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アナザー鎧武

あなざーがいむ

特撮番組『仮面ライダージオウ』に登場するアナザーライダーの一人。
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「5年だ…俺は5年をかけて頂点に立った! 誰にも邪魔はさせない!!」

演 / 声:友常勇気

データ

身長:203.0㎝
体重:105.0㎏
特色/力:亜空間への干渉/大剣

概要

仮面ライダージオウ』第11話「ジオウ・オン・パレード2018」から登場するアナザーライダーの一体。
2013年にスウォルツによって生み出され、チームバロンを追放された青年・アスラが変身する。
モデルは仮面ライダー鎧武オレンジアームズ

亜空間に干渉する事でクラックを開いてヘルヘイムの森に対象を転送する能力を持っており、その力で5年もの間に次々と邪魔者をヘルヘイムの森へ転送して排除、チームバロンのリーダーへとのし上がった。この件はメンバーの連続行方不明事件として雑誌にも取り上げられている。生成するクラックは鎧武本編で登場したものと比べ、ジッパーの部分が少し錆びついた外観をしている。
また、初級インベスに似た怪人(テレビ朝日公式サイトの表記)を生み出す事も可能で、第12話ではクラックを開く事で現実世界に召喚している。

彼が生まれた事で鎧武の変身は解除されたものの、鎧武(葛葉紘汰)と戦っていた初級インベスは消滅しなかった(そもそもヘルヘイム自体が地球由来ではない為だろうか)。

容姿

全体的に仮面ライダー鎧武を怪物化させたようなイメージで、鎧が腐り落ちつつも、多少は本家より鎧武者に近い外見をしている。鎧は木の皮、ありていに言えば枯れ木に近くなったと言うべきか(事実両肩から枯れ枝が生えている)。アンダースーツは既存のアーマードライダーとは異なり、脚絆や着物としてデザインされているのでより和風っぽさが出ている。

鍬形は額に装着されず刀が頭に突き刺さったかのような形状となっており、そこから血が流れているかのようなモールドが刻まれ、月代のような頭頂部や後頭部から生えた長髪も相まって落ち武者を意識したと思わしきデザインになっている。
「フルーツ鎧武者」である鎧武の「落剝した未来」ということで「腐った果実に枯れ枝、落ち武者」と選ばれたのだとしたら何とも皮肉な姿と言えよう。また、鉢金(額当て)は初級インベスに似た形状になっており、金ピカの初級インべスという要素から黄金の果実を手にし、オーバーロードとなった葛葉紘汰を表した飾りとも解釈できる。

アナザーライダー特有の瞳も存在し、怒りの形相を浮かべて居るようにも見える他、右肩の鎧にはGAIMの文字が、左肩の鎧には2013の年号が刻まれている。
オリジナルの戦極ドライバーに当たるベルト部分は錠前とナイフが合体したかのような外見をしており、中央に描かれた8の字は無限大を示す∞=ウロボロス)を表しているものと推測される。よく見てみると、ロックシードが展開した構図を模している事がわかる。
また、ベルト部分がサラシになっていたり、カッティングブレードが上向きになっている事から切腹を表しているとも言われており、8の字が手錠のように見える事から打ち首を意識した構図のようにも見える。

本家が武器での戦闘をメインにしていたためか、アナザーライダーで初めて手持ち武器である巨大な大橙丸に似た大太刀を装備している。その太刀を軽々と振るうその姿は、フェムシンムの王を彷彿とさせる。

また、全体的な外見は鎧武というより、仮面ライダー黒影に似ていると言う声も。
ちなみに黒影の変身者ヘルヘイムの果実を食べてインベス化しており、別の可能性として鎧武に変身している人物物語の主人公も黒影の変身者が怪人化した姿と同じ特徴を持ったインベスに変化しており、そういった背景もあって黒影に似た姿になっているのかもしれない。
また、始まりの男の鎧もマツボックリアームズにそっくりである。

誕生による改変

  • ヘルヘイムの森による地球侵食が発生していない。
  • 黄金の果実を巡るライダーバトルも発生しない。
  • 葛葉紘汰がフルーツパーラー「ドルーパーズ」で働いている。
  • 駆紋戒斗が2018年まで生存している。


活躍

  • 第11話

物語の序盤、2013年の時代でソウゴが変身したジオウと戦っていたが、何故か既に持っていた鎧武ライドウォッチを使ってジオウが鎧武アーマーを装備。
そのまま突っ込もうとするもジオウ・鎧武アーマーのスカッシュタイムブレークを受けて撃破されたが、始まりの男の介入で倒されずに済み、状況に首を傾げつつその場を逃走した。

2018年、チームバロンのダンスショーの収録の前にメンバーの1人に呼び出され、「あなたが化け物になるのを見た。メンバーの連続失踪事件に関わっているのでは」と問われるが、「だったらどうだっていうんだよ!」とキレたアスラはアナザー鎧武に変身し、クラックを発生させてそのメンバーをヘルヘイムの森へと送り込む。
その苛立ちの勢いで見境無くメンバーやスタッフに襲いかかろうとするも、それを止めようとゲイツが駆け付け、それを追うようにしてチームバロンの失踪事件の現場にゲイツはいると睨んだソウゴとツクヨミもその場へ現れる。
これで不利を悟ったか、ゲイツの頭上へクラックを生成してヘルヘイムの森へと追放し、その場を去った。

