異端審問
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いたんしんもん
中世にカトリック教会が設けた、他教派を裁くためのシステム。
噛み砕いて言うと
みたいな感じである。
本来はカトリックに改宗すれば許され、また被疑者への拷問は禁止されていたが、時代が下がるにつれて過酷な拷問と処刑が行われるようになった。
また異端者の逮捕は告発制だったため、単に憎い相手を陥れようとして告発する者もいた。
審問官もそれを分かっていたため、逮捕した被疑者に「お前を殺したいほど憎んでいる者はいるか?」などの質問をし、私怨による告発だと判明した場合は告発者の方を裁いたりもした。
しかし審問官は教皇直属の機関として特権を与えられたため、独善や私欲で暴走する者も現れるようになった。
そうした腐敗もまた時代が下がるにつれて酷くなり、特にスペインの異端審問官は教皇ではなく王国貴族の指揮下にあったため、政治的な理由で異端者の濡れ衣を着せられ処刑される者が後を絶たなかった。
フランスでも国王の意図によってテンプル騎士団総長ジャック・ド・モレーが異端審問にかけられ、冤罪(現在のカトリック教会の公式見解)で処刑されている。
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