アーマータイム!
ジオウ「何これ? え? え? うわ~! 取れない!」
ウォズ「祝え! 全ライダーの力を受け継ぎ……
「ウォズ助けてよ! あ、戻った」
……時空を越え……
「開いたぁ~!」
……過去と未来をしろしめす時の王者! その名も仮面ライダージオウ 鎧武アーマー!
ソイヤッ!
ガ・イ・ム~!
また一つ、ライダーの力を継承した瞬間である!」
ジオウ「花道で、オンパレードだぁ~!!」
概要
ジクウドライバーの左側に鎧武ライドウォッチを装填したアーマータイムで召喚される。
その名の通り仮面ライダー鎧武 オレンジアームズの能力を持つ。
第11話冒頭で何故かジオウが変身しているが……?
容姿
姿は鎧武 オレンジアームズを模しており、複眼にはカタカナで「ガイム」と描かれている。
両肩はオレンジロックシードを、胸部の装甲は鎧武の仮面を模した形状になっており、背面のサブアームや両足装甲にもオレンジの要素が組み込まれたデザインになっている。上半身のアーマーと腰部のアーマーを繋ぐチューブ上のパーツや背面から伸びるパーツがあるなど、同じくオレンジをモチーフとするカチドキアームズの要素も加わっている。
装着前のアーマーは『鎧武/ガイム』におけるレジェンドライダーアームズと同様に鎧武の頭部を模しており、頭に被ったアーマーが変形・展開され全身に装着される。
『鎧武/ガイム』では主に上半身の装備であったが、こちらは脚部装備や背中のサブアームまで一体となっているためより大型となっており、初変身時に展開前のアーマーを頭に被ったジオウは重さを支え切れず倒れ込んでしまった。
その後のウォズの祝辞もアーマー変形プロセスの最中に行われたため、(記事冒頭部のように)起きようともがくジオウに2回ほど台詞を遮られてしまっている。
尚、自主的なアーマー解除の際はアーマーがそのまま消滅するのではなく、アーマー装着時のシークエンスを逆順に辿るように格納した後、空中へ消えていく。
スペック
パンチ力 | 10.6t |
---|---|
キック力 | 25.1t |
ジャンプ力 | 29.2m(ひと跳び) |
走力 | 5.4秒(100m) |
能力
大橙丸に類似した武器「大橙丸Z」での二刀流戦法を得意としている。
背中のサブアーム及び脚部側面にも大橙丸Zを装着しており、足技と同時に斬撃を繰り出すこともでき最大で六刀流を操る。
また、第12話では子供が古いペイントソフトで書いたような歪んだオレンジ型エネルギー弾を大量に生成し、敵に向かって一斉に投下する能力も披露している。
ソウゴはこのエネルギー弾を「ミカン弾」と呼び、「秘技ミカン斬り」と称する剣戟も放っているなど、どうもオレンジではなくミカンという認識のようだ……。
また、戦闘以外にも自在にクラックを操り、異空間とを自在に行き来する能力を持つ。
彼女の様にクラックを連続使用したショートワープ戦法が出来るかは不明。
必殺技
ジオウ
- スカッシュタイムブレーク
すれ違い様に敵を大橙丸Zで切り裂き、子供の絵の如く歪んだオレンジ型のエネルギーに敵を包み爆散させる。
鎧武・オレンジアームズの必殺技「ナギナタ無双スライサー」に類似しているが、オレンジが敵を包むのが爆発の直前という点が異なる。
第12話では「細切れにしてやるぜ!」と言いながら輪切りで切り裂いており、ツクヨミからも突っ込まれている。
ちなみに本家でも「輪切りにしてやるぜ!」と言っておきながら乱切りで敵を切り裂いた事があった。
『ガンバライジング』では衝撃波を二発飛ばして相手を怯ませ、空高く飛びあがり、敵を×の字に切り裂く技となっている。
鎧武ライドウォッチ
ロックシードの力で戦うフルーツ鎧武者ライダーは…鎧武だ!
仮面ライダー鎧武 オレンジアームズの能力を持つライドウォッチ。
第11話の冒頭で既にソウゴが所持していたが……。
その真相は第11話終盤にて明かされた。アナザー鎧武と戦うソウゴの前に、鎧武ライドウォッチを所持する3日後の未来から来たもう一人のソウゴが姿を現したのだ。
第11話冒頭のソウゴは3日後のソウゴであり、なんとか存在を保っていた始まりの男の介入により時を遡っていたのだった。
第12話では3日後のソウゴからの情報により、現代のソウゴも葛葉紘汰からコダマスイカアームズと一緒に鎧武ライドウォッチを譲渡された。
しかし、この「未来からの干渉」がウォズの怒りを買う事になり、彼の手を借りたスウォルツによってライドウォッチがヘルヘイムの森に投げ込まれてしまう。
しかしこれはソウゴ(達)の作戦であり、ライドウォッチはヘルヘイムにいたゲイツに届けられ、最終的に自力でヘルヘイムから脱出したゲイツにより再びソウゴの下に届けられた。
バロンライドウォッチ
バナナの鎧を着た槍使いのライダーは…バロンだ!
カモンッ!バロン!
仮面ライダーバロン バナナアームズの能力を秘めたライドウォッチ。
アーマータイム使用時の必殺技冠詞は「バナナ」。元ネタは「バナナスカッシュ」など。
『ゲイツ、マジェスティ』でゲイツマジェスティの力を構成するライドウォッチの1つとして登場。
余談
「初変身」の場面が2回あるため、ウォズに2回祝福されている。
ジオウは変身後、概要前最後の台詞と共に何故か歌舞伎のように見得を切っている(第12話ではご丁寧に桜吹雪まで舞っている)。
ライダーが違う気もするが、一応原典にも本物の歌舞伎役者が演じたライダーが存在する為、繋がりがない訳ではない。
ちなみに、「花道」という言葉は「晴れ舞台」という意味の他に「歌舞伎の舞台設備のうち、客席側にせり出した部分」という、歌舞伎用語としての意味も持つ。そのため、こちらを採用した結果ジオウが見得を切った、という可能性はある。
ちなみに「花道」はオレンジアームズ、「オンパレード」は平成ライダーロックシードにおける鎧武アームズの口上にあるフレーズである。もしくは、オレンジアームズ変身時の「花道!オン・ステージ」のアレンジと思われる。
原典での口上「ここからは俺のステージだ!」とはもはや別物だが、原典からのフレーズを使いどこか鎧武っぽさがある台詞となっている。
関連項目
鎧武レジェンドライダーフォーム
鎧武フォーム → 鎧武アーマー → オンステージング鎧武※
※どの媒体においても変身していない