ノコギリトカゲ
のこぎりとかげ
仮面ライダーV3に登場するV3が初めて戦ったデストロンの女性改造人間。電動ノコギリとトカゲの機械合成怪人で、ナイフアルマジロの上司に当たる人物でもある。鳴き声は「キーィッ、キィーッ」
右手に備わった市松模様の入った電動ノコギリ(丸鋸)は鋼鉄を簡単に切り裂くことが出来る切れ味を誇っている。
感情の起伏が激しい一面を持っているほか、自分達のアジトを探す少年ライダー隊たちの前に人間態の姿で堂々と近づき、風見志郎の情報を聞き出すという大胆さも持つ。(しかし風見が入院した事をデストロンにあえて流して、河井博士ら人質を助け出す立花藤兵衛と風見の作戦であったが)
その使命は人工心臓の権威である河井三郎博士をデストロンに協力させる事であり、第7話の冒頭で病院のブレーカーを落としデストロン戦闘員を手引きした看護師は彼女の人間態であり、その時の人工心臓の被験者であった男性の患者をデストロンに招き入れ、ナイフアルマジロへと生まれ変わらせたのも恐らく彼女である。
ノコギリを駆使してV3を追い詰めるが、実質的な戦力はこのノコギリだけであり、V3チョップでノコギリを切り飛ばされると完全に弱体化。V3ダブルアタックを受けて爆死した。
「機械合成怪人は武器を破壊されると戦力低下する」という弱点を典型的に示した怪人であった。
派生作品
すがやみつるによる『冒険王』版では立花のおやっさんの乗った飛行機をレーザー砲で爆破するという大掛かりな暗殺作戦に参加している。ナイフアルマジロ、ハチサーベル(TV版の没キャラ)と共に邪魔に入ったV3を襲撃するも、屋上から放り投げられてV3ダブルアタックで葬り去られる。
同作者の『テレビマガジン』版ではナイフアルマジロと背中合わせになって大車輪回転し全てを切り裂く「ダブルスライサー」なる合体技を見せた。
『仮面ライダーSPIRITS』では再生個体がデストロンの四国征服計画に参加し、ドクトルGの配下として高知征服作戦に参加。高知にやってきたV3を処刑しようとするも、V3ダブルアタックで真っ二つにされて爆死した。
仮面ライダーTheFirstの続編である映画『仮面ライダーTheNext』にのチェーンソーリザードという名前で登場。
ノコギリトカゲのリメイク怪人だが、本作ではデストロン所属の改造人間ではなく、ショッカーのナノロボットによる改造手術で製造された新型ショッカー怪人という設定となっている。
詳細はチェーンソーリザードを参照。
ノコギリ部分はバスマットを切り抜いて製作している。
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