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煉獄

れんごく

煉獄とは、小罪を犯した死者が罪を清めるための天国でも地獄でもない場所
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煉獄とは、カトリック教会の教義で、この世のいのちの終わりと天国との間に多くの人が経ると教えられる清めの期間。

概要

キリスト教、カトリック教会の教義で天国に行けないが地獄に墜ちる程でもない小罪を犯したものがその罪を炎によって清めながら天国に入れるのを待つ場。
天国は「最高の、そして最終的な幸福の状態」、地獄は「神から永遠に離れ、永遠の責め苦を受ける状態」と定義されているが、「天国の本質が神との一致にあるとすれば、それは当然のことだが、人間は必ずしも終始一貫、神に沿って生きているとはいえず、罪を犯すこともあり、そのため死後に神と一致しようとする際には、自分の内にある神と異質なものは清められることになる。これが煉獄である」と説明されている。
『カトリック教会のカテキズム』では「神の恵みと神との親しい交わりとを保ったまま死んで、永遠の救いは保証されているものの、天国の喜びにあずかるために必要な聖性を得るように浄化(清め)の苦しみを受ける人々の状態」と説明する。
正教会やプロテスタントなどキリスト教の他の教派では、煉獄の存在を認めていない。

上記の通り本来は神聖な地という意味の煉獄だが、名前の響きの所為か“落ちたものを徹底的に苦しめる地獄も同然の場所”と受け取られることもある。

ダンテの神曲の中で主人公ダンテが訪れる場所の一つとして記されている。

甲鉄艦“煉獄”

週刊少年ジャンプにて連載されていたマンガ『るろうに剣心』に登場する甲鉄艦がこの“煉獄”の名を冠している。

当時としては最新式の船体を金属で覆った装甲式戦艦の一種で、日本の国家転覆を目論む志々雄真実およびその配下の佐渡島方治外国の武器商人から志々雄の組織が持っていた総予算の6割を叩いて購入したもの。

強力なアームストロング砲やガトリング砲を装備している。

同一派にとっては正に最大の切り札であり、志々雄は十本刀の京都襲撃を囮にして東京に直接的な攻撃を仕掛けるだけでなく煉獄の襲来を幕末の黒船来航に見立てて人心の不安を煽って大きな混乱を引き起こし、それに乗ずることで明治政府への攻撃計画をスムーズに進めようと企んでいた。

木造のボロ船に偽装して大阪湾に運び込まれ、志々雄の前に立ちはだかる緋村剣心らの前に初めてその威容を露わにし、そして志々雄(と方治)はこれに乗って意気揚々と東京に向かおうとするが、それを阻止しようとした相楽左之助が投げた月岡津南から託された小型炸裂弾(×3)の爆発により船体に致命的なダメージを受けて浸水および炎上、その威力を発揮する間もないままあっけなく沈没してしまった。

この予想外の事態に方治は動揺と怒りを隠せず、志々雄もその時は「自分自身のミス」と一応冷静を装っていたもののやはりというかなんというか内心では相当頭に来ていたようで、その左之助と十本刀の一人である悠久山安慈を戦わせようとした際には安慈に「(左之助の)頭蓋骨を引き抜いてもってこい」とめちゃくちゃ過激な注文をつけていた。

当初は方治が海外の武器商を駆け回って手に入れたとされていたが、後に描かれた番外編ではとある軍閥部隊が計画していた購入契約案を志々雄達が奪取する形で買い取ったことになっている。

余談

甲鉄艦


形状からして元ネタはおそらく現実世界において幕末時代の新政府軍がアメリカから購入したという“ストーンウォール”こと東艦と思われる。

ちなみに上記の残念過ぎる最期に関しては連載当時に作者がアシスタントらの「(煉獄を)描くのがめんどくさい」という意見を受けて「じゃあ早めに沈めてしまおう」とあっさりこれ以上の描写の破棄を決めたからだとされている。
他にもこの件は今だに読者の間で「たった数発でこの船を破壊できる爆弾を作れた津南こそ最強」とか「志々雄と方治はぼったくられて欠陥品を掴まされた」と囁かれているとかなんとか。

後の実写映画版では大掛かりなセットとして再現されており、こちらではそう簡単には沈められることはなく、剣心達と志々雄の決戦の場として活用された。

関連タグ

地獄 神曲 れんごく

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