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アンノウン(仮面ライダーアギト)
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本稿では、特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』に登場する敵集団であるアンノウンについて解説する。

概要

神(闇の力、オーヴァロード、テオス)に仕える使徒の如き存在・マラークにして、地球上の生物に似た特徴を持つ超越生命体。『仮面ライダーアギト』における敵キャラクターである。

テーマ曲は佐橋俊彦が手掛けた「アンノウン」(M11、M14、M20)。


「アンノウン」の名は警察が氷川誠からの報告を受けて、未確認生命体に代わる新たな敵、謎の存在として警察が命名した呼称であり、軍事用語で「国籍不明機」を意味するunknownが語源。正式名称は「ロード怪人」であり、種族ごとに「(モチーフとなる動物の名前)ロード」と呼称されており、高位の怪人はエルロードと呼ばれる。似た容姿で複数のアンノウンが同時に行動する際には、指揮官らしき存在「クイーンロード」が登場する。

その正体はに仕える天使の如き…というか、本物の天使であり、同時にロードの名が示す通り厳密には人間以外の地球上の生物の原型でもある。

なお、ロード怪人には個体名が存在しているが、これは人間が便宜上付けた名前であり、本来彼らには個体名は存在していない


監視カメラなどでは磁場が発生し、歪んだ姿となるため、不可視である。

また、殺人を楽しんでいるような言動が多く、極めて残酷な殺し方を好む。


アンノウンの目的

その目的は、人類を創造したとされる神の如き存在=闇の力(テオス)が恐れるアギトの殲滅であり、主にアギトになる可能性のある人間(超能力者)を血族ごとに殺し回っている。それには、小学生の様な子供はおろか、まだ産まれていない胎児ですらも該当しており、情け容赦が無い。

例として劇中のかなり早い段階(第4話)でピクニックに来ていた子連れの4人家族を皆殺しというかなり衝撃的な殺人が行われている。

対象となる人物が持つ能力も殆どが「競馬のひとつ先のレースの着順を的中させていた」「金庫破りが異常なほどに得意」などといった(超能力者であると断定するには些か乏しい)些細なものであるが、これは「理由の描写がある」だけまだマシな方で大抵の場合は「本人にその自覚が無い」などの「その『描写』が無いケース」が多数を占めている

ともかく少しでもアギトの素質がある者は能力の大小や自覚に関係なく徹底的に追いかけ血族まとめて殲滅してしまうために、彼らの「目的」を知る知らないに問わず「アンノウンの行動原理がいかなるものであれ、大半の殺された当人にすれば身に覚えのない理不尽な話」といった感想を抱く視聴者も少なくない。


殺人を行う際や特殊能力を発揮する際には、左手で右手の甲を闇の力の文字の形に辿るという、サインを切るような仕草をみせる。

殺害方法は、今までのライダー怪人が殴る蹴る斬り付けるを噴いて焼き殺す・猛毒で溶かすなどといった原始的な方法を使っていたのに対し、彼らは人間を生きたまま木のウロに詰めこんだり、コンクリートの壁に埋め込んだり、高層ビルの屋上からを通過させて転落死させたり、さらには対象の体組織を別の物体に変えたりする(それも「体組織そのもの」だけを的確に置換し衣服や装飾品の類は残る)など、人間には実行不可能な犯行を起こしていた。その能力から、彼らの起こした殺人は「不可能犯罪」と呼ばれ、同族ならば殺害方法は共通する。

一方で、闇の力が自分の生み出した人間達を愛しているために、アギトの力を持たない人間を殺すことは極力禁じられており、ターゲット及びそれの殺害を妨害する者以外の人間を襲うことはなく、もし仮に禁を破ったアンノウンは闇の力から制裁が下されるアントロードの場合は序盤では「殺害を妨害する者」である自衛官達も巻き添えで殺害しているが、終盤の深海理沙はその様な描写が見受けられないにもかかわらず制裁を受けた描写が無い)。


なお作中で警察は超能力者及び親族をアンノウンから保護しているが、標的としていたアンノウン撃破後の被害者の詳しい措置は不明(作中では超能力者はアンノウンに複数回襲われている事例がある)。


