CV:山野井仁
登場話:第28話「あの夏の日」
データ
身長 | 206.0cm |
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体重 | 145.0kg |
特色/力 | エネルギー吸収 |
概要
『仮面ライダーアギト』第28話に登場。
(良い意味で)とてもそうは見えないがウニに酷似した姿をした超越生命体。
(イラスト右)
個体名はエキヌス・ファメリカーレ。名前の意味は“飢えさせるウニ”。
能力
強固な外殻に覆われており、表面に変えた無数のトゲはコンクリートすらも貫き通す威力を持つ。
また同様のトゲが生えた「深淵の菱」という名の手裏剣を武器としており、命中した者の生命エネルギーを根こそぎ奪うことで何週間も食べ物を摂取しなかったような餓死状態にして対象を抹殺する能力を持つ。
そのため、被害者の解剖結果やその前後の行動からの矛盾(餓死する前に飲食をしていた等)からしか被害者を特定するしか方法が無く、実際にはもっと多くの人物が犠牲になっているものと推測される。
活動歴
とある家族を上記の能力で餓死させて交通事故を誘発させることで殺害。その家族で唯一生存した少年・浅野一輝を執拗に狙い続ける。
アンノウンの気配を感じて駆けつけた仮面ライダーアギトとの戦闘ではストームフォームに匹敵するスピードを披露し、アギトのストームハルバードを叩き落とした上に「ライダーキック」を「深淵の菱」で不発させて逃走する。
その後、海岸にて一輝少年を守ろうとする葦原涼こと仮面ライダーギルスと交戦し苦戦させるが、遠隔操作されたギルスレイダーの特攻に怯んだことで形勢が逆転し、最期は「ギルスヒールクロウ」を喰らい爆死した。
余談
- 出渕裕によってウニドグマを思わせるラフデザインが参考として描かれていたが、それは使用されず、生物学に造詣が深い草彅琢仁によってウニの殻を人体に落とし込んだ姿でデザインされた。なお腹筋は食用になる生殖腺「雲丹」がモチーフである。
- そのカッコいいデザインから担当スーツアクターからの評価も良く、当初予定していた演技からヒーローっぽさを意識した演技に変更するほど気に入られていたとのこと。
- この怪人が登場した第28話は次作『仮面ライダー龍騎』のメインライターを担当する小林靖子女史が執筆したが、後に登場するウニ怪人の回も彼女が担当している。
関連項目
アンノウン(仮面ライダーアギト) ロード怪人 ウニ 仮面ライダーアギト
ゲルニュート、スパイダーオルフェノク:手裏剣を武器に使用するライダー怪人
仮面ライダーZX、ミッドナイトシャドー:手裏剣を使用する仮面ライダー
外部リンク
Web archive「仮面ライダーアギト」公式サイト エキヌス・ファメリカーレ