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常磐ソウゴ

ときわそうご

常磐ソウゴとは、特撮作品『仮面ライダージオウ』の主人公である。
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「俺には”王様”になりたいっていう夢がある」
「世界を全部良くしたい。みんな幸せでいてほしい。そう思ったら、王様にでもなるしかないじゃないか!」

演:奥野壮

概要

仮面ライダージオウ』の主人公。ジクウドライバーを用いて仮面ライダージオウに変身する。
2000年4月28日生まれの18歳。光ヶ森高校の3年生。

「王様になりたい」という突拍子もない夢を抱きながらも平凡な毎日を送っていたある日、謎めいた男未来からの襲撃者との出会いによって時が動き出す。

彼を助けたツクヨミが語った「未来の自分が最低最悪の魔王になる」という話に困惑するものの、自分の夢である人々の幸せを実現できる王様になるという夢を叶えるために「最高最善の魔王」となることを決意。仮面ライダージオウとして戦っていく。

ジオウとしては、新たな力を手に入れて以降時間の巻き戻しと数秒後の未来予知という破格の能力を持つ。
そして白ウォズが登場した頃から予知夢のようなものを見るようになっており、ソウゴ自身にもコントロールできないとはいえ未来予知の能力に目覚めはじめた。

……と思われていたのだが、ジオウⅡの力を手に入れた頃から実態はそれを遥かに超えてゆき、ついにはソウゴが見た夢が未来として実際に現実になるという未来創造=現実改変能力の一端である事が判明。あまりにも人智を超えたその力はツクヨミから恐れられるようになってゆく。

人物像

夢は「王様になる」こと。
高校の進路相談でも「王様になる」と言い、しかも「王様になるから大学受験はしない」とまで断言している。
「王様は皆を守るのが役目」など良き王でありたいとの思いも強く、真剣に王様になる事を夢見ている。

自らを「王」とする故か10年以上先輩であるにもタメ口で接している。先輩ライダーをさん付けで呼んだのは現時点では21話の城戸さんのみ(22話では城戸真司)。

その夢は支配欲や権力欲からではなく、項目トップの台詞のように「みんなが幸せでいられる良い世界を作りたい」という純粋な思いから来るものなのだが、現代で唱えるにはあまりにぶっ飛んだ夢であり、かつあまりにも痛々しいため、同級生をはじめ周囲からは可哀想なものを見る目で見られ、敬遠されている。

この夢を否定しないのは大叔父で親代わりの常磐順一郎のみ(一応大学受験を勧めようとする等、多少なりとも危機感はある模様。また、「高校生にもなって…」と呟かれていたので呆れられている節もある)。
ツクヨミやゲイツがクジゴジ堂に下宿してくるまでは順一郎と二人暮らしであった。父「宗太郎」と母「奈美恵」(順一郎の甥夫婦もしくは姪夫婦)とは2009年のバス事故で死別している。

彼がこのような夢を目指すようになったのは、彼が幼少期から繰り返し見続けていたとある不思議な夢が関係している。
その夢に現れた複数のダイマジーンが人々を虐殺していく中、それを見ている事しかできない幼いソウゴの前に現れた謎の男から「お前には王となり、世界を破滅から救う使命がある」と告げられた事が、ソウゴが王様になる夢を目指す事になった切っ掛けである。

その為、自分を魔王の道に進ませようと露骨に誘導してくるウォズに対してもあまり悪い感情は抱いていない。
他者の思惑で動かされている事に気付きながらもそれに抗う知恵がなかった五年前の主人公とは異なり、"魔王になれるならいい様に利用されても構わない"と考えている節が態度の節々で見られている。

得意科目は歴史。一方、化学と物理はツクヨミ曰く「絶望的に」苦手。実際ビルドアーマーに変身した際に出た数式もよくわからない式暗記不能理解不能などと書かれ式にもなっていなかったため力の持ち主から「最悪だ」と呆れられていた。数学も卒業がかかった追試で14点を取る壊滅的な出来。
尤も、勉強の方に関してはマジメにやっていないから苦手なだけであり、きちんと勉強をすれば全科目でA判定を貰えるぐらいには頭は良い。

ネーミングセンスも壊滅的であることが分かっており、鎧武アーマーの必殺技は「秘技ミカン斬り!」。これに関しては先輩にも同じような人物が存在する

口癖は「なんか行ける気がする」。この単純な理由だけで行動に移し、それをこなしてしまう程の才能も持ち合わせている。
加えて、苦境に陥った際も笑っていられる程のポジティブな思考の持ち主でもあり、完全にとばっちりで喧嘩に巻き込まれたにも関わらず、人々が仲直りしたと知ると胸を撫で下ろした程である。
友達思いな面もあり、授業をサボった同級生を自ら進んで庇い、自分だけ怒られることになっても一切後悔しなかった。


