「コンビナート(комбинат)」はロシア語で、元々は「企業集団・組み合わせ・結合」の意。
英語でいう「コンビネーション」に相当する。
日本では「石油コンビナート」など、大規模な工場群を指す言葉として用いられる。
日本の場合、原料の殆どを海外(戦前は外地含む)から船便で持ち込まざるを得ず、多くは海に面している(例外が石炭列車だったがこのため片方向輸送にならざるを得なかった)。原型ではロシアのそれの通り、鉄鉱石と石炭を同じホッパ車で双方向輸送するなどの形で内陸部遠隔地に2つ1組という形も珍しくない。
特撮におけるコンビナート
日本においては上述した通り海に面したタイプが多い為か何かと怪獣に襲撃される。
特に石油コンビナートは海辺に面しているので海から出現した怪獣がそれを狙う…といったケースが多い。
コンピュータゲームにおけるコンビナート
ロールプレイングゲームダンジョンの舞台になる事がほとんどで、コンビナートにある物が仕掛けに使われたりする。