CV:坂本真綾
概要
年齢 | 3000歳以上 (肉体年齢は30歳)(本来の姿は10歳前後の幼女) |
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身長 | 177cm |
体重 | 57㎏ |
血液型 | AB型 |
スリーサイズ | 85・57・85 |
誕生日 | 12月3日 |
出身地 | ベリアルイン |
闘級:4710(魔力:3540/武力:70/気力:1100)
通称:暴食の罪(ボア・シン)のマーリン。
印は雄豚で、右首にある。
黒髪のセミロングで、妖艶たる雰囲気を持つ美女。
全身黒で、露出度の高い衣装を纏っており、<色欲の罪>であると言われても遜色ない容姿をしている。実際、ゴウセルが登場するまで彼女が<色欲の罪>であると思った人もいるのではないだろうか。
胸は七つの大罪女性陣(エリザベス、ディアンヌ)の中では小さめ。
16話で彼女らしき人物が描かれており、ゴウセルが幾つか噂を耳にしていたが83話でようやく登場した。
ブリタニア大陸一の魔術師で、リオネス王国の魔術師ビビアンの師。
若い女性の姿をしているが口調は古風で、メリオダスには「団長殿」と呼ぶ。
ただし、初登場の第5話時点では猫撫で声の女性口調だった。
王族には礼儀を示すものの、治療とはいえ研究の実験体として扱うなどやや危うい部分もある。
また、ゴウセルの鎧はマーリンのお手製であり団員達の印をつけたのも彼女の魔力によるもの。
リオネス聖騎士が扱う「呪言の玉」や「女神の琥珀」等もマーリンによって作成された。
神器
「明星アルダン」
数千のルーンが刻まれた鉄球状の神器。マーリンの周囲を衛星のように回る。
能力のひとつとして自分の精神を内部に転写することが可能で、肉体が活動不能になった時も問題なく周囲と意思疎通できる。他に幻影の映写など、用途は多岐にわたる。
魔力
「無限(インフィニティ)」
マーリンが一度発動させた魔法は、彼女の意志で解除されない限り永遠に持続する。
明言されていないだけで他の魔法を使っているのかもしれないが、魔法の永続では片付けられない描写が幾つもある。故に明確に判明している能力というだけで、無限の能力はいまだ未知数。
- 「氷柱の城(アイシクルキャッスル)」
氷魔法。
氷の柱を複数生成し、対象を凍らせたり氷柱で貫いたりする。
- 「水の衣(アクアドレス)」
水を体に巻きつけて水着のようにする魔法。
光の屈折で透けることはなく、熱にも強い。
- 「絶対強制解除(アブソリュートキャンセル)」
魔力による効果を強制的に解除する魔法。
- 「物体転移(アポート)」
物体を瞬間移動させる魔法。
術名は「アポート」ではあるが、取り寄せるだけでなく転送することもできる。
- 「波竜(ウェーブドラゴン)」
水を竜の形に変化させて操る魔法。
水が変化した竜の頭頂部に乗ることも可能。
- 「殲滅の光(エクスターミネイトレイ)」
放った光の線上にあるものを殲滅する魔法。
- 「「無限」付呪(エンチャント・インフィニティ)」
付与魔法。チャンドラーとの殲滅の光の打ち合いで「無限」を殲滅の光に付与することで、元々の威力と比べ数百倍はあるであろう威力となった。どういう原理かは不明。
- 「終わりなき渦(エンドレスワール)」
巨大な渦を作る魔法。
渦の中心に範囲内にいる者(物)を集める。集まった対象は渦が縮小するとその分縮小する。
- 「呪いの婚約(カース・エンゲージ)」
対象を支配することが出来る呪いのエンゲージリングを取り付ける魔法。
「レマーダ」の一言で魔力が発動し、全身に刺されるような激痛を受ける。特定の行動をとった場合も同様。指輪の使用を重ねる毎に痣が広がりっていき、全身が覆われると命を落とす。普通の魔術師ならば解呪可能だろうが、彼女自身が解除しなければ永遠に消えないため強力な呪いになっている。
