登場作品『仮面ライダーV3』
第5話「機関銃を持ったヘビ人間!」
概要
村山博士が開発を進める、“ 原子力に代わる新エネルギー理論”の秘密が書かれたノートの強奪を使命とするコブラとマシンガンの能力をもつ機械合成怪人。
鳴き声は「シャシャシャシャシャー!」
右手のアタッチメント方式のコブラ型の腕の下にはマシンガンが隠されており、戦闘の際はこれをはずして露出させて襲いかかる。また、蛇に化身する能力も持つ。
かなり短縮的かつ凶悪な性格で、村山博士の助手を務める西崎道子を拉致した後、博士をも拉致するために博士邸宅を襲撃した際、取っ組み合いの末博士を殺してしまうという大失態を犯してしまった。その事に対しても「死んだか」と平然としていたり、人質にするべき西崎の息子さえもそのまま殺そうとするなど明らかに作戦を無視したような問題行動が目立った。西崎に対しても電気椅子による拷問をかけるが、「それ以上痛めつけると情報を聞き出せなくなるぞ」と首領に諫められている。
また、風見志郎がV3に変身するのを銃撃して妨害し、左足を負傷させるという外道かつ掟破りな行為も行っている。
これにより初戦ではV3を撃退したが、回復したV3が26の秘密の1つ「特殊強化筋肉」を発動するとマシンガンの銃弾も簡単に弾き返されてしまい、V3反転キックを受けて爆死した。
初期の『V3』では珍しく1話限りで退場した怪人である。
なお、計画自体はハンマークラゲが引き継いだものの、目当ての研究は博士が死んでしまったため、完成していなかった事が、次の話で判明する。
派生作品
すがやみつるによる漫画版では、ハサミジャガーが仕留め損ねた風見志郎を抹殺する任務を受ける。風見家の墓地を訪れた珠姉弟を襲い、純子を攫って居場所を吐かせようと目論むも、駆け付けたV3のライダーV字キックを受けて吹っ飛ばされた。
読切版ではデストロン暗殺部隊の栄えある一番槍を務め、テレビバエとの連携でV3を追い詰めたが、そのテレビバエを空中からブン投げられて正面衝突、二人仲良く吹き飛んだ。
『仮面ライダーSPIRITS』ではドクトルGの推し進める高知征服計画に参加。殴り込んできたV3を迎え撃ち、V3ダブルアタックでノコギリトカゲを倒して空中にいるV3に、ウォーターガントドと共に銃撃を行うも、旋回によって銃撃をかわされV3遠心キックで二人纏めて撃破された。
関連タグ
機械合成怪人 デストロン怪人 デストロン コブラ マシンガン 仮面ライダーV3 脳筋
スネークロード:マシンガンスネークをオマージュした平成一期第2作のライダー怪人
マシンガン眼魔:兵器モチーフが同じ平成二期第7作のライダー怪人。