「お手を煩わせましたが」
「われら、生誕いたしました」
「屍となったバケガニ達の甲斐があったこと」
「お見せできればと思います」
「相当嫌いか?」
「これで終わるのが」
「相当痛いぞ」
概要
『仮面ライダー響鬼』二十之巻「清める音」に登場する、魔化魍アミキリを育てる童子と姫の怪人態。
その実態は恐らくバケガニの怪童子と妖姫の変異種で、それを裏付けるかのようにエビをモチーフとしている。
指を伸ばして獲物となる人間を串刺しにしてそのまま放り投げ、海中で待ち構えているアミキリに餌として与えている。
戦闘の際は背中の羽で自在に空中を飛び回り、怪童子は左腕の、党姫は右腕のエビの髭を模した鋭利な爪を使って敵を攻撃する。
大洗において轟鬼と交戦し、飛行能力で轟鬼するなど苦しめるが、最後は投擲された『音撃弦 烈雷』に体を刺し貫かれて妖姫が斃され、落下して来た『音撃弦 烈雷』がそのまま突き刺さり怪童子も絶命した。