これ以外の活動目的としては闇の力の現世での依り代を生み出す為の補佐なども挙げられる。


レッツゴー仮面ライダー』ではアンノウンもショッカーの会議に参加しているが、代表者の水のエルは(闇の力の思想を尊重してか)「人類の根絶」に否定的な様子を見せた。

とはいえ、ショッカーが(アギトの力を持たないであろう)無辜の市民まで弾圧・虐殺しているのは明白であるのでどこからどこまでが闇の力の思惑かは明かされなかった。


太古の戦い

未確認生命体が出現する以前、アンノウンもまた現在よりも遥か太古の昔に人間と戦っていた。


アンノウンが人間に対して戦争を仕掛けた理由とは、「自分たちを元にして生まれた地球の生物が、人間に家畜やペットにされるなどして虐げられていた」からという理由らしい。

ここまで聞けば同胞を守るためには仕方なかったと聞こえはいいが、そもそもアンノウン達自身が人間を下等な存在と見下している等といった点からも、本来の理由は人間が神と似せて作られ、自分達よりも贔屓(『仮面ライダーアギト超全集 下巻』p.62によれば、テオスは人間をペットのようにこよなく愛したとされる)にされているのが気に入らないという独善的な理由…つまりは「嫉妬」に過ぎなかった可能性もあった。

実際、アンノウンが人間に突きつけた要求も、動物の解放ではなく「ならば我々は人間を家畜やペットにする、逆らえば殺す」というものであり、人間が動物の上に立つのは否定していないともとれる。「テオスに似せて創られたのだから人間はエルロードやロード怪人よりも偉い」とアンノウンを見下していた人間たちは、当然要求を受け入れることはなかった。


当時、7体のエルロードと2億体のロード怪人と2億人の人間が存在していた。2億体のロード怪人達の圧倒的な力の前に、文明が発展途上であった人類では歯が立たず劣勢に追い込まれていたのだが、それでも40年経っても人間は隷属を受け入れることなく粘り強くロード怪人との戦争を続けていた。


ロード怪人とは別格の上位存在である7体のエルロード達は、ロード怪人が始めた戦争を静観していたが、エルロードの一人、プロメス光の力は、一方的にロード怪人達に殺されていく人間に憐れみと情愛を持った結果、創造主であるテオスや仲間のエルロード達の不干渉の方針を裏切る形で人間の側につき、人間との間に「ネフィリムギルス」という戦士を設け、人類にアギトの力を与えるに至っている。しかし、人類にアギトの力を与えたプロメスはテオス自らの手で粛清されて、ついにロード怪人はプロメスを失った人類との戦争に勝利した。しかし事態はロード怪人の手を離れていく。


これまで戦争に介入してこなかった他のエルロード達だったが、テオスの行動に倣って、「プロメスの血が混じった種族ネフィリムになってしまった人類、およびそれに従えられた動物たちを、全て滅ぼし尽くす」と、全人類をネフィリムに認定して自身たちで裁定を下した。

ようは「テオスがプロメスに罪ありと判断したのだから、ネフィリムになった全人類にもまた罪があり、ネフィリムに従ったのだから動物もネフィリムと同罪」という横暴とも言える論理である。


テオスに無断でエルロード達によって大洪水が引き起こされた結果、ネフィリムを含んだ殆どの人類や動物達は滅亡してしまい、これに気付き不憫に思ったテオスは、動物たちのつがいと人間の夫婦箱舟に乗せて助けている。

大洪水の後、人間が生き残っているのを知ったエルロード達は怒って「人間はテオスに逆らう存在に変わったから滅ぼすべき」と抗議したが、テオスはエルロード達に対し、「人間は逆らう存在に変わってしまったとお前たちは言ってるけど、お前達も言いつけに逆らって勝手に大洪水を起こして人間と動物を全滅させようとした」と叱責、人間が本当にテオスに逆らう存在に変わったかどうかは人間が地に満ちた時に見極める事になった。


なお、テオスによって粛清されたプロメスであるが、実は粛清された直後はまだ生きており、残された力を使って2001年の時代に飛んだ後、沢木哲也(後に記憶喪失となり、津上翔一と名乗る青年)にアギトの力を目覚めさせて消滅している。また、その場に居合わせたあかつき号の乗客達もまた、プロメスの力の影響を受けており、後に何人かが超能力を使えるようになったり、アギトに覚醒している。


また、山王湖の古代文明の物語には「古代文明をある戦士が守護しており、人々は彼を神と呼んで崇め、戦士の像を湖底に沈めた」という伝承があり(作中ではデタラメという事になっているが、篠原佐恵子の書いたアギトの紋章から強ち嘘とも言い切れない。尤も伝説の文面的にはアギトよりもこっちがそれっぽいが)、作中世界の民間伝承でもアギトの力の片鱗を見る事が出来る。


