演:小野ひずる
解説
設定年齢:18歳(24話ゴキブリスパイクの回での、お手伝いさんとして雇われる際の面接のやり取りから)
デストロンの秘密活動を目撃したために命を狙われていたところを風見志郎に救われ、彼の自宅に保護される。だが彼女を追ってきたデストロン怪人ハサミジャガーによって、巻き添えを食う形で志郎の家族が殺害されてしまう。彼女自身は駆けつけたダブルライダーによって志郎ともども助けられ、志郎への協力を申し出て、少年ライダー隊において通信係を担当するようになる。
彼女は自分のせいで志郎の家族を死なせてしまった(尤も、志郎は純子と出会う前からデストロンの秘密活動を目撃して命を狙われていたので遅かれ早かれだった可能性も高い)という罪悪感を抱いて懸命に彼の役に立ちたいと努める一方、志郎の方は彼女を危険に巻き込みたくないという思いから遠ざけようとするという、微妙な関係が物語初期にはしばしば見られた。
第11-12話では黒田雄二から一方的な思いを寄せられ、ストーキング行為を受けた挙句にアジトに拉致され、怪人と化した彼から結婚を迫られるという被害に遭った。このとき黒田は志郎の正体が改造人間であることを純子にバラしているが、その件で問い詰められた志郎自身は肯定も否定もせず、有耶無耶にするような対応で済ませている。
しばしば「なぜ毎回行動を共にしているのに志郎がV3だと気づかないのか?」とファンからは突っ込まれるが、上記の件からも実際は知っていながら、本人が気にしている様子なので触れずにおいたというのが実情であろう。
第28話で囚われた志郎を救出するために立花藤兵衛とともにデストロンアジトに潜入した際、「仮面ラーイダV3をおびき出し…」というドクトルGの発言を聞いて「志郎さん逃げたんだわ!」と反応しているのは、志郎=V3と認識しているとしか考えられない。
そもそも第1話からして志郎が1号2号に改造人間にしてくれと頼み込んでいる場に居合わせており、直後から現れたV3が風見だと考えない方が無理があるだろう。ちなみに、1号と2号の正体はその第1話で変身を見たので知っている。
ちなみにライダーマンが登場するまでは、何かとデストロンに捕まる場面が多かった。
劇場版『仮面ライダーV3対デストロン怪人』では黄色のビキニ姿を披露しており、中の人のインタビューによると撮影当時は本編以上に各誌のカメラマンが写真を撮りまくっていたとの事。
PSのゲーム版では、変身前の状態で戦えるオプションを使った状態で立花藤兵衛を選択すると、彼女で戦える。(音声の方は、原作からサンプリングしておりライブラリー出演となっている)
変身すると、「会長!」と言いながらおやっさんを呼びにいくモーションになる。
仮面ライダーSPIRITS
弟のシゲルと共に再登場している。
志郎を探しに地下鉄を徘徊していたところ、偶然鋼鉄参謀と鉢合わせになり、仮面ライダー打倒に燃える彼に脅される形で志郎のところへと案内させられる羽目になる。
その後、志郎と再会した。
なお、本作で純子の目の前で志郎が自分が仮面ライダーV3である事を認めている。