ハサミンブラッド
はさみんぶらっど
「チョキチョキチョッキンチョッキンナ、チョキチョキチョッキンチョッキンナ♪」
CV/曽我部和行
『仮面ライダースーパー1』第36話「ハサミ怪人のチョキンチョキン作戦‼」に登場。
大量のハサミを操る能力を使って東京を大混乱を起こし、その気に乗じて一気に東京を占領する作戦を使命とするハサミをモチーフとしたジンドグマ怪人。
ジンドグマ四大幹部の1人である鬼火司令の配下にあたる。
普段はピエローヤという名のピエロの姿であり、切り絵をしながら街を練り歩いていた。
自身が持つ切り絵用のハサミから他のハサミを一斉に遠隔操作する光線を放ち、事務用、現場用、裁縫、理髪など街中にあるハサミを種類を問わず自在に操り人々を襲撃していく。
その正体は全身が凶器の塊のような怪人であり、戦闘の際は片刃となっている腕を使い敵を切り裂く。
また、両腕を合わせると1つの大きなハサミとなり、これを使って敵の首などを切り落とす。さらにこの腕をハサミと胸に付いたハサミで敵を真っ二つにしてしまう『二重バサミン』という名の必殺技を持つ。
頭に下向きの大きなハサミがあり、この刃の部分がキバの様な形状になっている。
その他、手を変形させて発射するミサイル『ハサミンサターンミサイル』やハサミを大量に引き寄せてハサミの嵐を作り出してその中へと敵を放り込んで惨殺する『ハサミン嵐』という名の技を持つ。
ハサミを操り人々を直接襲撃するだけでなく、電線や電話線などのライフラインを次々と切断するなど都市の弱点を突く攻撃をも行い街を大混乱に陥れたが、スーパー1との死闘の末に最後は『スーパーライダー月面キック』を受け爆死した。
人間態のピエロを演じる篠田薫氏は後に特警ウインスペクターにてバイクルの声を担当している。篠田氏はかつて仮面ライダーV3第1話にも出演しているが、奇しくも演じたのは同じハサミモチーフのライダー怪人に殺される役であった。
警官役で出演した山浦栄氏も仮面ライダーV3第1話で同じ怪人に殺される役であった。