怪我をしたスタッフをソウゴが病院に連れて行った間、ツクヨミは何故かソウゴがアナザー鎧武の名前を知っていた事、現時点では持っているはずのない鎧武ライドウォッチを持っていた事に疑問を覚えつつクジゴジ堂に戻る。ところが先に戻っていたソウゴは、「病院には行っていないし、ゲイツを探していた」と発言し、先ほどの出来事と辻褄が合わない。
するとソウゴの服の色が違う事に気づいたツクヨミは確信を得る為、白色の服のソウゴを連れ、チームバロンの収録現場へ。

その頃アスラは、チームバロンのメンバーと共にダンスを披露し、観衆の歓声を浴びていたが、ツクヨミに強引に押されたソウゴに挑発され、「邪魔者は排除する」とアナザー鎧武に変身してジオウと交戦。
軽々と振るう太刀から繰り出される剣術でオーズアーマーを装備したジオウを追い詰めていき、エネルギーを送り込んで撃破しようとするも何者かの攻撃を受けて吹き飛ばされ、その先を見ると、何とそこには3日後の未来から来たソウゴが変身したもう1人のジオウが立っていた。

ジオウ・オーズアーマーは驚いてたが特に気にせずもう1人のジオウと協力して倒す事にし、アナザー鎧武も対抗するも2人のジオウのコンビネーションに徐々に自身が追い詰められてしまい、オレンジ色のエネルギー弾を発射して対抗。
ジオウ・オーズアーマーは物ともせずに向かっていくも、もう1人のジオウが咄嗟にジオウ・オーズアーマーを止めてしまいそのままエネルギー弾が直撃。その隙に逃走した。

  • 第12話
ジオウ達との戦いから逃走した後、「周囲に自分が怪物だとバレてしまい、全て台無しだ」とスウォルツに詰め寄るが、逆にスウォルツからは「志が低い。これは始まりだ。お前は全てを手中に収める王となる、そうすればお前はまごう事なきスターとなるだろう」と告げられ、何も言わずに立ち去る。

その後、ソウゴ達がいるドルーパーズを訪れ、この5年間を台無しにされた怒りからアナザー鎧武に変身してソウゴを襲撃。初級インベス達を召喚してジオウと戦い、葛葉紘汰から渡された鎧武ライドウォッチをジオウが使おうとした直後、そこに現れたスウォルツが時間を停止して鎧武ライドウォッチを強奪。アナザー鎧武が開いたクラックに鎧武ライドウォッチを放り込み、コダマスイカアームズもそれを追ってヘルヘイムの森に飛び込んでしまう。

その後、1人ダンスの練習をしていたところに現代のソウゴが現れ、鎧武ライドウォッチを失ったジオウに自分を倒す事はできないと思い込んでいた彼はアナザー鎧武となり、再びジオウと対決する。
しかし、鎧武ライドウォッチが奪われた一件は3日後のソウゴが考えた作戦だった。鎧武ライドウォッチはヘルヘイムの森を彷徨っていたゲイツが回収しており、現実世界に帰還した彼はジオウに鎧武ライドウォッチを投げ渡し、現代のジオウが鎧武アーマーに変身する。
一方、2013年の時代に飛んでいた3日後のソウゴもツクヨミの連絡を受け、ジオウ・鎧武アーマーに変身してアナザー鎧武と対決。
2つの時代で2人のジオウ・鎧武アーマーと同時に戦い、最終的に必殺技・スカッシュタイムブレークを喰らい同時に撃破される事となった。

ジオウに敗れた後、ヘルヘイムの森に送られていたチームバロンのメンバー達は無事に現実世界へと生還。その一方でアスラは今更のように、帰還した戒斗にすがるような表情で呼びかけるが、「自分の力で頂点を掴み取る覚悟がない奴に、居場所なんてない」と一言の元に切り捨てられ、がっくりとその場に崩れ落ちるのだった。

余談

変身者のアスラの元ネタになった人物は鎧武外伝に登場する仮面ライダーブラックバロンことシュラと思われる。名前のアスラ自体、修羅の別名であり、チームバロンを追放されたという点でも共通している。
また、シュラはその自分の弱さ故に駆紋戒斗にチームを追放された過去があり、戒斗に強さを認められた葛葉紘汰とは対照的な人物である。

アスラの人物像や、チームを追放された経緯については描写されていないが、その追放時に誰も味方する者がいなかったこと、しらを切ったり言いくるめるような手段もあるはずなのに、正体を詰問されるとキレて、メンバーをヘルヘイムに放り込んだり、観客の面前でも構わずにアナザー鎧武に変身すること、そうして自ら正体を暴露しておきながら「俺の5年が無駄になった、どうしてくれる」とスウォルツやソウゴに責任転嫁するなど、人望が薄く身勝手で、後先考えない性格であることが伺える。

総合すればシュラ同様に弱さゆえに力を渇望して最後は全てを失った男であり、本エピソードにおけるゲイツの合わせ鏡のような存在である。
迷いながらも、ソウゴの信頼と戒斗の叱咤によって運命を切り開いたゲイツが、原典における紘汰ならば、他人を信用せず、己一人のための分不相応な力を求めて破滅したアスラは、初瀬亮二シドなのかもしれない。

関連タグ

仮面ライダージオウ 仮面ライダー鎧武 アナザーライダー
ロード・バロン:恐らく元ネタの一つ。バロンが怪人化したような外見をしているが、アナザー鎧武と比べるとあまりバロンには似ていない。
仮面ライダーブラックバロン:こちらはアナザーバロンと言える

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