ナイフアルマジロ
ないふあるまじろ
河井三郎博士が開発した人工心臓の実験の被験者となった男性を改造して制作された、アルマジロとナイフの能力を兼ね備えた機械合成怪人。鳴き声は「ギリギリギリィ」
ノコギリトカゲが起こした火事で研究所に置き去りにされて顔に火傷を負い、そのノコギリトカゲの手引きでデストロンの手によって改造され、河井三郎博士をデストロンに協力させるために暗躍する。
風見志郎こと仮面ライダーV3に自身の行動を察知され対決するが、必殺技「弾丸鋼鉄球」でV3に重傷を負わせて1度は勝利を収めた強敵。
その後、ナイフアルマジロ対策におやっさんとの特訓(巨大な鉄球をクレーン車からぶら下げて叩き付けるという『巨人の星』の花形満みたいな無茶な代物)に励むV3に再び襲撃を仕掛けるものの、偶然V3・26の秘密の1つ「特殊スプリング筋肉」に気づいたV3に突撃する勢いを利用されて肩で「弾丸鋼鉄球」を弾き返されたところにキック攻撃を受けて瀕死の重傷を負い敗走。
上司であるノコギリトカゲの監督の元、河井三郎博士の手で人工心臓を埋め込まれ3度死の淵から蘇りV3との最終決戦に挑むが、最後はV3・26の秘密の1つ「V3ドリルアタック」を受けて爆死した。
右手には岩をバターの様に容易く切り裂くナイフが取り付けられており、使用しない場合は小さく折りたたんで収納している。また、このナイフはたとえ破壊されても修復する再生能力が備わっている。
全身が鋼鉄の鎧の様な鱗で覆われており、体を丸めて猛スピードで転がりながら敵に体当たりを仕掛ける「弾丸鋼鉄球」が必殺技。
V3をギリギリまで追い詰めたことは成井紀郎の漫画『7人ライダー最後の決戦』(テレビマガジン掲載)でも触れられており、ライダーマンは「V3が特訓して進化しなければ、V3よりも機能は上だった」とさえ語っている。
すがやみつるによる漫画版では立花藤兵衛暗殺のために巨大なレーザー砲を小学校の屋上に運び込んで狙撃しようと目論んでいた。止めに入ったV3を弾丸鋼鉄球で階下に落とし、ノコギリトカゲやハチサーベル(TV版の没キャラ)共々息の根を止めようとするも失敗。ノコギリトカゲがV3を抑えているうちにレーザー砲を起動させるも、V3が放ったV3ホッパーを受けて砲身がグルッと半回転、自分の腹をぶち抜いて消し飛ぶという自業自得な最期を遂げた。
あおきけいによるSD漫画では、クリスマスケーキをその場の人数より少なく切るあるまじき行為を重ね、町に混乱を起こす。ナイフを一度折られた後、ドクトルGは「強化してやる」と豪語したが、刃がまた出るカッターナイフアルマジロにしただけ。
『仮面ライダーSPIRITS』ではドクトルGと共にデストロンの四国制圧に参加し、高知県を襲撃してドクトルGの支配下に置いてしまう。市民を奴隷のように扱き使い、サタンニウムを採掘させていた。
鉱山にやってきたV3を機械合成怪人軍団と共に迎え撃つが、弾丸鋼鉄球をV3回転三段キックでぶち抜かれ、後方支援していたクサリガマテントウ&ヒーターゼミ共々真っ二つにされて爆死した。
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第5話 志郎のリベンジ
【二十六の秘匿装備】 仮面ライダーV3に備え付けられた戦闘のサポートを行う武装群。 オーグメントの強化に伴いルリ子によって導入が提案され、本郷猛と一文字隼人の協力を得て様々な装備が埋め込まれた。 しかし全てを伝える前に本郷猛と一文字隼人が生死不明となったため、志郎はルリ子が知る分のみしか知らない。 どれも強力な装備であるが、これの導入によって四点の致命的弱点が存在している。 代表的な装備は二十五個目のライダーキック。発動すれば脚力が一時的に強化され、その状態で相手を蹴れば、そこから濃縮プラーナが流し込まれプラーナ過剰によって相手のオーグメントは体の内側から爆散して確実に死に至らしめる「必殺技」と呼ぶに相応しい装備である。9,933文字pixiv小説作品