平行世界においては

なお、『仮面ライダーディケイド』に登場する「アギトの世界」(以下「Dアギトの世界」)でもアンノウンの活動方針は本家アギト世界のそれと大差はないようだが、「Dアギトの世界」においては未確認生命体が絶滅しておらず、アンノウンは未確認たちもアギトの力を持つ者らと並ぶ排除対象として駆除して回っている模様

Dアギトの世界警察からは、敵性怪物同士の争いとしか見られていないようである。

また、大ショッカーの傘下となった怪人もいるようである。


その他

どのアンノウンも能力の発動時や、ライダーの技を受けて爆死する直前に天使の輪のような円盤状の発光体が頭上に出現する。また、各自の武器はそこから召喚して装備する。

背中には鳥類系以外のアンノウンにも、未発達な羽を思わせる突起が生えている。彼らには種族的観念とそれに基づいた階級があるらしく、似た容姿で複数のアンノウンが同時に行動する際には、クイーンロードと呼ばれる指揮官らしき存在が登場した(なお、それら指揮官担当はいずれも女性である)。劇中で各アンノウンの名前が呼ばれることはなかった。また、総じて古代神話を意識したデザインがなされている。


ちなみに人間の言葉を話すシーンは少なく、基本は唸り声や奇声を発しており、また神々の使者である事から機械的で感情を持たない印象を受けるが、実際には前作のグロンギとは違い、デフォルトで人間の言葉を話す事が可能(『仮面ライダーアギト超全集 上巻』p.37より)。事実、それを証明するようにエルロードは流暢な日本語を操っており、彼らも生命体である為、各々で性格が異なるらしい。しかしアンノウンは人間を嫌っているため、人間の言葉を使いたがらないのだという。

また、エルロードより少しくらいの低い階級のロード怪人はコルセットを身に付けており、『仮面ライダーディケイド』に登場したバッファローロードのように、エルロードと同格かそれに準ずる階級の者にはにロード怪人のシンボルマークが付いているようだ。


残された謎

神話との関連

ロード怪人の中にはメドゥーサ(スネークロード)やアヌビス(ジャッカルロード)、ホルス(ファルコンロード)やテスカトリポカ(ジャガーロード)など古代神話の神々と似た外見や特徴を有した個体が散見される。


設定面から見ても天使伝承の元になった存在であることはほぼ確実であるのだが、彼らが古代神話の神々のモデルになったかどうかまでは言及がない(※)。


(※)一応、ジャガーロードのようにデザイナーが神話から要素をデザインに取り入れたと明言している怪人もいるにはいるが、設定面に反映されている訳ではない。


古生物モチーフについて

イコン画にはティラノサウルスに似た獣脚類らしき生物が描かれている(光の力のすぐ近くに確認できる)。

諸設定から最初は2億体いたというロード怪人の中にそれらの種の姿の元となった怪人がいてもおかしくない筈であるが、古生物モチーフのアンノウンは本編には一度たりとも登場しておらず、イコン画に黄色いプテラノドンのようなロード怪人が確認できる程度である(イコン画の上部分に描かれたエルロードの下に並ぶ怪人のうち、右から5番目)。

このロード怪人がどうなってしまったのかについても謎のままに終わった。


一覧

『仮面ライダーアギト』本編、劇場版、TVSPに登場




『仮面ライダーディケイド』に登場


漫画『仮面ライダーアギト 3大ライダーVS超ロード』に登場


『てれコロコミック』2001年夏休み増刊号掲載作『仮面ライダーアギト G3-Xvs機動装備G2』に登場

戦闘マシン・GENERATION-2を乗っ取って戦うもアギトとG3-Xに倒されたアンノウンが登場するが、名称・モチーフは不明(頭部の触覚などから昆虫モチーフと思われるが定かではない)。


S.I.C.HERO SAGA『MASKED RIDER AGITΩ EDITION -HEAVEN'S DOOR-』に登場

※単行本収録時のみ。本誌連載時はドッグオルフェノク。


イコン画のロード怪人

以下怪人のモチーフは見た目からの推測。

  • オクトパスロード(タコ)※テレビシリーズのものよりも冒涜的な外見になっている。
  • カメレオン型のロード怪人※クラブロードだとも解釈できる外見をしている。
  • ジャガーロード(豹)
  • フィッシュロード(魚)
  • バッファローロード(牛)
  • マンティスロード(カマキリ)
  • スネークロード(コブラ)
  • トータスロード(亀)
  • 象型のロード怪人
  • 翼竜型のロード怪人

