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スウォルツ

すうぉるつ

特撮番組『仮面ライダージオウ』に登場するキャラクター。
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「お前に新しい体験をしてもらう。意見は求めん」

演:兼崎健太郎

概要

未来改変を目論む謎の集団タイムジャッカーの一員。
契約形式を取る他のメンバーと違って、有無を言わさずに強制的にアナザーライダーを生み出す冷徹な男。

その力は強大で、同じタイムジャッカーでさえも動きを停止させることが可能。
仲間のウールオーラよりも格上らしく、二人を見下した態度を取っており、時間停止中の通行人のチョコ菓子を奪ってウールに差し出し、「ショコラはいるかい?」とまるで子供を相手にするように頭を撫でて「ガキ扱いすんなよ!」とウールを怒らせていた。

EP07ではソウゴと意見の食い違いから個人行動を始めたゲイツを時間停止した上でビルの屋上から転落死させようとしたり、EP12では同様に時間停止でソウゴから鎧武ライドウォッチを奪ってクラックに投げ捨てるなど、リアリストの側面も持つ。

また、EP07の会話から彼とゲイツはお互いの存在は知っていたが初対面、ウォズとは旧知の間柄という人間関係が明らかになった。タイムジャッカー側からするとゲイツもウォズも厄介な存在である。

そのウォズに対しては、EP12でウォズが助言を与えたり、EP13でタイムジャッカーに手を貸す話をした際も(警戒はしているが)彼の話をすんなりと受け入れている。ウォズが自分たちの計画への脅威度が高いのは変わらないが、完全な敵対関係とは一概に言えない状態である。

EP17では歴史が変わりつつある事を悟り、ウールとオーラに黙って平行世界の2022年に行っていたらしく、そこで手に入れたアナザーシノビウォッチを「お年玉」と称してウールに手渡すなど、彼独自の思惑で動き始めている様子。

「魔王誕生を阻止したい者」「魔王誕生を手助けする者」「魔王に代わる新たな王を擁立する者」の三つ巴の構図は、今後どういう展開を迎えてゆくのであろうか。

EP32では、元々時を操る力はスウォルツのみ持っていたことが判明。ウールやオーラのタイムジャッカーとしての力はスウォルツが分け与えたものである可能性がでてきており、二人とは異なる特殊な存在である可能性が浮上している。(EP42にて海東大樹に時間停止能力を与えたこともこの説に拍車をかけている)
ただ、同様の力をツクヨミや幼少期のソウゴも発揮しており、彼らはスウォルツと接触する前からこの力を持っていたようだが…?
またウォズはスウォルツに対し「時間を操る能力は君にしか与えられてないはず」と発言しており、このことからスウォルツに能力を与えた存在がいる可能性も浮上してきた。

ツクヨミとの関係は不明であったが、EP38の示唆を経て、EP42にて兄妹であることが明言された。
EP27で初対面のような態度をとったのは気づいていなかったための模様。顔を忘れるほど長い間離れ離れになっていたのだろうか。

性格

その性格はタイムジャッカーの中でも一番冷酷で、目的のためなら手段を選ばない。
アナザーライダーを生み出すことを「実験」と称し、ウールやオーラとは違って相手と契約するのではなく「意見は求めん」と強制的にアナザーライダー化させている。

その姿勢は仲間に対しても同じであり、EP23ではアナザーキカイの本体を捕まえて、ウールをアナザーキカイへと変貌させた。そして何の罪悪感もなく白ウォズに向かって、ウールを触媒にすればアナザーキカイの力も安定する事と、アナザーキカイのウォッチを作ることも可能という事を伝え、どちらが先に手に入れるかと挑発し、不敵な笑みを浮かべながら去って行った。

今のところウールもオーラも彼を見限ったりはしていないが、不信感は持たれている。
一方で加古川飛流白ウォズなどの協力者をタイムジャッカー外に(しかもウールやオーラには内緒で)作って意のままにコントロールしている。
ソウゴが時の王者の力に覚醒することすら彼の計画通りであると示唆する場面もあり、相当な策士であることが伺い知れる。
ただし、EP36では仮面ライダーギンガ打倒の為にアナザーキバこと北島祐子に協力を申し出た際、彼女からは拒否された挙句「お前の意見は求めん」と返されてしまった(ウールからも笑われてしまった)。

