「子供には…手を出すな…!」
CV:松尾敏伸
スーツアクター:矢部敬三
変身者
・カブキ
概要
『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』に登場する江戸出身の関東代表の鬼。変身者はカブキ。
外見
両肩に金色の顔のようなアーマーが装着されており、右側から赤く長い角が生えている。対して左側の角は赤くなく短い。同様にマスクも右側の角が短く、左側の角が赤く長い配置となっている。
額の鬼面は他の戦国時代の鬼戦士とは異なり、鬼型ではあるが、響鬼たちのように銀色の角は伸びていない。
また戦国時代のみに登場する鬼では唯一動物がモデルになっていない。また、胸部が肋骨のような形状になっている事も特徴。
スペック
身の丈 | 七尺五寸(約225cm) |
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目方 | 四十四貫(約165kg) |
パンチ力 | 30t |
キック力 | 50t |
ジャンプ力 | 80m(ひと跳び) |
(※)パンチ力、キック力、ジャンプ力の出典はカードダス『TOP TRUMPS 仮面ライダー 平成の戦士達 Vol.1』より(TOP-D31)。
装備
歌舞鬼の変身アイテム。角などが黒いものを使用。
足に当てて鳴らすと、全身が桜吹雪に包まれ、歌舞伎の見栄切りを取る事で変身が完了する(現代の鬼戦士とは異なり、変身時に鬼としての名を口にする)。
戦闘時は鳴刀 音叉剣となり歌舞鬼の主要武器となる。
鬼鞭
鬼鞭術で相手を捕らえる。
鬼傘
鬼傘術で相手を惑わす。
和傘で相手の視界を遮り、音叉剣による不意打ちを放つといった戦法を取る。
音撃棒 烈翠
緑の鬼石が先端に備え付けられている。劇中未使用。
金色の縁取りで三つ巴が赤い。劇中未使用。
カラクリ動物
戦闘時には消炭鴉(ケシズミカラス)を使用。
他にも瑠璃狼(ルリオオカミ)、緑大猿(リョクオオザル)を持つ(こちらは未使用)。
必殺技
音撃打 業火絢爛(ごうかけんらん)
劇中では未使用だったが漫画版と『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』で使用。
音撃鼓の形をしたエネルギー波を烈翠で標的に叩き込む。
客演
『仮面ライダーディケイド』
「ファイズの世界」で登場。
同じ裏切り者ライダーである仮面ライダーレイと共に仮面ライダーディエンドに召喚され、ラッキークローバーに挑みかかった。
『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』
ディエンド コンプリートフォームによって他の劇場版ライダーと共に召喚され、必殺技発動時は上記の「音撃打 豪火絢爛」を披露してみせた。
ガンバレジェンズ
「極めようセット」にて収録後、シンクロ神話5章で本格参戦。
必殺技の「音撃打業火絢爛」は超・電王トリロジー準拠(ちなみに技名の呼称は一切なし)。
余談
歌舞伎の始まりは1603年に出雲阿国によって始まったとされ、そこから更に江戸時代で歌舞伎が発展した事から歌舞鬼の生まれが江戸出身というのもうなづける話である。
しかし、歌舞鬼らが活躍した戦国時代は一般的には16世紀の後半までとされ、歌舞伎のモチーフであろう「歌舞伎」も江戸時代以降のものを指すであろうから、時代が噛み合わない。
つまり…東映特撮ではよくあることである(そもそも本作は時代考証を無視したスーパー時代劇である)。
関連タグ
仮面ライダー凍鬼 仮面ライダー煌鬼 仮面ライダー西鬼 仮面ライダー羽撃鬼
劇場版限定ライダー 仮面ライダーディエンド コンプリートフォーム
アルマジロオルフェノク:前々作における中の人繋がり。
ゴエモン魂:仮面ライダーゴーストの形態の一つ。同じく歌舞伎がモチーフ。
仮面ライダーグレイブ:前作の劇場版に登場するボスライダーで、味方側のふりをしながら、実は敵対勢力側だったのが共通する。
ただし、歌舞鬼とは違い同情の余地の無い外道である。
劇場版限定ライダー
グレイブ/ラルク/ランス → 歌舞鬼/凍鬼/煌鬼/西鬼/羽撃鬼 → コーカサス/ヘラクス/ケタロス
単独劇場版ボスライダー