これ以外にも様々なロード怪人がイコン画に描かれており、人間たちと戦争を繰り広げる様が確認できる。


余談

  • アンノウン達の殺害方法が不可能犯罪的なものとなったのは、前作『クウガ』での残虐シーンが多すぎて問題になり、残虐シーンが局的にNGとなったためである。それ故に、脚本担当の井上敏樹は、残虐シーンではないが恐い殺人シーンを考え、視聴者がマネできない犯罪として「不可能殺人」という言葉を作った(『特撮黙示録1995-2001』p480)。
    • ただ、それでも中には先述した様な「子供にトラウマを与えかねない殺し方」もあったために「(グロンギの殺し方とは)感じる『恐怖』の種類が違うだけで、本質的には何も変わっていない」「むしろアンノウンの殺し方の方がよっぽどエグい」と評価した視聴者も少なくなかっただろう。
  • モチーフとなる生物は、ニチアサで同時期に放映されていた『百獣戦隊ガオレンジャー』のパワーアニマルと被らないように気を使われていた。そのためにOPのイコンに描かれていても未登場のロード怪人が多い。(地のエルは最終回間際なので解禁)
  • 衣装に使用されている巻貝のような装飾は、武装した貝アーマメントアンモナイトとして草彅琢仁によってデザインされたものである。
  • 仮面ライダー超辞典の解説によればアンノウンの本来の総称はマラークといい、その正体は闇の力に作られた古代の生命体であるとの事。なお、マラークとはヘブライ語で使者を意味する言葉で、スワヒリ語で天使を意味するマライカの語源となった。
  • 一部のロード怪人は、『仮面ライダーV3』のデストロン怪人と共通し、ジャガーロードやスコーピオンロードなどに関しては、デザインのモチーフとしたことも明かされている。
    • 仮面ライダーディケイド』に登場したバッファローロードも名前がデストロン怪人のタイホウバッファローに由来する。
  • 当初は異次元の生物というコンセプトだったが、生物モチーフに変更となった。前作グロンギが野蛮な前史時代のイメージであったため、本作品では神話系怪人となった。
  • 共通の意匠である羽の装飾は、「上位のロードと契約を交わしてアンノウンが出現する」という初期案から、サインのための羽根ペンとして想定されていたものである。
  • 「天使になり切っていない存在」として、背中には1対の小さな羽状のパーツがある(鳥モチーフのアンノウンには羽とは別にそれらが存在する)。対照的に、エルロードには大きめの羽をデザインされている。また、額には共通項としてOシグナルがある。
  • 太古から天使のような役割で生きているため、その表れとして総じて古代文明テイストの装飾となっている。装飾はスーツの皺が寄りやすい部分を隠すよう配置され、ベルト部分の細い前垂れは皺部分を視線から逸らすという意図がある。また、造形物には毛ではなくチェーンが頭髪やヒゲの代わりに用いられている者が多い。
  • 目元は『仮面ライダー』の初期ショッカー怪人のような人間の目が覗いているようなデザインを意識している。また、アギトの名前の由来が「顎門」であり、創造主がロード怪人をベースに動物を作ったということで、「これから作られる生物のマスクを被った天使」という解釈で、下顎は共通で人間のようなドクロの口周りをスケルトン風に剥き出しにしており、女性怪人は女性っぽさを出すためドクロ風でなく唇になっている。
  • 基本的には出渕裕が獣や昆虫、鳥モチーフの、草彅琢仁が水生生物や爬虫類モチーフのデザインを担当した。予算がかかることから中盤からは飛ぶ怪人が避けられ、夏に放送されていた回では海洋生物をモチーフのアンノウンが多く登場している。

(出典:『完全超悪』pp.136–139など)


関連タグ

仮面ライダーアギト 仮面ライダーディケイド

怪人 ライダー怪人 アンノウン チート 大ショッカー

アンデッド(仮面ライダー剣):こちらも生物種の祖先。クロスオーバー世界ではどのような位置づけにあるのかは不明。

異端審問/魔女狩り:やっている事は端的に言えばこれであるが、人間と比べると正確性の面では群を抜いている。尤も、過激さや悪質さは人間のこれを上回る


ライダー怪人

グロンギアンノウンミラーモンスター


外部リンク

用語辞典 | 仮面ライダー図鑑 | 東映


Web archive「仮面ライダーアギト」テレ朝版公式サイト アンノウンの全て


Web archive「仮面ライダーアギト」東映版公式サイト アンノウン・ネーミング解題

概要

神(闇の力、オーヴァロード、テオス)に仕える使徒の如き存在・マラークにして、地球上の生物に似た特徴を持つ超越生命体。『仮面ライダーアギト』における敵キャラクターである。