生み出したアナザーライダー

「力が必要な人間を見つけて突然力を与える」を強制的に行う傾向にある。
ただし今のところ力を要らないというアナザーライダーはいないため人選はかなり巧妙である。
また、自身が契約しているわけではないがウール達にアナザーウォッチを渡すなど、間接的に生み出している時もある。

名称変身者登場話時代目的備考
アナザーフォーゼ佐久間龍一EP052011年消えかけた力を与える(強制)アナザーファイズを上書き
アナザー鎧武アスラEP112013年邪魔者を退ける力を与える(強制)一切の同情の余地がない
アナザーシノビ神蔵蓮太郎EP172019年弱い人たちを守る王になる(強制)ウールにウォッチを託した
アナザーキカイウールEP232121年キカイの力の安定キカイのライドウォッチのため無理やり誕生させた
アナザージオウ加古川飛流EP252019年常磐ソウゴを亡き者にするタイムジャッカーが敵視するはずのジオウの力
アナザーブレイド栗原天音EP292019年世界の破滅白ウォズにウォッチを託した。
アナザーアギト不明EP312019年アギトライドウォッチの入手仮面ライダーアギトではなくアナザーアギトと類似した姿、ウールがアギトRW入手後、手を引いている

※スウォルツが他の人物に与えたアナザーウォッチで生み出されたアナザーライダー。

すべてのはじまり

EP27にて、ソウゴや飛流の両親達が命を落としたバス事故は彼が原因であることが判明。
いちご狩りツアーに参加していたソウゴ達のバスをジャック、バスを制御不能にしたうえで大人達の時を止め、ツクヨミの介入も振り切って子供達を「王となるための試練」として未来のオーマの日へと誘拐。

その目的は2000年生まれの子供たちの中にいる、時の王者の資格を持つ者を見つけ出すためであり、謎の力を発揮した常盤ソウゴに「お前は時の王者になる」と語り何らかの力を与えていた。
そして子供たちをバスに戻すと、炎上・爆破させソウゴと運良く助かった飛流以外の全員を死亡させた。
ツクヨミの事を自身と同様に「時間遡行を行った者」と見抜いており、この時の口ぶりとスウォルツ自身の回想から、ツクヨミが妹とは当時わからなかった模様。

目的

上記の行動はどう見てもオーマジオウを生み出すためであり、タイムジャッカーの目的とは真逆の行動である。

後に世界の破滅を目論む白ウォズにわざわざその手段であるアナザーブレイドウォッチも与えており、「これ以上ジオウにライドウォッチを集めさせるわけにはいかない」とアナザーアギトを生み出したのにも関わらず、ウールがアギトライドウォッチを手に入れると「お手並み拝見」とライドウォッチを取り上げるわけでもなく任せている。
結果、2体のアナザーライダーは撃破されてライドウォッチがジオウの手に渡っており、語られている目的と行動の矛盾が見られる。

これらの点から、過去への干渉によってオーマジオウが誕生する未来を作り出した張本人=劇中で起こる様々な事件・事態を引き起こした諸悪の根源であり、ソウゴにライドウォッチを集めさせるために行動している可能性も出てきている。
ツクヨミに対し「時の王者とお前の力で新たな時代が開く」とも語っているが、その詳細は不明。
また、EP28ではスウォルツと手を組んでいた白ウォズが、ジオウ・ゲイツ・アナザージオウの三つ巴の構図について「誰が勝っても私達の計画に支障はない」という趣旨の発言をしている。

EP41では加古川飛流をたきつけてアナザージオウⅡに変え、その臣下として振る舞い歴史を書き換えた。さらにEP42ではアナザージオウⅡウォッチを狙ってきた仮面ライダーディエンドを一蹴し、時間停止能力を与える見返りにグランドジオウライドウォッチを奪って来るよう指示するなど、ソウゴの排除に乗り出したとも取れる挙動を見せている。

その秘めたる邪悪な野心

そして、EP43にて、ついにその本性と野望が明らかとなる。

彼の本性とは、自らの野望を叶える為なら如何なる者をも踏み躙る卑劣なる暴君

彼にとって他の人間は全て自らの野望を叶える為の道具という程度のものでしかなく、後述するようにその冷酷さは、自身の野望を叶える為の障害になるのならたとえ実の妹であってもまったく躊躇わず排除し、いざ役目が済んだのなら同じ仲間でも容赦なく切り捨てるほど(もっとも本人的には仲間はおろか肉親ですら最初から使い捨ての道具くらいにしか考えていないと思われる)。

