概要
身の丈:二十六尺四寸(8m)
目方:千七百貫(6.3t)
生育環境:気温17℃前後、湿度65%
『仮面ライダー響鬼』二十之巻「清める音」に登場する、海老のような体とトンボのような翅を持つ巨大魔化魍。
古くから出現は確認されてはいたが誕生条件がよく分かっていなかったため、猛士のデータベースにも発生条件不明と記されていた魔化魍で、劇中において大量のバケガニたちが大発生した後に出現した事からようやくその正体がバケガニの変異体であったことが明らかとなった(体が海老っぽいので分かりやすそうなものだが…)。
バケガニと同じく両腕の巨大なハサミを武器としているが、やや細身である為にスピードがある。背中の翅で空を飛ぶ事もでき、戦闘能力もバケガニとは比べ物にならない程に強力で、本来は威吹鬼のような音撃管担当の魔化魍とされる。
上記の様に発生条件が分かっていなかった為、バケガニと思って駆けつけた轟鬼をそのスピードで翻弄した後、翅を使ってその場から離脱しようとするが轟鬼の怪力で阻止されてしまい、更に救援に駆けつけた響鬼の鬼棒術『烈火剣』で翅を切られてしまい墜落。
最後は墜落してもがいている所へ背中に音撃斬『雷電激震』を撃ち込まれ爆散した。
その後、“オロチ現象”で大多数のバケガニが発生した事で別個体が出現したほか、『仮面ライダーディケイド』の第1話、『仮面ライダージオウ』EP47、48でも登場している。
余談
モチーフ妖怪は網切。
「蚊帳や網を切る妖怪」というイメージは、童子や姫が網を切り寝ていた人を餌として攫うことが元ネタらしい。
関連項目
魔化魍 網切 アミキリの怪童子と妖姫 バケガニ(魔化魍) 仮面ライダー響鬼
アミキリ(カクレンジャー)、ヒャクヤッパ、妖怪アミキリ:同じアミキリをモチーフにした戦隊怪人。
クラストイマジン:2年後の仮面ライダーに登場する空を飛ぶ甲殻類の怪人で、同じく鬼モチーフのキャラクターに飛んでいたことを突っ込まれた。