テーマ曲は佐橋俊彦が手掛けた「アンノウン」(M11、M14、M20)。


「アンノウン」の名は警察が氷川誠からの報告を受けて、未確認生命体に代わる新たな敵、謎の存在として警察が命名した呼称であり、軍事用語で「国籍不明機」を意味するunknownが語源。正式名称は「ロード怪人」であり、種族ごとに「(モチーフとなる動物の名前)ロード」と呼称されており、高位の怪人はエルロードと呼ばれる。似た容姿で複数のアンノウンが同時に行動する際には、指揮官らしき存在「クイーンロード」が登場する。

その正体はに仕える天使の如き…というか、本物の天使であり、同時にロードの名が示す通り厳密には人間以外の地球上の生物の原型でもある。

なお、ロード怪人には個体名が存在しているが、これは人間が便宜上付けた名前であり、本来彼らには個体名は存在していない


監視カメラなどでは磁場が発生し、歪んだ姿となるため、不可視である。

また、殺人を楽しんでいるような言動が多く、極めて残酷な殺し方を好む。


アンノウンの目的

その目的は、人類を創造したとされる神の如き存在=闇の力(テオス)が恐れるアギトの殲滅であり、主にアギトになる可能性のある人間(超能力者)を血族ごとに殺し回っている。それには、小学生の様な子供はおろか、まだ産まれていない胎児ですらも該当しており、情け容赦が無い。

例として劇中のかなり早い段階(第4話)でピクニックに来ていた子連れの4人家族を皆殺しというかなり衝撃的な殺人が行われている。

対象となる人物が持つ能力も殆どが「競馬のひとつ先のレースの着順を的中させていた」「金庫破りが異常なほどに得意」などといった(超能力者であると断定するには些か乏しい)些細なものであるが、これは「理由の描写がある」だけまだマシな方で大抵の場合は「本人にその自覚が無い」などの「その『描写』が無いケース」が多数を占めている

ともかく少しでもアギトの素質がある者は能力の大小や自覚に関係なく徹底的に追いかけ血族まとめて殲滅してしまうために、彼らの「目的」を知る知らないに問わず「アンノウンの行動原理がいかなるものであれ、大半の殺された当人にすれば身に覚えのない理不尽な話」といった感想を抱く視聴者も少なくない。


殺人を行う際や特殊能力を発揮する際には、左手で右手の甲を闇の力の文字の形に辿るという、サインを切るような仕草をみせる。

殺害方法は、今までのライダー怪人が殴る蹴る斬り付けるを噴いて焼き殺す・猛毒で溶かすなどといった原始的な方法を使っていたのに対し、彼らは人間を生きたまま木のウロに詰めこんだり、コンクリートの壁に埋め込んだり、高層ビルの屋上からを通過させて転落死させたり、さらには対象の体組織を別の物体に変えたりする(それも「体組織そのもの」だけを的確に置換し衣服や装飾品の類は残る)など、人間には実行不可能な犯行を起こしていた。その能力から、彼らの起こした殺人は「不可能犯罪」と呼ばれ、同族ならば殺害方法は共通する。

一方で、闇の力が自分の生み出した人間達を愛しているために、アギトの力を持たない人間を殺すことは極力禁じられており、ターゲット及びそれの殺害を妨害する者以外の人間を襲うことはなく、もし仮に禁を破ったアンノウンは闇の力から制裁が下されるアントロードの場合は序盤では「殺害を妨害する者」である自衛官達も巻き添えで殺害しているが、終盤の深海理沙はその様な描写が見受けられないにもかかわらず制裁を受けた描写が無い)。


なお作中で警察は超能力者及び親族をアンノウンから保護しているが、標的としていたアンノウン撃破後の被害者の詳しい措置は不明(作中では超能力者はアンノウンに複数回襲われている事例がある)。


