CV:柴本浩行(2体とも)
登場話:第11話「繋がる過去」 第12話「湖の激突!」
概要
『仮面ライダーアギト』第11話、第12話に登場するシマウマに酷似した姿を持つ超越生命体。
人間の体に触れる事でその人物の体液を一瞬にして蒸発させ、ミイラのように干乾びさせてしまう能力を持っており、この能力を駆使して アギトの力を持つ人間たちを次々にその手に掛け、“人間をミイラ化させる”という不可能犯罪を決行していた。なお、この個体の行動からターゲットは赤ん坊にまで及ぶことを視聴者に知らしめる事となった。
各個体
エクウス・ノクティス
身長 | 215.0cm |
---|---|
体重 | 158.0kg |
特色/力 | 触れた相手の体液を蒸発させる |
シマウマに似た姿の超越生命体。
“夜の馬”という意味の個体名が示すようにシマウマというよりは黒馬に近い姿をしており、前述のミイラ化能力の他に、鎧で武装している為に高い防御力を有している。また、突進による攻撃も得意技である。
これまでに登場したロード怪人たち同様にアギトの力に覚醒する可能性を持った人間たちを襲っていたが、最初のターゲットが天涯孤独の身であった為に警察は次の被害者になるであろう人物が特定できずに途方に暮れていた。しかし、氷川誠が被害者の男性が姓名判断の本から次の被害者がもうすぐ生まれる彼の子供であると気付く。
その後、氷川の読み通りその子供を狙って彼の妻の前に出現するが、事前に警備にあたっていた警察の妨害を受けてしまい、ターゲットが保護されているパトカーの上にテレポートして乗り込み襲い掛かるが、アンノウンの気配を察知して駆けつけた仮面ライダーアギトと交戦。
激しい攻防戦の末に「ライダーキック」を受けて爆死した。
エクウス・ディエス
身長 | 213.0cm |
---|---|
体重 | 155.0kg |
特色/力 | 触れた相手の体液を蒸発させる |
昼の馬という個体名を冠するシマウマに酷似した超越生命体。
その為にノクティスと違ってモチーフとなったシマウマに近い姿をしており、ゼブラロード共通の人間をミイラ化して殺害する能力を有してはいるが、主に同種族の補佐的な役割を担う立場にある。得意技は格闘術のような動きの攻撃で、水中での活動もある程度自由にこなせる(『仮面ライダーアギト超全集 上巻』p38より)。
アギトとの交戦中のノクティスが不利に陥った際に出現し、ノクティスをすかさず補佐するが、生身の状態の氷川が行った「GM-01 スコーピオン」による援護射撃を受けたために怯みその場から撤退する。
その後、ノクティスと別行動を取り、あかつき号の生存者の1人である篠原佐恵子を山王湖で襲撃し、ノクティスと同時刻に出現する事でアギトの介入を受ける事無く無事に使命を達成するが、偶々彼女を訪ねて来ていた葦原涼=仮面ライダーギルスが駆けつけた為、彼と交戦する事となり、最後は怒りの「ギルスヒールクロウ」を受け爆死した。
余談
ノクティスのデザイン画には、「ジャガーロードと同じく速さを司るロード」と記されている。
体色はネガポジからの発想(ノクティスがネガ)で、ローマ風やチェスの衣装も盛り込まれてデザインされている(『完全超悪』p17,138より)。
関連項目
外部リンク
Web archive「仮面ライダーアギト」公式サイト エクウス・ノクティス
Web archive「仮面ライダーアギト」公式サイト エクウス・ディエス