このように基本的にお人好しな一方で、相手の発言や行動を逆手にとり有無を言わさず都合がいいように動かすなど、頭の回転が速い一面もある。

加えて状況の把握・適応も速い上に冷酷な面もあり、例え味方でも自分に牙をむこうものならば反撃するどころか必殺技を躊躇なくぶっ放す等の容赦のなさも備え、結果の為ならば無情な手段をとって過程を顧みないなど、「若き日の暴君」とも言うべき片鱗を垣間見せる。24話でも、生身のオーラを相手に容赦なくジカンギレードで銃撃を加えている(ただし、オーラは仲間であるウールを傀儡の王に仕立て上げようとした上、ソウゴが時間を戻し無かったことにされたとはいえツクヨミを殺害しかけている)。
このような人格ゆえか、ライダーバトル要素のある平成ライダーでは初の「ライダーバトルに対する躊躇が最初からなかった主人公」でもあり、どちらかといえば騒動に巻き込まれる側だったり犠牲者であったかつての主人公たちとは違った立ち位置にいる人物でもある。

ぶっ飛んだ夢や歪みともいえる側面が敬遠・気味悪がられてか、今まで露骨にいじめられる事はなくとも"友達"と言える人物は一人もいなかった模様。
小さい頃はその代わりに、玩具のロボットを友達にして遊んでいたと語られている。

その覇道

万が一自分がオーマジオウになることが確定的と判断した際には「自分を倒して欲しい」「2人の判断なら信じられる」ツクヨミとゲイツに伝えており、実際第10話で一方的に打ちのめされたゲイツは一人ソウゴの元から離れている。

しかし、第15話で自分の未来の姿と言われるオーマジオウと対面し、彼が行った残酷な行動を聞いたり、50年後の自身の姿(と思われる人物)を見た時には、普段の余裕さはなく激しく動揺し、オーマジオウを倒そうとした際に引き留めたツクヨミを突き飛ばして変身するなどこれまでにない感情的な姿をみせた。

第16話では「魔王になりたくなければベルトを捨てればいい」というオーマジオウの言葉やゲイツの危機という事もあってベルトを破壊し、魔王になることを諦めるも、その後のタイムジャッカーの襲撃とゲイツの発破がけによって再び最高最善の魔王になることを決意し、ジオウへ変身している。


第21話では突如出現しては人を襲うアナザーリュウガへの対応に苦慮する中、襲われた被害者達が今は閉鎖されたOREジャーナルの元フォロワーだという共通点を見出し、元編集長の大久保から話を聞き、かつて熱い記者だったと語られる城戸真司の元へ趣き、部屋中のガラス等の姿が映り込むものに目張りされた部屋の中で倒れる彼を助け出す。

その後、一時クジゴジ堂へ戻り、そこで順一郎がウォズから受け取ったジオウライドウォッチⅡを受け取り、外へ出た矢先に現れた黒ウォズからそれが「本来、オーマの日に使用されるオーマジオウの力」であることを告げられる。
その後、アナザーリュウガへ向けて相打ち覚悟で必殺技を放とうとするゲイツを止め、ジオウライドウォッチⅡを使おうとするも失敗。鏡の世界へ入ろうとするアナザーリュウガを追ってそのまま鏡の中へ移動してしまい、そこで自分自身と出会ってしまう。

続く第22話でジオウに変身したもう一人のソウゴは対抗すべく変身しながらジオウライドウォッチⅡを取り出すも「そういうとこ、お前が聖人君子じゃない証拠だ」「最高最善の魔王なんて、お前には無理なんだよ」と批判され、動揺したままタイムブレークを喰らい、現実世界のクジゴジ堂へ追い出される。

その後も鏡像に映る自分から「ゲイツをダシにしてオーマジオウになろうとしている」「口では綺麗事を言っても、心は真っ黒なんだよ」と否定され、心が揺れ動く。
それでも事態の解決を諦めず、城戸真司へもう一度話を聞きに行き、彼の口からアナザーリュウガ=鏡像の城戸真司が元OREジャーナルのフォロワーを襲う理由が「もっと彼らが応援してくれればOREジャーナルは潰れずにすんだのではないか」という逆恨みから来ている事を知り、そんな情けない自分の一面もまた真実であることを受け止める真司の姿に、ソウゴもまた覚悟を決める。