- 「露顕(カースディスカバリー)」
呪いを可視化する事ができる魔法。
- 「時の棺(クロノ・コフィン)」
対象の時を止める魔法。
「時間停止」とも呼ばれている禁呪で、グレイロード曰く、本来なら世の理を歪めるのに莫大な魔力が必要になり、それをさらに持続することは不可能だが「無限」の効果により永続させることが可能。彼女自身も自らの身体にこの魔法をかけており、3000年以上不老不死を保っている。
しかし、この術を使った描写を見るに、唯の匙加減かもしれないが彼女自身にかかっている「時間停止」とは少し異なる特徴があるので、必ずしも同じ術とはいえない。
- 「衝撃の尾針(ショックスティンガー)」
魔法の針を放つ魔法。
相手を衝撃で気絶させる。
- 「二重衝波(ダブルインパクト)」
第一波(ファーストウェーブ)で四大元素及び、それらを組み合わせた複数の属性魔法を放ち、対象の最も低い耐久度の属性を割り出す。
チャンドラーは「雷」キューザックは「風」
第二波(セカンドウェーブ)は、それらの耐久度を著しく下げる弱体化魔法。更に、マーリンの魔力「無限(インフィニティ)」で一撃を喰らう毎に、耐久度が下がり続ける。
- 「混同魔法(名称不明)」
上述の二重衝波と併用して使われた攻撃魔法。
チャンドラーとキューザックの呪文の詠唱(しゃべり)と、攻撃動作(うごき)に自律的に反応し、攻撃する感知不可能の見えざる雷と風の魔力が無数に生み出す。それらは「無限(インフィニティ)」によりキューザックとチャンドラーが息絶えるまで生み出され続ける。
この魔法は、「二種の属性攻撃魔法」に「透明化」「感知不可」「自動追尾」と「無限」を即席で掛け合わせたもので、彼女自身もよく分かっていない。
- 「瞬間移動(テレポート)」
自身や周囲の人間を任意の場所へ瞬間的に移動する、またはさせる魔法。また、別の場所にいる相手をも強制的に自分のいる場所に移動させることが出来る。この派生で「連続瞬間移動(れんぞくテレポート)」、「超連続瞬間移動(ちょうれんぞくテレポート)」がある。
作品内外問わず、単に「瞬間移動(しゅんかんいどう)」と呼ぶものもいるが、「瞬間移動(テレポート)」が正式な術名。
- 「完璧なる立方体(パーフェクトキューブ)」
術者が認めた者以外の侵入を拒み、力の大小関係なく、いかなる攻撃も跳ね返す立方体の結界を張る魔界由来の秘術。
ただし、名の通り「完璧」というわけではなく超高密度の魔力や、強すぎる攻撃をくらえば破壊される。といっても、この術を破壊出来た若しくはマーリンに破壊されるだろうと明言されたのは、映画でのインデュラ、魔神王メリオダス、五つの戒禁を取り込んだメリオダスが生み出した超高密度の闇の魔力の塊のみなので、魔神王クラスの攻撃以外は、耐えゆることが出来る。
- 「煉獄の毒(パーゲトリィ・ベノム)」
即効性の強力な毒の球を放つ魔法。
- 「魔力増強(パワーアンプリファイ)」
他者の魔力や魔法による攻撃を強化する補助魔法。
- 「魔力限界突破(パワー・リミットブレイク)」
対象の魔力を限界以上に引き出す補助魔法。
この魔法を受ければ魔力が漲るが、副作用として一週間は寝込む。
- 「全魔力合体(パワー・フルコンバージョン)」
名の通り全ての魔力を合体させる魔法。
これにより、七つの大罪の魔力攻撃を一つに合体させた。
- 「ファイアストーム」
番外編で巨大イカを丸焼きにするために使用した炎魔法。
- 「偽玉(フェイクボール)」
魔法を別の魔法に錯覚させる幻覚魔法の玉。
攻撃魔法と組み合わせることによりその真価を発揮する。
劇中では、炎魔法を氷魔法に、氷魔法を炎魔法等に錯覚させた。映画オリジナル魔法。
後に原作でもこれらしき術を使用した。
- 「魔力解除(マジック・キャンセル)」
魔力を解除する魔法。
絶対強制解除の下位魔法だが、明確に絶対強制解除との違いは説明されていない。
