概要
- 身の丈:6尺7寸(約2.03m)
- 目方:47.467貫(約178kg)
伝承では“鎧武者の化け物”として伝わる血狂魔党の一員である。赤い鎧を着た武者のような姿をした等身大魔化魍(ヒトツミ同様に、発生起源は謎に包まれている)。
知能はそれなりに高いようだが、劇中では一切の言葉を発していない。
口から高温の火炎を吐き出し、両腕の刃や棘の付いた“豪炎魔剣”と呼ばれる巨大な刀を武器としており、霞の様な姿に化けて移動する能力を持つ。
また、その力は鬼たちに匹敵するとされている。
戦国時代においてとある村を襲撃していた所を用心棒として雇われていた仮面ライダー歌舞鬼によって撃退されたかに見えたが実際にはそれらは全て演技であり、全ては歌舞鬼が血狂魔党と戦おうとしている他の鬼たちから信用を得るための芝居であった。
その後、血狂魔党と対決しようと結集した鬼たちの1人である仮面ライダー響鬼を始末する為に歌舞鬼に呼ばれて共に襲撃するが、最後は口から火炎を吐き出そうと大きく口を開けた所へ至近距離から「鬼幻術 鬼火」を浴びせられて顔の上半分を吹き飛ばされ爆散、消滅する。
歴とした魔化魍であるにも拘わらず清めの音無しで倒せた理由は不明(本作ではバケガニが武器を突き立てられた程度で爆散するなど、若干設定の齟齬がある)。
余談
スーツは鬼の鎧に改造されており、本作以降の客演作品は存在しない。
モチーフとなった妖怪はなく本作オリジナルの妖怪。強いていうならば落ち武者の亡霊あたりがモチーフ?
のちに『レンジャーズストライク』でもカード化された。
関連項目