「変身」
HEN-SHIN
CHANGE BEETLE
「我が魂はZECTと共に在りいぃー!!」
変身者
・大和鉄騎
概要
『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』に登場。変身者は大和鉄騎。
ケンタウロスオオカブトがモチーフとなっている。劇場版に登場した3人のライダーの中では仮面ライダーカブトに最も似た形状だが、緑眼で銅色の体色であり、頭部や右肩などに差異が見られる。また、マスクドフォームに当たるフォームが存在しない(一応、マスクに名残がある)。
変身ポーズ
左肩のマントを翻してから右手を顔の位置まで挙手し、カブティックゼクターを装着。
掌をゆっくりと翻してカブティックゼクターを稼働させて「変身!」、顔をうつむかせて変身完了すると右腕を下げる。
なお、TCG『レンジャーズストライク』のイラスト(RK-234)はこのシーンをモデルとしているが、劇中ではマントを脱ぎ捨てるシーンはなく、本作における翻案である。
天道との戦いでは挙手から変身体制に移るところまでは同じだが、カブティックゼクターを捻るような動きで稼働させて変身を行なっている。
スペック
身長 | 196cm |
---|---|
体重 | 96kg |
パンチ力 | 3.7t |
キック力 | 7t |
ジャンプ力 | 36m |
走力 | 100mを5.4秒 |
スーツ自体の性能もあるだろうが、ヘラクスとの戦いではゼクトクナイガンを全弾躱す反応速度を見せた。
ZECTの行動隊長という肩書きや北斗修羅からはその実力を信頼されていたかのような発言があり、相応の実力者である事をうかがわせている。実際にカブトと相手にゼクトクナイガン(クナイモード)で斬り合いを演じるほどの健闘を見せていた…が、カブトによって宇宙ステーションの外に放り出されただけでなく、クロックアップマシンが招来した隕石の衝撃波に吹っ飛ばされて墜落死するというなんとも言えない末路を辿った(仮面ライダーチップスRのおまけカード(677)でもはっきりと記述されてしまった)。
このせいで本作のゲストライダーでは唯一、白星がない結果となってしまった。
ツール
カブティックゼクター
ケンタウロスオオカブト型ゼクター。ザビーゼクターと同様ブレスに装着する。
ライダーブレス
カブティックゼクターを装着し、90°回転させる事で変身する。
ゼクトクナイガン
クナイモードを使用する。
マシンゼクトロン
ゲーム版で乗っている。
客演
仮面ライダーディケイド
「RXの世界」でディエンドがカメンライドで仮面ライダーヘラクスと共に召喚。
原作ではついぞ見られなかったチームプレイでディケイドを手こずらせたが、コンプリートフォームが召喚したカブト(ハイパーフォーム)の「マキシマムハイパーサイクロン」を浴びて爆散した(※ケタロスが食らったのはディケイドが発射したものである)。
ゲーム版
PS2『仮面ライダーカブト』
放送当時発売されたプレイステーション2用の格闘ゲームソフト。
使用可能キャラの1体としてケタロスが登場する。
設定のみで原作では使用しなかった技「ライダービートを使用した上でのアバランチスラッシュ(技名は「ライダービート」名義)」を必殺技として使用できる。
ザビーを相手にするとは変身者によって掛け合いが代わるという興味深い仕様になっており、影山にはザビーは務まらないと酷評したり、ザビー(加賀美)は面識がないような発言を見せる一方でケタロスは面識がある前提で話すというやり取りもある(劇場版と本編がパラレルワールドであることを反映したネタだと思われ、ガタックと対戦すると劇場版通りの関係性になる)。
ZECTに対して狂信的なのはこちらでも変わらないが、ワームをやたらと「雑魚」と評しており、敵対者と見なしている設定(そんな彼が「天空の梯子計画」の真相を知ったら何を思うのだろうか…)。
演じた俳優
映像作品
CV
虎牙光揮
スーツアクター
ゲーム
CV
- PS2『仮面ライダーカブト』
※虎牙光揮が仕事で海外にいたことによる代役
立体化
アクションフィギュア
- 「C.O.R EX 劇場版 仮面ライダー3体セット」
- 「S.H.Figuarts 仮面ライダーケタロス」
ソフビ
- 「ライダーヒーローシリーズK EX 仮面ライダーケタロス」
- 「プレイヒーロー仮面ライダーカブト3」
その他
- 「HGシリーズ 仮面ライダー37~ZECT VS NEOZECT編~」
- 「仮面ライダー ライダーマスクコレクションVol.9」
余談
その末路から、俗に隕石ライダーと呼ばれる。投稿されるイラストにも当該シーンを描いたものが少なくない。
またカブトムシモチーフの仮面ライダーは数多くいれど、ケンタウルスオオカブトモチーフの仮面ライダーは2024年現在ケタロスのみである(というか本種自体がゲストライダーのモチーフでは比較的マイナーな部類にある。というかモチーフとしているキャラクター自体がかなり珍しく、ニチアサ作品では『少年突破バシン』でストライカーが切り札としていた「キングタウロス大公」ぐらいしか例がない)。
ちなみに「プレイヒーローVS 仮面ライダー対決セット 時空超越バトル編」ではゲストライダーで唯一、立体化がハブられている。
アニメ『六畳間の侵略者!?』第12話では劇中劇『甲虫戦士カブトンガー』の登場キャラクターとしてケタロスをはじめとしたゲストライダーのパロディキャラクターが登場している。
関連タグ
仮面ライダーコーカサス 仮面ライダーヘラクス 劇場版限定ライダー ダークライダー
劇場版限定ライダー
歌舞鬼/凍鬼/煌鬼/西鬼/羽撃鬼 → コーカサス/ヘラクス/ケタロス → ガオウ