概要
『仮面ライダー響鬼』に登場する、名前のみが判明している音撃戦士の1人。
物語の前半において関東の鬼のシフト表に名前が掲載されていた。
まさかのリストラ
後期OP「始まりの君へ」の映像にて関東十一鬼が勢揃いするが、そこには引退した斬鬼と新規加入した轟鬼が同時に映っていた。そうなると十二鬼となるはずなのだが、映像には十一鬼しか映っておらず、誰かが一人リストラされていることになった。
これについてファンからは「劇場版の凍鬼と読みがかぶっている闘鬼がリストラされたのでは?」と予測されることもあったが、後に児童誌の記事で未登場の鬼について解説された際、いなかったことにされたのは吹雪鬼であった。
一部雑誌では「当初シフト表に名前のあった吹雪鬼は引退したと思われる」とも解説されているが、それ以上公式からのアナウンスは一切無い。
他の作中未登場の関東十一鬼については各種媒体である程度の設定が明らかになっているのに対し、吹雪鬼についてはホビージャパン発表の特写写真集の設定集にも名前さえ載っていないという扱いである。
このため設定や裏事情に関して様々な憶測が飛び交った。
S.I.C.
「月刊ホビージャパン」の企画として、安藤賢司の独自アレンジで立体化された。
公式では詳細設定が存在しないため自由度の高いアレンジになっており、本編の関東十一鬼にはいない女性の鬼として設定されている。
「吹」の字を持つためか必殺技として想定されているのは音撃射であり、仮面ライダー威吹鬼の音撃管に似た武器の二丁持ちが得意の様子。
ただしあくまで公式設定ではなく安藤氏の独自解釈であることに注意。
カラーリングは京介変身体をイメージした銀と紫になっている。
そのためか、一部では「本編で登場しなかったのはスーツが京介変身体に流用されたためか」とも噂されていたが、京介変身体は仮面ライダー裁鬼の改造と判明しこの説は否定された。
その他の設定のみの音撃戦士たち
斬鬼(先代)
ザンキの師匠にある人物で、滝澤みどりが言うには一時響鬼にも弦の技を伝授した事があるらしいが、ヒビキ自身が余り弦のセンスがなかったために修行中はかなり揉めたらしい。
山吹鬼
ヤマブキと読む。五之巻にて、ヒビキが持っていた手帳に名前が記されていた。アミキリのページに記されていたため、戦闘経験があるものと思われる。
凱鬼
読み方はカチドキ。三之巻におけるヒビキの台詞のみでその存在が確認できる。それによると東北支部所属の音撃戦士で、かつてヤマビコを倒したことがあるらしい。
弦鬼
読み方はゲンキ。二十之巻に登場した、たちばなのパソコンの過去の文献データのみで確認できる。江戸時代の音撃弦を担当した。
岐阜県において大量発生したバケガニを4体、アミキリを撃破したらしい。
暁鬼
古文書に掲載されていた古の音撃戦士。読み方は“アカツキ”
導鬼
“ミチビキ”と読む。現在吉野にて最高幹部に位置し、猛士のリーダーを務めている猛士総本部長にしてイブキの父親の現役時代の時のコードネーム。
関連項目
仮面ライダー凍鬼:公式における氷属性の鬼戦士。