これ以外の活動目的としては闇の力の現世での依り代を生み出す為の補佐なども挙げられる。


レッツゴー仮面ライダー』ではアンノウンもショッカーの会議に参加しているが、代表者の水のエルは(闇の力の思想を尊重してか)「人類の根絶」に否定的な様子を見せた。

とはいえ、ショッカーが(アギトの力を持たないであろう)無辜の市民まで弾圧・虐殺しているのは明白であるのでどこからどこまでが闇の力の思惑かは明かされなかった。


太古の戦い

未確認生命体が出現する以前、アンノウンもまた現在よりも遥か太古の昔に人間と戦っていた。


アンノウンが人間に対して戦争を仕掛けた理由とは、「自分たちを元にして生まれた地球の生物が、人間に家畜やペットにされるなどして虐げられていた」からという理由らしい。

ここまで聞けば同胞を守るためには仕方なかったと聞こえはいいが、そもそもアンノウン達自身が人間を下等な存在と見下している等といった点からも、本来の理由は人間が神と似せて作られ、自分達よりも贔屓(『仮面ライダーアギト超全集 下巻』p.62によれば、テオスは人間をペットのようにこよなく愛したとされる)にされているのが気に入らないという独善的な理由…つまりは「嫉妬」に過ぎなかった可能性もあった。

実際、アンノウンが人間に突きつけた要求も、動物の解放ではなく「ならば我々は人間を家畜やペットにする、逆らえば殺す」というものであり、人間が動物の上に立つのは否定していないともとれる。「テオスに似せて創られたのだから人間はエルロードやロード怪人よりも偉い」とアンノウンを見下していた人間たちは、当然要求を受け入れることはなかった。


当時、7体のエルロードと2億体のロード怪人と2億人の人間が存在していた。2億体のロード怪人達の圧倒的な力の前に、文明が発展途上であった人類では歯が立たず劣勢に追い込まれていたのだが、それでも40年経っても人間は隷属を受け入れることなく粘り強くロード怪人との戦争を続けていた。


ロード怪人とは別格の上位存在である7体のエルロード達は、ロード怪人が始めた戦争を静観していたが、エルロードの一人、プロメス光の力は、一方的にロード怪人達に殺されていく人間に憐れみと情愛を持った結果、創造主であるテオスや仲間のエルロード達の不干渉の方針を裏切る形で人間の側につき、人間との間に「ネフィリムギルス」という戦士を設け、人類にアギトの力を与えるに至っている。しかし、人類にアギトの力を与えたプロメスはテオス自らの手で粛清されて、ついにロード怪人はプロメスを失った人類との戦争に勝利した。しかし事態はロード怪人の手を離れていく。


これまで戦争に介入してこなかった他のエルロード達だったが、テオスの行動に倣って、「プロメスの血が混じった種族ネフィリムになってしまった人類、およびそれに従えられた動物たちを、全て滅ぼし尽くす」と、全人類をネフィリムに認定して自身たちで裁定を下した。

ようは「テオスがプロメスに罪ありと判断したのだから、ネフィリムになった全人類にもまた罪があり、ネフィリムに従ったのだから動物もネフィリムと同罪」という横暴とも言える論理である。


テオスに無断でエルロード達によって大洪水が引き起こされた結果、ネフィリムを含んだ殆どの人類や動物達は滅亡してしまい、これに気付き不憫に思ったテオスは、動物たちのつがいと人間の夫婦箱舟に乗せて助けている。

大洪水の後、人間が生き残っているのを知ったエルロード達は怒って「人間はテオスに逆らう存在に変わったから滅ぼすべき」と抗議したが、テオスはエルロード達に対し、「人間は逆らう存在に変わってしまったとお前たちは言ってるけど、お前達も言いつけに逆らって勝手に大洪水を起こして人間と動物を全滅させようとした」と叱責、人間が本当にテオスに逆らう存在に変わったかどうかは人間が地に満ちた時に見極める事になった。


なお、テオスによって粛清されたプロメスであるが、実は粛清された直後はまだ生きており、残された力を使って2001年の時代に飛んだ後、沢木哲也(後に記憶喪失となり、津上翔一と名乗る青年)にアギトの力を目覚めさせて消滅している。また、その場に居合わせたあかつき号の乗客達もまた、プロメスの力の影響を受けており、後に何人かが超能力を使えるようになったり、アギトに覚醒している。


また、山王湖の古代文明の物語には「古代文明をある戦士が守護しており、人々は彼を神と呼んで崇め、戦士の像を湖底に沈めた」という伝承があり(作中ではデタラメという事になっているが、篠原佐恵子の書いたアギトの紋章から強ち嘘とも言い切れない。尤も伝説の文面的にはアギトよりもこっちがそれっぽいが)、作中世界の民間伝承でもアギトの力の片鱗を見る事が出来る。


