巧「俺はもう迷わない。迷ってるうちに、人が死ぬなら・・・戦うことが罪なら、俺が背負ってやる！」
登場話:第16話「人間の心」第17話「巧、復活」
概要
スマートブレインに所属するオルフェノクで、飛魚の能力を持つ。人間態は自転車に乗ったメガネと帽子が特徴的な男性。『仮面ライダーファイズ超全集上巻』P.47では自転車の男表記。
性格が臆病なのか慎重な行動を取り、用が済んだらその場から直ぐに逃走する事が多かった。実際の戦闘力もお世辞にも高くはない。
やはり、非力な相手を一方的に仕留めたり、死角からボウガンで仕留める戦い方の方が性に合っているのだろう。
格闘態
| 身長 | 207.0cm |
|---|---|
| 体重 | 123.0kg |
| 特色/力 | 遊泳態への変異、人間をオルフェノク化する水中銃での遠距離攻撃 |
(以上、出典:テレ朝版公式サイト、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
怪人態の基本形態で、両腕が鰭、下半身がロングコート状になっている。弧が飛魚の胸鰭を模した巨大水中銃を武器に使用するが、名前とは逆に接近戦は不得意。陸の戦いも水中と同様に、素早い身のこなしと手のヒレで空中を飛び石で切るかのように移動する事が可能である。
腕には大きなヒレが生えており、これが攻撃に使えるかは公式媒体でも触れられていないが、作中では刃のように振り回すかのような動きをしていた。
銛の飛距離は200m(出典:テレ朝版公式サイト、エンスカイ『仮面ライダーファイズ トレーディングコレクション 第2弾』収録カードNo.74より)。
遊泳態
| 身長 | 不明 |
|---|---|
| 体重 | 不明 |
| 特色/力 | 水中を80ノットで進む |
(出典:東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
格闘態から変化した別形態で、下半身が魚の様な形状になっている。魚モチーフらしく水中を時速80ノット(約148km)で自由自在に移動できるが、劇中では逃走する時に変化するのが殆どだった。
主な活躍
第16話
オルフェノクを増やす為に暗躍していた所を草加雅人に発見され戦闘するも、草加が変身した仮面ライダーカイザに圧倒され逃走した。その後木場勇治の知人・森下義正を殺害し、乾巧が変身した仮面ライダーファイズやオートバジンと戦い、巧が本調子で無かった為に2対1にも拘らず圧倒するが、途中から参戦した草加カイザによって海中に落とされてしまう。
第17話
殺害した義正が使徒再生したアルマジロオルフェノクが青葉国際大学で巧ファイズと戦っている所に加勢、銛の射出やファイズの動きを後ろから羽交い絞めして封じるなどしてアシストするが、ファイズの咄嗟の回避によりアルマジロのパンチが被弾してしまい、最期はクリムゾンスマッシュを受けて灰化・死亡した。
余談
スーツはマンティスオルフェノクの改造。後に『ハイパーバトルビデオ』登場用に胸部以外がマンティスに再改造されている。
元のシャープなイメージを生かすためカジキかトビウオの二択を考え、より形状が特徴的なトビウオモチーフとなった。頭部はヒレを広げた姿、胸から襟にかけてのパーツは水しぶきをイメージしたものとなっている。後にカジキの案はソードフィッシュオルフェノクに転用された(『完全超悪』P.144)。
怪人体の声には何故かエフェクトがかかった加工がされている。
トビウオモチーフの怪人は現状、彼が最初で最後である。
関連タグ
スティングフィッシュオルフェノク：同じく遊泳態を持つ
フライグラー：『ウルトラマンマックス』登場怪獣。同じくトビウオモチーフ。
