「動いとる!動いておる!みんな忙しそうに働いておる。そんなに急いでどこへ行くんだ。よし、ザリガニミサイル、発射ー!」
「どうだ!スーパーダイナマイトも効かないというのに、勝てると思ってるのか!?」
概要
第34話「強敵!メカシンカ」に登場。
カー将軍が創り出したメカシンカ第一号。四肢や脚部等が機械化されており、背中には3本の「ザリガニミサイル」を背負っている。このミサイルは動く物全てを自動で追尾し、命中した物からエネルギーを失わせ動けなくさせる。
頭部には動くものを感知するアンテナを有し、両手からは砲撃技の「ザリガニ爆弾」、両肩のハッチ内からは「ザリガニ爆弾パート2」を放つ。
さらにメカシンカ共通の特性として、強化されているためスーパーダイナマイトが通用せず、ダイナマンを大いに苦しめた。
活躍
とあるビルの屋上からザリガニミサイルを放ち、電車といった動く物全てを破壊して社会を混乱に陥れる。駆けつけたダイナマンにミサイルを喰らわせ、突進でまとめて彼等を吹っ飛ばす。ダイナマンを倒す様を見届けにやって来たカー、メギド、キメラの前でスーパーダイナマイトを打ち破るも、ダイジュピターにより彼等の撤退を許してしまう。
再戦時には5人のダイナキックをはね返す強靭さを見せつけるも、「動く物に反応する」という点を逆手に取られ、ダイナマンに向けて発射したミサイルをサーフジェットで防がれた挙句、彼等の奇策により自身にミサイルを喰らい敗北する。
直後ビッグバンビームにより再生・巨大化する。ミサイルでダイナロボを攻撃するも、ダイナファイヤードラゴンを受けてからの科学剣・稲妻重力落としによって爆散した。
余談
巨大戦にて確認できるメカ内部の映像は『太陽戦隊サンバルカン』の機械生命体の巨大化シークエンスの歯車が動く映像の流用と思われる。
デザイン担当・出渕裕氏曰く、デザインには『マクロス』的なメカニックを造形で表すとどうなるか、という試みが表れているとのこと。
シリーズでお馴染みの、「中盤以降登場する強化怪人」の先駆けとなった一体である。
関連タグ
ハッシャボタンリガニー:『魔進戦隊キラメイジャー』に登場する、ザリガニとミサイル両方の特徴を併せ持った後輩怪人。ただし、こちらは大した見せ場も無く倒された出オチ要員である。
ハッシャリガニー:前述のハッシャボタンリガニーの失敗を踏まえて発射に特化させたある意味ザリガニとミサイル両方の特徴のアップグレード版。