平行世界においては

なお、『仮面ライダーディケイド』に登場する「アギトの世界」(以下「Dアギトの世界」)でもアンノウンの活動方針は本家アギト世界のそれと大差はないようだが、「Dアギトの世界」においては未確認生命体が絶滅しておらず、アンノウンは未確認たちもアギトの力を持つ者らと並ぶ排除対象として駆除して回っている模様

Dアギトの世界警察からは、敵性怪物同士の争いとしか見られていないようである。

また、大ショッカーの傘下となった怪人もいるようである。


その他

どのアンノウンも能力の発動時や、ライダーの技を受けて爆死する直前に天使の輪のような円盤状の発光体が頭上に出現する。また、各自の武器はそこから召喚して装備する。

背中には鳥類系以外のアンノウンにも、未発達な羽を思わせる突起が生えている。彼らには種族的観念とそれに基づいた階級があるらしく、似た容姿で複数のアンノウンが同時に行動する際には、クイーンロードと呼ばれる指揮官らしき存在が登場した(なお、それら指揮官担当はいずれも女性である)。劇中で各アンノウンの名前が呼ばれることはなかった。また、総じて古代神話を意識したデザインがなされている。


ちなみに人間の言葉を話すシーンは少なく、基本は唸り声や奇声を発しており、また神々の使者である事から機械的で感情を持たない印象を受けるが、実際には前作のグロンギとは違い、デフォルトで人間の言葉を話す事が可能(『仮面ライダーアギト超全集 上巻』p.37より)。事実、それを証明するようにエルロードは流暢な日本語を操っており、彼らも生命体である為、各々で性格が異なるらしい。しかしアンノウンは人間を嫌っているため、人間の言葉を使いたがらないのだという。

また、エルロードより少しくらいの低い階級のロード怪人はコルセットを身に付けており、『仮面ライダーディケイド』に登場したバッファローロードのように、エルロードと同格かそれに準ずる階級の者にはにロード怪人のシンボルマークが付いているようだ。


残された謎

神話との関連

ロード怪人の中にはメドゥーサ(スネークロード)やアヌビス(ジャッカルロード)、ホルス(ファルコンロード)やテスカトリポカ(ジャガーロード)など古代神話の神々と似た外見や特徴を有した個体が散見される。


設定面から見ても天使伝承の元になった存在であることはほぼ確実であるのだが、彼らが古代神話の神々のモデルになったかどうかまでは言及がない(※)。


(※)一応、ジャガーロードのようにデザイナーが神話から要素をデザインに取り入れたと明言している怪人もいるにはいるが、設定面に反映されている訳ではない。


古生物モチーフについて

イコン画にはティラノサウルスに似た獣脚類らしき生物が描かれている(光の力のすぐ近くに確認できる)。

諸設定から最初は2億体いたというロード怪人の中にそれらの種の姿の元となった怪人がいてもおかしくない筈であるが、古生物モチーフのアンノウンは本編には一度たりとも登場しておらず、イコン画に黄色いプテラノドンのようなロード怪人が確認できる程度である(イコン画の上部分に描かれたエルロードの下に並ぶ怪人のうち、右から5番目)。

このロード怪人がどうなってしまったのかについても謎のままに終わった。


一覧

『仮面ライダーアギト』本編、劇場版、TVSPに登場




『仮面ライダーディケイド』に登場


漫画『仮面ライダーアギト 3大ライダーVS超ロード』に登場


『てれコロコミック』2001年夏休み増刊号掲載作『仮面ライダーアギト G3-Xvs機動装備G2』に登場

戦闘マシン・GENERATION-2を乗っ取って戦うもアギトとG3-Xに倒されたアンノウンが登場するが、名称・モチーフは不明(頭部の触覚などから昆虫モチーフと思われるが定かではない)。


S.I.C.HERO SAGA『MASKED RIDER AGITΩ EDITION -HEAVEN'S DOOR-』に登場

※単行本収録時のみ。本誌連載時はドッグオルフェノク。


イコン画のロード怪人

以下怪人のモチーフは見た目からの推測。

  • オクトパスロード(タコ)※テレビシリーズのものよりも冒涜的な外見になっている。
  • カメレオン型のロード怪人※クラブロードだとも解釈できる外見をしている。
  • ジャガーロード(豹)
  • フィッシュロード(魚)
  • バッファローロード(牛)
  • マンティスロード(カマキリ)
  • スネークロード(コブラ)
  • トータスロード(亀)
  • 象型のロード怪人
  • 翼竜型のロード怪人

