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概要編集

魔化魍の幼体時は音撃戦士たちから護り育てる役割を持つ童子と姫の戦闘形態。

人間体の情報や登場話数については童子と姫を参照していただきたい。

名前の由来はそのまんま「妖怪」より。


なお、pixivでは関連イラストが歴代怪人の中でもかなり少ない傾向にある。


特徴編集

その姿は完全に怪物然とした姿をしており、魔化魍と違って単一の動物がモチーフとなっているらしく、能力も育てている魔化魍と同じようなものを持つ個体が多い他、変身前とモチーフが変わっている個体もいるものの、基本的に魔化魍と同じモチーフという点は徹底されている。

例外として育てている魔化魍同様に二種の生物モチーフとなっているケースもある(例:アミキリの怪童子と妖姫)。

また、育てている魔化魍と同じように環境によっては多少色が異なっているという特徴を持っている他、初期のショッカー怪人よろしく、覗き穴からスーツアクターの目が見えている個体も確認できる。


魔化魍と違って清めの音以外の攻撃でも倒す事ができるが、清めの音による攻撃も有効(事実、乱れ童子は「音撃打・爆裂強打の型」に敗れている)。

戦闘力はピンキリで音撃武器や鬼たちの様々な闘法(鬼闘術・鬼爪や鬼幻術・鬼火など)であっさり死ぬ者や「鬼棒術 烈火弾」を食らっても完全に仕留め切れなかった大月のオトロシの怪童子のように恐るべきタフネスを見せる個体や「鬼棒術・烈火剣」を飄々と躱したドロタボウの怪童子のような油断ならない個体も存在する。


なお、後には洋館の男女が魔化魍の強化策の実験の過程において、(おそらく)過去の文献より再発見された強化方法で生み出された強化個体である武者童子と鎧姫、さらには力の制御が出来ずに暴走した(洋館の男女にとっては)失敗作、“乱れ童子”なる個体などが出現している。


一覧編集

(※)スペック表のうち、左側が童子、右側が姫のものです。

名称モチーフ身の丈目方
ツチグモの怪童子と妖姫蜘蛛六尺六寸(約2m)/五尺六寸(約1.7m)四十貫(約150kg)/三十貫(約140kg)
ヤマビコの怪童子と妖姫ニホンザル六尺六寸(約2m)/五尺六寸(約1.7m)四十貫(約150kg)/三十二貫(約140kg)
バケガニの怪童子と妖姫六尺九寸(約2.9m)/五尺六寸(約1.7m)四十一貫(約154kg)/三十六貫(約135kg)
イッタンモメンの怪童子と妖姫エイ六尺六寸(約2m)/五尺六寸(約1.7m)二十六貫(約17.5kg)/二十一貫(約79kg)
オオアリの怪童子と妖姫シロアリ六尺六寸(約2m)/五尺六寸(約1.7m)四十貫(約150kg)/二十一貫(約79kg)
オトロシの怪童子と妖姫サイ六尺六寸(約2m)/五尺六寸(約1.7m)四十八貫(約180kg)/四十三貫(約161kg)
ヌリカベの怪童子と妖姫樹木六尺九寸(約2.9m)/六尺(約1.82m)四十一貫(約154kg)/三十四貫(約127.5kg)
ウブメの怪童子と妖姫カラス六尺六寸(約2m)/五尺六寸(約1.7m)二十四貫(約90kg)/二十貫(約75kg)
ヤマアラシの怪童子と妖姫ヤマアラシ六尺九寸(約2.9m)/六尺(約1.82m)四十一貫(約154kg)/三十四貫(約127.5kg)
オオナマズの怪童子と妖姫ナマズ六尺九寸(約2.9m)/六尺(約1.82m)四十三貫(約161kg)/四十貫(約150kg)
アミキリの怪童子と妖姫エビ+トンボ六尺九寸(約2.9m)/六尺(約1.82m)四十二貫(約157.5kg)/三十七貫(約138.75kg)
ドロタボウの怪童子と妖姫六尺九寸(約2.9m)/六尺(約1.82m)四十一貫(約154kg)/三十四貫(約127.5kg)

※1 バケネコの童子と姫は戦闘形態にならずに倒されているので割愛。

※2 オロチの童子と姫にはそもそも怪人態が存在しないので省略。


武者童子と鎧姫編集

洋館の男女が開発した“謎のイガイガ”(小説によれば自然界に充満している邪気を陰陽術で封じ込め、凝縮したのような物らしい)を直接童子と姫に与えて生み出された強化個体。響鬼のようなベテランの鬼ですら苦戦する強さを持つ。


当初は体に馴染むまでのタイムラグがあり、時間制限や拒絶反応、あるいは体が耐え切らずに暴走してしまう個体が続出していたが、後に直接クグツに“謎のイガイガ”を与える事により上記の問題を克服した完成型であるヨロイツチグモの武者童子と鎧姫が登場する(とはいえ実験の一環だったのか一回ぽっきりしか出現しなかったが…)。


一覧編集

名称身の丈目方
ヌリカベの武者童子と鎧姫通常時と同じ通常時と同じ
ウブメの武者童子不明不明
ヨロイツチグモの武者童子と鎧姫六尺九寸(約2.9m)/六尺(約1.82m)四十一貫(約154kg)/三十五貫(約140kg)

乱れ童子編集

前回の実験のデータから改良されたと思わしき“謎のイガイガ”を与えられたウブメの怪童子が武者童子に変態した直後にその力に耐え切れずに突然変異を引き起こし暴走した存在。

身の丈は六尺九寸(約2.9m)、目方は四十一貫(約154kg)。


他の魔化魍や同胞たちに襲いかかって共食いする失敗作である為、洋館の男女の判断により早々に処分される事になったのだが、戦闘力が飛躍的に上がっていた為に手に負えずに結局は響鬼威吹鬼の手を借りて処分される事になった。


なお、この実験の失敗以後は洋館の男女は慎重になったらしく、暫くの間は武者童子と鎧姫が出現することは無くなった。


関連項目編集

童子と姫 魔化魍

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童子と姫 どうじとひめ

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