「オレのミサイルを受けてみろ!」
概要
『仮面ライダーV3』第16話「ミサイルを背おったヤモリ怪人!」に登場するヤモリとミサイルの能力を持つ機械合成怪人。
体内で無限にミサイルを生成できる能力(!!)を持っており、左手には小型の、背中には、旅客機を撃墜するほどの破壊力を持っている大型のミサイルを装備する。鳴き声は「ミヒャー!」または「ミシャー!」
活躍
背中の大型ミサイルを石油コンビナートに打ち込み爆破する『D-18計画』を使命とする。
その計画の下準備の前に自身の能力テストを真夜中のとある海岸で行っていた所を偶々近くで釣りをしていた2人の釣り人に目撃されてしまったために彼等の口封じのために殺害しようとするも1人を取り逃してしまうという失態を犯してしまった(お約束)ため、彼の命を奪おうとつけ狙っていた。
前述のように主な戦力は腕や背中に装備されている破壊力抜群のミサイルであるが、その性質上接近戦に持ち込まれると一気に不利になってしまう弱点があり、V3との戦いではその弱点を突かれて接近戦に持ち込まれ、自身の能力を十分に発揮できないまま最後は『V3回転フルキック』を受けて爆死した。
派生作品
すがやみつるによる漫画版ではバーナーコウモリとのタッグで登場。
素体は久里浜少年院を夜陰に乗じ脱走した不良少年・コウジで、相方の文太共々デストロンの放ったヤモリやコウモリに襲われたことで強制的に怪人にされた。
洗脳されるや否や、バーナーコウモリとのタッグでV3に夜襲をかけ、ミサイルで爆殺しようと目論む。しかし、周囲のビル群に被害を齎すまいとV3がミサイルをキャッチし手の中で爆破したことで、爆風にあおられてバーナーコウモリとはぐれ、変身も解除されてしまう。
翌朝、路上で倒れていた所を珠純子に介抱され、彼女の優しさを知って少年院に収監されていたために死に目にも会えなかった母を思い出し涙を流す。しかしデストロンの命令には逆らえず、バーナーコウモリの手引きを果たして純子を基地に拉致させてしまう。
その足で基地に戻り、バーナーコウモリを倒して基地に殴り込んできたV3を迎え撃つ。しかしドクトルGから「V3を純子共々殺せ」と命じられ、良心との葛藤の末にドクトルGに牙を剥いたことで彼の怒りを買い、斧で首を刎ねられて命を落とす。
『仮面ライダーSPIRITS』では再生個体が四国襲撃作戦に参加しており、高知を征服し市民を牛馬の如くこき使ってサタンニウムを採掘させていた。
現れたV3を他の機械合成怪人と共に迎撃するが、V3電熱チョップでイカファイアやハサミジャガーと共にぶった斬られて爆死した。
『スーパー特撮大戦2001』にもデストロン怪人として登場。誘爆コマンド持ちなので、隣接したユニットで倒すと自爆のダメージを喰らってしまうので要注意。
関連タグ
デストロン怪人 機械合成怪人 ヤモリ ミサイル 仮面ライダーV3
シュート・ロイミュード:同じくミサイルが武器のライダー怪人。
ベロクロン:1年前の別のシリーズの作品に登場したミサイルが武器の超獣。