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「お人好しは誰だよ? 他人を助けてる場合じゃない…」


演:内山眞人


変身する仮面ライダー

仮面ライダーパンチホッパー


概要編集

EP37・EP38に登場。

影山瞬は『仮面ライダーカブト』本編では物語終盤でネイティブとなってしまった絶望から矢車想に懇願し自ら仮面ライダーキックホッパーライダーキックで倒されるが、生死の明確な描写はされなかった。ただし、本作『仮面ライダージオウ』で加賀美新の口から本物の影山は既に死亡している事が遂に明言されており(仮面ライダー図鑑でも『ジオウ』の後に公開された『カブト』本編の影山は「その命を散らした」と説明されている)、本作に登場する影山はワームによる擬態である。

ちなみに原典と異なり、着ているコートは左腕にも袖が付いている他、髪も茶髪になっているのも特徴的。

パンチホッパーの変身能力(というより変身資格?)もオリジナルから受け継いでおり、戦闘時はゼクトバックルホッパーゼクターでパンチホッパーに変身してジオウ仮面ライダーガタックと対決する。なお、こちらでは加賀美が明確に「地獄兄弟」と発言している。

作中での人格はオリジナルとあまり変化がなく、本人も「俺は擬態だが、記憶は生前のままだ」と発言している(もちろん加賀美や常磐ソウゴを嵌める罠だったので真偽は不明)。

『ジオウ』において成り行きや誤解などでソウゴ達と交戦するライダーは数名いたが、いずれもソウゴ達とは協力するライダーがほとんどである中、地獄兄弟は最後まで敵として戦うことになったレジェンドライダーである。その為、レジェンドライダーではあるが、ソウゴ達によって倒されている。


活躍編集

  • EP37『2006:ネクスト・レベル・カブト』

アナザーカブトとなった矢車想と行動を共にしており、自分達の行方を追っている加賀美と敵対している。

しかし、実際はワームの先導役として多くの同胞を内包した巨大隕石を地球に落下させることを目論んでおり、その姿で矢車の力を利用していた。


劇中ではソウゴやウォズと接触し、「怪物になってしまった兄貴を助けたい」と告げ、2人をとある廃工場まで誘う。

これはソウゴ達を密かに尾行していた加賀美を誘い出すための罠であり、加賀美がガタックとなってアナザーカブトと戦う中、自身はパンチホッパーに変身してソウゴに襲い掛かる……が、罠である事は既にソウゴ達には見抜かれており、ウォズギンガファイナリーに動きを封じられる。


ソウゴがジオウ・フォーゼアーマーとなって隕石を破壊しに向かった後はガタックと対峙し、彼を圧倒してみせた。


  • EP38『2019:カブトにえらばれしもの』

前話の戦いで捕縛した加賀美を人質に取り、ソウゴとウォズからフォーゼライドウォッチギンガミライドウォッチを奪うなどして暗躍。しかしタイムジャッカーウールに「地獄もいいけど、地球を滅ぼされたら困る」とウォッチを没収され、ウォッチはスウォルツツクヨミを介してソウゴ達の手元に戻る事に。

その後は大量のワームを乗せた巨大隕石を地球に落とすべく、邪魔者である仮面ライダーゲイツやガタックと対決する。通常形態のゲイツや仮面ライダーウォズとは互角の勝負を繰り広げたが、ゲイツリバイブには剛烈疾風のどちらの形態にも終始圧倒されてしまっている。最後はゲイツリバイブ疾風が繰り出したフィニッシュタイムの一撃に自身のライダーパンチが押し負けて敗北した。


戦いが終わり、巨大隕石が破壊され仲間のワームが全滅した事を嘆く中、同じく敗北しアナザーカブトの力を失った矢車から「もう一度、俺を兄貴って呼んでくれよ」と告げられる。

しかし既にゲイツによって致命傷を負っていた彼は「俺は影山じゃない……お前は俺の、兄貴なんかじゃない……!」と拒絶の言葉を遺し、ワームの姿に戻り消滅していった。


余談編集

この影山に擬態したワーム、姿こそ一般的なサナギ体だったが

  • パンチホッパーを使いこなし、かなりの戦闘経験を積んでいるガタックにサシで勝利する
  • 加賀美を矢車の協力なく人質にし、果たし状を出す(それでいて地獄兄弟らしいキャラ付けは忘れない)
  • フォーゼライドウォッチとギンガミライドウォッチを奪って世界破壊とワーム侵略を企む

などなど、矢車の影で独断の策を練っていることが多い上にオリジナルの影山ではまず成し得ないような成果を出している辺り、ワームらしい特徴が現れている。もしかしたら見かけによらずワームの中でもかなり知能が高い方なのかもしれない。なおオリジナルの影山は『カブト』第28話において「ワームは(擬態した人間の)全てをコピーする。(だからライダー変身者に擬態したワームが)変身できたとしてもおかしくはない」と発言したことがある。

また、今際の際の言葉については、あくまでワームとして矢車を利用していただけに過ぎなかったという説もあれば、本来の影山が死んでもなお彼に縋ろうとする矢車を想って(ザビーの資格を巡って対立していた頃の過去も踏まえて)あえて突き放す言葉を放ったという説もあり、ワームの意志が強かったか本人の言う通り影山の意志がそれを上回っていたかは曖昧となっている。


なお、演じる内山氏は『カブト』放送当時と比べるとほぼ変わらない矢車を演じる徳山秀典氏とは対照的にだいぶ太ってしまっていた為に容姿が激変していたことに驚いたファンも多かったとか。誰が呼んだかアナザー影山

地獄兄弟の弟者

出演情報解禁時に「(オファーを受けてから)1か月半じゃ痩せられませんでした。これもまた地獄か……。」と自虐気味のコメントを残している。

ただし、これは別の出演作の役作りのための肥満体であり、本人の怠惰の結果ではないことを記載しておく。

本人曰く、撮影からは痩せ始めたとのことで、公式発表後の写真等では客演時よりも痩せている姿が確認できる。


関連タグ編集

仮面ライダージオウ

影山瞬 仮面ライダーパンチホッパー

ワーム

矢車想 仮面ライダーキックホッパー アナザーカブト


外部リンク編集

影山瞬(ZI-O/擬態) | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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