その野望とは、自らが全てを統べる「王」になる事

彼とツクヨミは違う時間軸に存在する世界にある王家の一族の血筋であり、一族の中でも特に力の強い自身こそが王たるものにふさわしいと豪語していた………が、実際に王に選ばれたのはなんと自身ではなく妹のツクヨミ。その事実に到底納得できなかったスウォルツはなんと王位を得るためだけに、実の妹であるツクヨミの記憶を奪い別の時間軸の世界へと追放するという暴挙に出たのである。
ちなみにツクヨミが実の妹だと気付かなかったのは、本人は妹を追放した後、彼女が既に死亡したものと思っていたためらしい(EP38の描写、およびEP27にて妹と認識できていなかったことを考慮すると、時系列としては2058年以降の比較的早い時期の出来事と思われる)。
そして、「時を操る力」はその王家の一族にのみ与えられた能力であった事も判明した。成長した妹の顔を知らないスウォルツがツクヨミを肉親と認識できたのはこのためである。

スウォルツは自身の野望を進める為にウールとオーラにその力を分け与えており、タイムジャッカー共通の目的であった「オーマジオウに代わる新たな王の擁立」は彼らを動かす為の単なる建前でしかなかったのである(もっとも、「自分という新しい王を擁立する」と考えていたと捉えるならば単なる建前とも言いにくいが)。

本性を現した後は、大樹にタイムジャッカーの力を与えた事を不審がったオーラから力を強奪し、用済みと見なすとウールとオーラを始末する為に大樹やアナザーライダーを仕向けた。
そして、絶好の機会だと、自身の力を強化する為にツクヨミの力を奪い取った挙句始末することをも試み、介入して来たウォズによって二人には逃げられたものの、「王家の力」を手中に収め自身を強化する。

その後、アナザージオウⅡとジオウ達の決戦の際、ディケイドとディエンドとの戦いの場でディエンドが時間停止を使いディケイドが動けない隙を突いて力を奪い取り、アナザーディケイドウォッチを生成する事に成功。

元の時間に戻り、海東に報酬としてアナザージオウⅡライドウォッチを「くれてやろう」と譲り渡し、大方の目的を果たした自身は飛流を用済みとして切り捨てる。一見持ち上げているように見えて、最初からスウォルツにとって飛流はツクヨミとディケイドの力を奪うまでジオウを引きつける捨て駒でしか無かった。

「お前の役目はもう終わりだ。お前には王たる資格など…ない。ひとときの夢を見られただけでもありがたいと思え。」

そして自身を呼び止めるツクヨミに対して「また会おう。ディケイドの力はもらった」と告げその場から立ち去る。
その後、誰もいないビルの屋上でアナザーディケイドウォッチを手に勝ち誇った顔で怪しげな笑みを浮かべる。

「さぁ…始めよう」

世界の破壊者の力を手に入れた者の、邪悪な野望が動き始めようとしていた…。

余談

演じる兼崎氏は主に舞台で活躍しており、EP11〜12で出演した葛葉紘汰役の佐野岳氏とは旧知の仲であり、アスラ/アナザー鎧武役の友常勇気氏は事務所の後輩である事を公式キャストブログに書いている。

有料公式サイト「東映特撮ファンクラブ」内のコンテンツ「仮面ライダージオウ 補完計画」のEP12.5「インタビュー・ウィズ・未来人」でも兼崎氏はスウォルツ役で登場……なのだが、いきなり顔芸をしたり変な声で喋ったりと本編の冷酷さはゼロで、全く違うキャラクターになっており、ジオウの東映公式サイトでも「スウォルツというより兼崎さん」と言われる始末である。

テレビ朝日公式のキャストコメンタリー動画でも役と違い、素の兼崎健太郎としてコミカルな面を見せている。
上記の補完計画といい、スウォルツという役から兼崎氏を知った人は素を見て大体驚いている。

関連タグ

仮面ライダージオウ タイムジャッカー アナザーライダー
ウール(仮面ライダージオウ) オーラ(仮面ライダージオウ)
黒幕

神崎士郎アデル:ライダーシリーズで黒幕・敵首領の立場にいる主人公側の兄繋がり。

花形オルフェノクの王に覚醒する可能性のある存在として、九死に一生を得た孤児達を集めるという似たような行動をしていた過去作の登場人物。ただし、こちらは短命であるオルフェノクの宿命を克服する事を目的とした行動であり、集めた孤児達には深い愛情を注ぎ彼らからも慕われる関係であった。

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