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CV:沢りつお菅原淳一(ゲーム版)

スーツアクター:小林貞夫

人間態:永井柳太郎


概要編集

 ジャガーの特性とハサミの機能を併せ持つ機械合成怪人で、カメバズーカと並び仮面ライダーV3と初めて対決したデストロン怪人の1人。鳴き声は「シザァーズ!」

 両手はになっており、刃をクロスさせることで強力なハサミになり、挟まれた人間を溶かしてしまう。左肩が重点的に機械化されている為、特に腕力が強い。弱点は刃の付け根。


活躍編集

カメバズーカに内蔵された原子爆弾による「東京都全滅作戦」の準備をしていたが、通行人を殺害し、その現場をたまたま目撃した風見志郎及び自分達のアジトを目撃した珠純子の口を封じようとする。志郎をエジプト産の猛毒ルガーを入れたコーヒーで焼き殺そうとしたり、しかもカメバズーカの砲撃でケガをした志郎と立花藤兵衛を偽救急車で拉致して殺そうとするも失敗した偽救急隊員を殺害する。そして純子を匿っていた風見家を襲撃、その際に志郎の両親と妹を惨殺し、続けて純子も殺害しようとするがそこへ間一髪本郷猛が乱入、彼が変身した仮面ライダー1号と交戦し、逃げ出した。

結果的にこの事件が志郎が仮面ライダーV3になるきっかけを作ることになってしまった


  • 第2話「ダブルライダーの遺言状」

カメバズーカがダブルライダーを足止めしている内に手薄になっている少年仮面ライダー隊本部を藤兵衛共々地中に沈没させ、藤兵衛を始末しようとする。彼にダブルライダーがカメバズーカに足止めされている姿を通信衛星からの生中継映像で見せて絶望させようとするが乱入してきたV3に藤兵衛は救出されてしまう。

その後逃走し、とある教会神父になりすまし、あえて怪しい行動を取って自分がV3の注意を引きつけている間にカメバズーカに作戦を遂行させようとするが、V3とダブルライダーがテレパシー(霊的なアレではなくOシグナルによる通信)で通じ合っていることを知らなかったため、V3に得意気に話した作戦の全容がダブルライダーに筒抜けになってしまい、「東京都全滅作戦」はダブルライダーに阻止された。そして自分も最後はV3回転ダブルキックの前に敗北、爆死した。


シザーズジャガー編集

シザースジャガー(模写)ワンドロの軌跡2


演:田口トモロヲ

スーツアクター:渡辺智隆


 『仮面ライダー THE FIRST』の続編『仮面ライダー THE NEXT』に登場する怪人。


ハサミジャガーのリメイク怪人だが、本作ではデストロン怪人ではなく、ショッカーナノマシンによる改造手術で新たに製造された新型ショッカー怪人という設定である。


表向きはレストラン「LEGEND OF GATHERING」のオーナーを務める、テンションの高いエキセントリックな言動が特徴的なショッカー幹部の眼鏡の男の怪人態。

ちなみに「LEGEND OF GATHERING」も仮の姿であり、その実態はナノマシン散布による日本制圧作戦の拠点であるショッカー秘密基地の1つである。


ショッカー首領直々の命を受け、ナノマシンを日本全土に散布し、それにより日本の全国民全てを改造人間にし、一気に制圧する作戦の指揮を任されている。

また、その手始めとしてナノマシンの実験のため、風見志郎が社長を務めるエクサストリーム社を実験場に定め、そこに努める志郎を含む全従業員と偶然訪れていた志郎の妹・風見ちはるをナノマシンによる改造実験を行い、テレビ版と同じく風見兄妹の運命を狂わせた元凶の1人でもある。


前述の通りナノマシンで改造された新型怪人であり、前作に登場したスパイダーバットなどといった旧式の改造人間とは比べ物にならないほどの強力な怪人である。

主な戦力は両腕に装着されたブレードで、その切れ味は凄まじく、壁をあたかも紙のように切り裂くことが出来る。また、ブレードを合体させることにより巨大なハサミ状の武器として扱う事も可能。更にブレードは収納できるため、普段は使用せず通常の腕で活動している。

また、ジャガーを素体に製造された改造人間だけあって動きもトリッキーで、変幻自在に動き回ることで相手を翻弄し、隙を突いて攻撃する戦法を得意とする。


最終決戦において、新型次世代改造人間としての性能を遺憾なく発揮し、ダブルライダー相手に優位に立つほどの性能を見せつける。戦闘員やショッカーライダーが次々と倒されていくなかでも奮闘を続けたが、ライダーダブルキックとアッパーカットを受け、爆散した。


なお、演じた田口氏は後に『仮面ライダーウィザード』でアマダムを演じている。



その他の展開での活躍編集

 小説『仮面ライダーEVE』においては再生怪人軍団の1人として登場し、街の住人を無差別に襲い掛かり大虐殺を繰り広げていたが、如月恭子に襲いかかった所で、救援に駆けつけたライダーマンパワーアームにより脳天をかち割られ爆死した。


 すがやみつるによる漫画版ゲルショッカー最後の日の巻」ではなぜかテレビバエ(こいつの身体にリチウム爆弾が仕込んである)とツーマンセルを組んでいた。最後は怒りに燃えたV3の2号から受け継いだ怪力両腕をもぎ取られて倒される。

 読切「デストロン怪人登場の巻」(時系列はたぶん「ゲル~」の後)では全身をバラバラに分子分解して気配を消しどこにでも現れるという凄まじい設定で登場。V3の乗るハリケーンに降り立ちV3の首を刎ねようとするも振り落とされ、自分の刃で腹を貫いて命を落とすというマヌケな最期を遂げた。


 マンガ『仮面ライダーSPIRITS』ではドクトルG配下の怪人として復活し、高知県制圧に加担。放射性元素サタンニウム採掘のために住民をこき使っていたが、駆け付けたV3のV3電熱チョップでイカファイアミサイルヤモリ共々真っ二つにされて爆発四散した。


余談編集

 『仮面ライダーアギト』に最初に登場する怪人ジャガーロード」はハサミジャガーがモチーフになっている。直後に亀の怪人が登場するのも同じ。更に、『アギト』第20-21話に登場した個体は体色が赤く両手に剣を持っているという類似点もある。

第1話でハサミジャガーに殺される作業員を演じた篠田薫氏(当時の芸名は篠田敏夫)は、後に自身も仮面ライダースーパー1においてハサミをモチーフにした怪人の人間態を演じている。同じく第1話で殺され役を演じた山浦栄氏は篠田氏と同じ話に警官役で出演している。篠田氏は本話の17年後に特警ウインスペクターで風見志郎役の宮内氏とレギュラーで共演した。山浦氏はハサミジャガー人間態を演じた永井氏と仮面ライダーストロンガーで共演している。ストロンガー12話は前述のスーパー1とは別の意味でハサミジャガーの登場するライダーV3誕生編と共通点の多いエピソードとして知られる。




関連タグ編集

デストロン 仮面ライダーV3

テレビバエノコギリトカゲ:同じくリメイクされたデストロン怪人


モチーフ繋がりのライダー怪人編集

ジャガー編集

ジャガーマンイソギンジャガージャガーバン ジャガーアンデッドイカジャガーヤミー

ハサミ編集

ハサミンブラッドシザーズロストスマッシュシザーズ・ドーパント


マシンガンジャガー:機械+ジャガーモチーフの後輩怪人。

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