再度、鏡像の自分と対面したソウゴは「最高最善な面も、最低最悪な面も、どっちも本当の俺」「俺は未来の自分にかけてみたい」と覚悟を語り、それに応えた鏡像のソウゴが黄金のライドウォッチを手渡し、ジオウライドウォッチⅡが完成。鏡像と現実のソウゴもまた一つとなった。
その後、タイムバーストを発動したゲイツがアナザーリュウガと相打ちになった所へ乱入し、ジオウライドウォッチⅡの力を使い時間を巻き戻してゲイツの死をなかった事にする

そして今度こそジオウⅡへと変身し、久々の黒ウォズの祝言を受けつつアナザーリュウガを圧倒。反射攻撃が出来ない程の圧倒的な攻撃力と攻撃の先読みによってアナザーリュウガを撃破し、元の姿へ戻った鏡像の真司へ「城戸真司はあんたを受け入れた。あとはあんたが城戸真司を受け入れる番だ」と語った。

関連人物

2068年からやってきた少女。
自分が未来で魔王となっていることを教えられる。
ジオウを倒すことで未来を変えようとしたゲイツとは違い、ソウゴがオーマジオウになるとは考えられなかった点から比較的関係は良好だったが、ジオウⅡの圧倒的な力と時間を操る能力を目の当たりにし、それが紛れもなくオーマジオウの力の片鱗だと確信したため、23話以降は白ウォズに協力しているが、完全にソウゴを敵と割り切れてもいない。

同じく2068年からやってきたレジスタンスの戦士。
魔王の存在を抹消しようとする彼に襲い掛かられる。
最初はやや苦手に思っていたが、話が進むにつれて彼を振り回すことも少なくなくなっている。
ツクヨミと比べると衝突する事が多いが、逆にその分互いの考えへの理解が深くなっており、「最高最善の魔王」を目指すソウゴを信じている。

大叔父。
苦言を呈してはいないが、やはり王様になると言って憚らないソウゴに思うところはある様子。

謎多き預言者。
ソウゴを敬うような言動は臣下のそれだが……。

2068年の未来を支配する最低最悪の魔王。
未来のソウゴらしいが、実際に未来世界で対面した際には圧倒されており、その影響でベルトを捨てた結果消滅する際も特に慌てておらず、再度ジオウへ変身した事で未来世界に復活した際は全てを予期していたかのような不敵な態度を取っていた。

余談

名前の由来は「時」と「大言壮語」から。(『宇宙船』vol.162より)
当初は仮面ライダーの原作者である石ノ森章太郎氏がかつて住んでいた「トキワ荘」が由来と思われていたが、由来が明かされた同誌にてプロデューサーの白倉伸一郎が否定している。
しかしジオウ補完計画では思いっきりネタにされていたりする。

ソウゴの生年月日は、2000年が平成ライダー初代作の放映開始年、4月28日が平成最後の日曜日(=仮面ライダーシリーズ平成最後の放送予定日)である。「平成ライダーの始まりと終わり」を表していると言ってもよく、平成ライダー20作品記念かつ最終作である本作に相応しい設定と言えるだろう。

設定・役者共に、仮面ライダーシリーズ初の2000年代生まれ主人公。
ソウゴを演じる奥野壮は放送開始時点で18歳と12日であり、単独主演俳優では天空寺タケルを演じた西銘駿の17歳と7ヶ月12日、野上良太郎を演じた佐藤健の17歳と10ヶ月7日に次ぐ若さである(「単独主人公」以外での最年少記録保持者はフィリップを演じた菅田将暉であり、放送開始当時16歳と6ヶ月13日)。

ただし、主人公で2000年代生まれは奥野が初だが、劇場版仮面ライダーウィザードinマジックランドに登場したシイナ/仮面ライダーメイジ役の瀧澤翼劇場版仮面ライダー鎧武サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!に登場したラピス仮面ライダー冠役の田中偉登が2000年代生まれの仮面ライダー役として既に存在している。

天空寺タケルに続き、名字が漢字で名前がカタカナの二人目の主人公。

関連タグ

仮面ライダージオウ ZI-O

火野映司宝生永夢:一見お人好しに見えていざという時には飛びぬけた行動力や一種の狡猾さを見せる先輩ライダー達。

山田竜守/アリエス・ゾディアーツ(仮面ライダーフォーゼ)…平成ライダー第13作目に登場した王様気取りの高校生。但し大勢の為に王様になろうとするソウゴとは違い、こちらは身勝手な支配欲の塊である。

桐生戦兎常磐ソウゴ → ???

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