概要
ジャパンアクションエンタープライズ(JAE)に所属していた元俳優・スーツアクター。1970年3月1日生まれ。大阪府出身。
主に平成ライダーシリーズに出演しており、怪人や悪役の仮面ライダーを演じる事が多かった。
俳優として活動していた頃から飲食店経営と二足の草鞋を履いていたが、2010年頃に芸能界を引退した。現在は、居酒屋「鶏あえず 野方店」を経営している。
後進のスーツアクター達のサポートを積極的に行っており、「鶏あえず 野方店」は現役や引退済みの者も交えたスーツアクターが集う場となっている。同店に関連したイベントでかつての共演者とコラボすることも多い。
また、高円寺でアクション教室「Studio SIEG」をプロデュースしており子供にもアクションを指導しているほか、舞台のプロデュース・演出も手掛ける。
引退後もスーツアクターとして特撮作品に出演することが稀にある。
スーツアクターとしての特徴
身長は175cmであり、高岩成二と同じである。『仮面ライダー龍騎』で高岩が負傷した際に代役を務めたことを機に、多くのメインキャラクターを演じるようになった。
身長が高岩と同じである一方で、体格はかなり細身である。そのため女性キャラクターのスーツアクターや比較的小柄なキャストのアクション吹替を務めることも多かった。小柄なキャラを演じる時は腰を落とした姿勢をとったりする事で小柄に見せている。
悪役を演じる上では変身前の俳優とのディスカッションを重視しており、変身前の演技の特徴を掴みそれを変身後の演技に反映させていた。アクションの際には一転してそのキャラクターのモチーフとなった生物の動きに移行するようにしていた。
主な出演作
特撮テレビドラマ
『仮面ライダー龍騎』-仮面ライダータイガ、仮面ライダー龍騎(代役)、仮面ライダーナイト(トリックベント)、ネガゼール、ジェノサイダー(第25話)、シールドボーダー、バズスティンガー ビー、レイドラグーン、城戸真司吹替、浅倉威吹替
『仮面ライダー555』-クレインオルフェノク、スパイダーオルフェノク、仮面ライダーファイズ(代役)、センチピードオルフェノク(代役)、エキセタムオルフェノク、フライングフィッシュオルフェノク、トードスツールオルフェノク、ドルフィンオルフェノク、ワームオルフェノク、木場勇治吹替、澤田亜希吹替
『仮面ライダー響鬼』-仮面ライダー鋭鬼(声・スーツアクターともに担当)、仮面ライダー朱鬼
『仮面ライダーカブト』-仮面ライダーパンチホッパー、ランピリスワーム
『仮面ライダー電王』-ジーク、仮面ライダー電王 ウイングフォーム
『仮面ライダーキバ』-矢追正孝(顔出し)
『仮面ライダーW』-西山英輔(顔出し)
映画
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』-仮面ライダーサイガ
『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』-仮面ライダーグレイブ
『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』-仮面ライダーケタロス