「私ほど鬼である者はいない!」
CV:片岡礼子
スーツアクター:永瀬尚希
概要
『仮面ライダー響鬼』に登場する仮面ライダーの一人。
ある事情により猛士から追放され鬼への変身能力を失っていたが、ノツゴの出現に際し、復讐心が再燃。仮面ライダー轟鬼から変身鬼弦 音錠を奪い再び変身を果たした。
花を炎の鳥のような式神に変えるなどの様々な呪術の使い手である。
外見
血の涙を流しているかのような額の鬼面が顔全体を覆っており、鬼戦士共通の隈取りの意匠は見られない。身体は赤で腕は白。
胸部を黄色いアーマーが覆っており、腰部はスカート状になっている。
鬼面が顔を覆っている理由については「復讐に心奪われ、鬼の心が肥大化した」ことを表しているとする説がある。
スペック
身の丈(身長) | 五尺六寸(約170cm) |
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目方(体重) | 三十四貫(約127.5kg) |
パンチ力 | 30t |
キック力 | 40t |
ジャンプ力 | 80m |
(※)パンチ力、キック力、ジャンプ力の出典はカードダス「TOP TRUMPS 仮面ライダー 平成の戦士達 Vol.2」(TR-093)より。
装備
音撃弦・鬼太樂(きたら)
ハープ型の音撃武器で、使用時は呪術によって手元に召喚する。弦を奏でる事で攻撃・防御に優れた波動を放つ事が出来る。
音撃震・雷轟(らいごう)
轟鬼の音錠を奪って変身したためか、バックルに装着されている。
なお、鬼太樂とは互換性がなく、煌鬼や羽撃鬼の音撃鳴同様飾りと化している。
技
音撃奏・震天動地(しんてんどうち)
鬼太樂を奏で、圧縮した波動を矢のように放つ。
名前の由来は「震天動地」(驚天動地と同義)。
余談
スーツは仮面ライダー鋭鬼の流用。そのためスーツアクターは同じ永瀬尚希である。
史上初、TV本編に登場する女性がレギュラー変身者のライダーである。『響鬼』は伝統色の強い作品でも戦う女性はしっかり重視されている。