エキセタムオルフェノク
えきせたむおるふぇのく
琢磨「あれがファイズ、そしてカイザ・・・ですか」
第13話「敵か味方か」
第13話にてクロコダイルオルフェノク剛強態と仮面ライダーファイズの戦いに突如乱入して登場。
ファイズがフォンブラスターを撃とうとするのを妨害したりクロコダイルオルフェノクと共闘したりするが、草加が仮面ライダーカイザに変身してからは草加カイザに圧倒され、最期は蹴り飛ばされて距離を取られ、目立った活躍もないままカイザブレイガンの連射を受けて灰化した。
戦闘中に乱入してそのまま倒されたため人間体は登場せず、クロコダイルオルフェノクの配下なのかスマートブレインの配下なのかも不明。
公式サイトの説明にはつくしのような先をした槍を持っていたり時速200ｋｍで地中を進み奇襲をする戦法を得意としていたり身体から毒性を持つ胞子を噴霧して敵の動きを封じたりなどと書かれているが、どれも使用されなかった。
肩にツクシを生やしたような見た目をしており、顔は頭全体を覆う被り物を被ったような造形になっている。全体的にハニカム構造で構成されていて、正面部分には複数の点が確認できる。これが目なのだろうか?
漫画版仮面ライダー913では
第3話「ファイズ」にて真理の回想に登場。本編でのスティングフィッシュオルフェノクの役割が与えられ、真理と巧が出会うきっかけとなった。今回も人間体は未登場だが槍を装備している。真理を強襲した際、巧の変身したファイズと戦闘に突入するところで出番は終了。
第23話「花形の理想」でも彼と思しきオルフェノクの後姿が1コマ登場している。
スーツは第18・19話に登場したトードスツールオルフェノクに改造されていたが、上記の通り漫画版で再登場した。
その他の東映特撮では『太陽戦隊サンバルカン』のシダモンガーや『ビーファイターカブト』の滅花獣グロバが登場していたが、やはりマイナーモチーフであることには変わりはない（というよりもツクシ自体モチーフに採用されること自体が珍しい）。
デザインを担当した篠原保氏曰く、ノンモチーフで描いた頭部を見て連想したつくしをモチーフに取り入れ、虚無僧のように見えることから和風っぽい身体を描いたが、オルフェノクのイメージに合わぬことから和風要素はオミットされた(『完全超悪』p.144)。