これ以外にも様々なロード怪人がイコン画に描かれており、人間たちと戦争を繰り広げる様が確認できる。


余談

  • アンノウン達の殺害方法が不可能犯罪的なものとなったのは、前作『クウガ』での残虐シーンが多すぎて問題になり、残虐シーンが局的にNGとなったためである。それ故に、脚本担当の井上敏樹は、残虐シーンではないが恐い殺人シーンを考え、視聴者がマネできない犯罪として「不可能殺人」という言葉を作った(『特撮黙示録1995-2001』p480)。
    • ただ、それでも中には先述した様な「子供にトラウマを与えかねない殺し方」もあったために「(グロンギの殺し方とは)感じる『恐怖』の種類が違うだけで、本質的には何も変わっていない」「むしろアンノウンの殺し方の方がよっぽどエグい」と評価した視聴者も少なくなかっただろう。
  • モチーフとなる生物は、ニチアサで同時期に放映されていた『百獣戦隊ガオレンジャー』のパワーアニマルと被らないように気を使われていた。そのためにOPのイコンに描かれていても未登場のロード怪人が多い。(地のエルは最終回間際なので解禁)
  • 衣装に使用されている巻貝のような装飾は、武装した貝アーマメントアンモナイトとして草彅琢仁によってデザインされたものである。
  • 仮面ライダー超辞典の解説によればアンノウンの本来の総称はマラークといい、その正体は闇の力に作られた古代の生命体であるとの事。なお、マラークとはヘブライ語で使者を意味する言葉で、スワヒリ語で天使を意味するマライカの語源となった。
  • 一部のロード怪人は、『仮面ライダーV3』のデストロン怪人と共通し、ジャガーロードやスコーピオンロードなどに関しては、デザインのモチーフとしたことも明かされている。
    • 仮面ライダーディケイド』に登場したバッファローロードも名前がデストロン怪人のタイホウバッファローに由来する。
  • 当初は異次元の生物というコンセプトだったが、生物モチーフに変更となった。前作グロンギが野蛮な前史時代のイメージであったため、本作品では神話系怪人となった。
  • 共通の意匠である羽の装飾は、「上位のロードと契約を交わしてアンノウンが出現する」という初期案から、サインのための羽根ペンとして想定されていたものである。
  • 「天使になり切っていない存在」として、背中には1対の小さな羽状のパーツがある(鳥モチーフのアンノウンには羽とは別にそれらが存在する)。対照的に、エルロードには大きめの羽をデザインされている。また、額には共通項としてOシグナルがある。
  • 太古から天使のような役割で生きているため、その表れとして総じて古代文明テイストの装飾となっている。装飾はスーツの皺が寄りやすい部分を隠すよう配置され、ベルト部分の細い前垂れは皺部分を視線から逸らすという意図がある。また、造形物には毛ではなくチェーンが頭髪やヒゲの代わりに用いられている者が多い。
  • 目元は『仮面ライダー』の初期ショッカー怪人のような人間の目が覗いているようなデザインを意識している。また、アギトの名前の由来が「顎門」であり、創造主がロード怪人をベースに動物を作ったということで、「これから作られる生物のマスクを被った天使」という解釈で、下顎は共通で人間のようなドクロの口周りをスケルトン風に剥き出しにしており、女性怪人は女性っぽさを出すためドクロ風でなく唇になっている。
  • 基本的には出渕裕が獣や昆虫、鳥モチーフの、草彅琢仁が水生生物や爬虫類モチーフのデザインを担当した。予算がかかることから中盤からは飛ぶ怪人が避けられ、夏に放送されていた回では海洋生物をモチーフのアンノウンが多く登場している。

(出典:『完全超悪』pp.136–139など)


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怪人 ライダー怪人 アンノウン チート 大ショッカー

アンデッド(仮面ライダー剣):こちらも生物種の祖先。クロスオーバー世界ではどのような位置づけにあるのかは不明。

異端審問/魔女狩り:やっている事は端的に言えばこれであるが、人間と比べると正確性の面では群を抜いている。尤も、過激さや悪質さは人間のこれを上回る


ライダー怪人

グロンギアンノウンミラーモンスター


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