「一緒に遊ぼう!こっちにおいでよ!」
登場話:第18話「九死に一生」第19話「純白の正義」
データ
身長 | 215.0cm |
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体重 | 132.0kg |
特色/力 | 鉄棍を用いた棒術、頭部の笠から放つ毒の胞子 |
(出典:テレ朝版公式サイト、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
概要
スマートブレインに所属する、毒キノコの能力を持つオルフェノク。人間態は一輪車を乗り回しながらジャグリングを行う、道化師の扮装をしたサンドイッチマン(『仮面ライダーファイズ超全集 上巻』p.47ではピエロ表記)。そのため人間態・怪人態問わず不気味な雰囲気を漂わせている。
ガス爆発事故に巻き込まれるも奇跡的に生還した少女・倉田恵子を執拗に付け狙った。
駆けつけたファイズとオートバジンに圧倒されるが、人間との共存を望む仲間が襲われていると勘違いしたホースオルフェノクの介入で逃げ果せる。
再び恵子達を襲うべく出現すると、再びファイズが登場し、クリムゾンスマッシュを食らって灰化消滅した。
『仮面ライダー913』第23話「花形の理想」にて登場した、完全にオルフェノク化する前に自然死した元明星塾生の成れの果てのうちの一体としても登場。液体の詰まった巨大カプセルに収容されている。
容姿と能力
キノコの傘をモチーフとした頭部や肩に生えた無数のキノコが特徴的。
顔のフォルムは鉄仮面状であり、洋風なイメージを与えるが、両腕には飛雲文様のような部位が確認でき、鉄棍(八角金砕棒)を武器としている為、和風のようにも見える不思議なデザインをしている。
頭部の笠から有効範囲500mに及ぶ毒胞子を撒き散らし、内臓に腐生性菌糸を出芽させて死に至らしめる能力を持つが、劇中では使用されなかった。接近戦では巨大な鉄棍を武器に使用する。
余談
スーツはエキセタムオルフェノクの改造。因みに中の人も同じ。
元の虚無僧のような雰囲気を生かして頭部を三度笠にし、隠しようがないためモロに和風のイメージが入っている(『完全超悪』p.144)。
オルフェノクの姿は基になった人間の意識が作用して決定される。胞子を撒くことで仲間を増やすというキノコの生態やピエロという職業から「仲間が欲しい」という意識が反映された姿なのかもしれない。
また、何気に珍しい菌類のオルフェノクである。
彼の行動は後の展開の伏線となっている。
演者の立川氏は実際にピエロとしても活動している役者である。
関連タグ
メ・ギノガ・デ/ギノガ変異体:仮面ライダークウガの毒キノコ怪人。こちらも18話、19話に登場している。
グラニュート・オタケ:仮面ライダーガヴのキノコ怪人。こちらも人間態が大道芸人。
カマキリジン、ハサミンブラッド:ピエロが人間態のライダー怪人。前者は特定の子供を付け狙った点も同じ
ティタン星人メテウス:翌年の戦隊に登場するピエロに変装して少女を襲った怪人繋がり。