である)。
ロイミュードXXX