概要
映画『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』に登場する、戦国時代最強の魔化魍オロチを育てる存在。
鬼火の様な姿を取って移動することが出来るほか、火炎を自在に操る能力を持つ。
それぞれが顔を半分だけ欠けているような仮面で覆い、派手な和服を着た、どちらかというとTV本編に登場するスーパー童子とスーパー姫の戦国武者バージョンといったような姿をしている。
なお、これは文献を読んでいる明日夢のイメージが反映されているもので、もしかすると違う姿をしていたかもしれない。
高い知能を持ち、その巨体故に動けばおのずと目立ってしまう為に餌を喰らうとき以外は動けないオロチに代わって近くの村に赴き、生贄を差し出すように要求する役目や他の組織に所属する魔化魍たちとのパイプ役など血狂魔党の運営を首領のオロチに代わって担う実質的な首領代行でもある血狂魔党の大幹部である。
オロチの怪童子(仮面態)
オロチの童子の戦闘形態。
現代の童子と異なり怪人の姿に変わるのではなく、赤い仮面が顔全体を覆うという仕様ではあるが、童子形態の時よりも大幅に力が増強されているものと思われる。
人間形態で使っていた能力のほか、常に携帯している剣を用いて敵に襲いかかる。
最終決戦時において魔化魍忍軍を率いて鬼たちを迎え討つも、最後は轟鬼によって倒された。
オロチの妖姫(仮面態)
オロチの姫の怪人態。
とは言っても相方の童子と同じく、現代に出現する童子と姫とは違ってつけている仮面が顔を覆う形状へと変化するだけだが、おそらく通常時よりも格段にパワーアップしていると推測される。
姫としての姿の時に使っている能力のほか、2本のサイを武器としている。
最終決戦において部下である大多数の魔化魍忍軍を率い、村を救うために集結した鬼たちを迎え撃ち、凍鬼と戦うが力及ばず呆気なく斃されてしまった。