概要
子役として芸能活動を開始。その後はスーツアクターをメインに平成ライダーなどで活躍するが、電王を最後にバイク・カースタントをメインに活動するため特撮からは遠ざかる。
…かに見えたが、その後も牙狼シリーズなどをメインにスーツアクター業を行っていた。
また、バイク免許を持っていない高岩成二に変わり、バイク操縦時の主役ライダーを演じることもあった。
2014年に俳優業を引退し、柔道整復師を目指し専門学校に通うことをTwitterで発表。その後資格を取得し現在は接骨院で勤務している模様(現在も不定期にTwitterを更新している)。
そのため、再びスーツアクターの仕事からは遠ざかっていたのだが、2020年、福岡のローカル特撮番組『ドゲンジャーズ』スピンオフ12.5話「エピソード・オブ・アイドール」のゲストキャラ・グレイトAのスーツアクターとして参加。
更には2021年に、高野八誠の自主製作映画『HE-LOW THE FINAL』において久々にメインでスーツアクターの仕事をすることが発表され、ファンを沸かせた。
外見
身長180cmとかなりの長身かつモデル顔負けの抜群のスタイルが特徴。高岩成二氏より5cmも高く、そのため主役ライダーと2号ライダーの変身前後で身長差が逆転する現象が度々起きていた。
演技力は非常に高く、電飾発光時のほとんど視界0のカイザのスーツを着て殺陣をこなす、本来アクションを想定されていないモデル用の単なる衣装(故にものすごく動きづらい)であるスカルマンのスーツをヘルメット以外無改造で着こなし、アクションをこなすという離れ業まで行っている(伊藤氏が起用されたのも「このスーツを着れて、かつアクションをこなせるアクター」という高い実力が理由)。
福沢博文氏とは体型が似ており、福沢氏は『平成仮面ライダーシリーズ』で入院時の伊藤氏に代わりナイト、カリスなどを代役で演じたことがある(例として龍騎OPでのマントをたなびかせているナイトは福沢氏である)ほか、逆に伊藤氏はスーパー戦隊シリーズのVシネマで前年度のレッドを福沢氏の代わりに何度か演じていたりと役が重なることが非常に多い。
また両者は戦隊ヒーロー、仮面ライダー、ウルトラマンの3ヒーロー全てを経験しているという共通点もある。
主な出演作とスーツアクターを務めたキャラクター
じゃあまん探偵団魔隣組(江川ノボル)※子役時代の出演
仮面ライダーアギト(仮面ライダーG3、G3-X)
仮面ライダー龍騎(仮面ライダーナイト)
仮面ライダー555(ホースオルフェノク、仮面ライダーカイザ)
仮面ライダー剣(仮面ライダーカリス、ジョーカーアンデッド)
仮面ライダー響鬼(響鬼、弾鬼)弾鬼は人間態と声も兼任しているが、スーツアクターは押川善文氏が担当。
仮面ライダーカブト(仮面ライダーザビー、仮面ライダーガタック)
仮面ライダー電王(仮面ライダーゼロノス)
仮面ライダーTHENEXT(仮面ライダーV3、ショッカーライダー)
スカルマン(スカルマン)
仮面ライダーキバ(仮面ライダーキバ(46話 キング戦闘時)、仮面ライダーキバ(紅正夫変身体))
仮面ライダーディケイド(ン・ガミオ・ゼダ、牛鬼、仮面ライダーナイト、仮面ライダー轟鬼(9話)、仮面ライダーキバ(11話)、仮面ライダーG3-X、仮面ライダーガタック、仮面ライダーザビー(16話終盤)、響鬼(アスム変身体)、仮面ライダー威吹鬼(18話)、仮面ライダーオーガ)
仮面ライダーW(仮面ライダーW(※バイクスタント時の代役))
牙狼シリーズ(黄金騎士牙狼)
ウルトラシリーズ(ウルトラマンダイナ(※ガイア劇場版での代役)、メカザム、ウルトラマンキング(ウルトラ銀河伝説))
スーパー戦隊シリーズ(アバレッド、マジグリーン、ボウケンレッド、ゴーオンレッド、ゴセイブルー、ゴーカイレッド(※現行戦隊との共演やVシネマ、劇場公開作品などでの代役))
ゴジラ2000ミレニアム(オルガ)
HE-LOW THE FINAL(ウルト・ロマン)
備考
決して伊藤誠ではない。伊藤慎である。