- 「魔力封じ(マジック・シール)」
その名の通り、魔力を封じることができる魔法。
チャンドラーに使った魔法であるが、全反撃により跳ね返されてしまった。
- 「魔力防御壁(まりょくぼうぎょへき)」
魔力で壁を張る魔法。
- 「ランダンボール」
色とりどりの魔力弾を無数に放つ魔法。
おそらく、色々な属性の魔力弾を放つ魔法。
- 「探知(ロケーション)」
魔力によって一定範囲内に存在する物や人を探しだすことができる魔法。
- 「幻影魔法(名称不明)」
マーリン初登場時、リオネス国の門前でキャメロットの大軍の幻影を見せた。
- 「浄化」
ドルイドに伝わる秘術。泥水から不純物を分離し真水にするように、あらゆる物を分離する事ができる。
マーリンは誰に教わったのか平然と使用して見せた。(お決まりの’反則’によるものだろう)
合技
- 「三層牢獄(トリプルプリズン)」
「聖柩(アーク)」、「完璧なる立方体(パーフェクトキューブ)」、「花粒園(パレンガーデン)」の合技。
魔神王メリオダスの動きを止めるために使用。
罪状
「愛欲に飢え知識を貪る〈暴食〉の娘」
劇中の動向
リオネスで王国で魔法の研究をしていたらしく、王国には彼女の屋敷が保管されている。
甲冑はアニメでは紺色と銀色で配色されている。
実は十年前、<七つの大罪>の王国転覆事件の際にメリオダスを襲った張本人であるとゴウセルから明かされている。これはメリオダスの暴走を防ぐため力を抜き取っていたらしい。
キャメロット王国のアーサーの側近としてフードで身を隠していた。理由は長い間明かされていないが、彼をブリタニアを先導する王として導いている。
リオネス国王救出後、国王の病の治癒のため、アーサーと共に一度キャメロットへ帰還する。国王の病を治した後、リオネスに戻り、魔神族復活に必要な「常闇の棺」が無くなったことや新たなる聖戦の兆しがあることから、〈七つの大罪〉としてメリオダス達に同行する。
一度ガランの"真実"の戒禁を受け石化し、神器アルダンに精神を移していたが、「ベリアルインの娘」と呼ばれる存在であり、十戒の持つ"戒禁"に対する耐性さえ備えている。グレイロードの戒禁により寿命を奪われそうになるが、彼女の魔力「無限」により彼女自身の時を止めていたので全く効果がなく、逆にグレイロードを瓶に閉じ込めて実験材料にする。
黙示録の四騎士ではアーサーの元を離れ、行方不明の状態。
他の人物との関係
キャメロット王国の少年王。
彼曰く「なくてはならない友人、そして師」である。
作者曰く両思い(但し、師弟愛)。
豚の意味で共通点がある。
ビビアン
弟子。かなり嫌われていた模様。彼女がギルサンダーをストーキングしていたため近づくと呪いが広まる呪文を掛ける。
関連イラスト
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・白猫プロジェクトにおける内容はこちら
ネタバレ注意!
実は七つの大罪の物語の黒幕の一人である。
元々ベリアルイン出身である事は語られていたが、そこに住む少女の時にメリオダスと出会い、恋に落ちるも気づいた時にはメリオダスの隣にはエリザベスがおり失恋する。
しかしエリザベスへの思いも捨てられなかった彼女はその心の傷を埋める為に混沌を求めようと企み、混沌を復活させる為に魔神王、最高神をメリオダス達が完全消滅させるように誘導していた。
魔神王消滅後、メリオダス達の前で自らの目的を明かし、アーサーを混沌の王として目覚めさせ、その後キャスとの戦いの後、一緒にキャメロットへ去って行った。
その後、続編『黙示録の四騎士』では、アーサーの側にマーリンが居たが、そのマーリンはアーサーが妖精を無理やり擬態させていたもので本物は行方不明になっている。
アーサーの性格の豹変に関わりがあるかは現在のところ不明である