「怒るボディに稲妻走り、叫べ勇者の雄叫びを!」
データ
全高 | 53m |
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重量 | 1250t |
装甲材質 | ダイナメタル |
合体コード | 「合体!グランドスラム」 |
テーマソング | 『ゴーゴーダイナロボ』(youtubeへリンク) |
概要
ダイナマッハとダイナモビル、そしてダイナギャリーが合体して誕生する巨大ロボ。
前年に引き続き、5人が合体前のマシンのコクピットから移動しない(そのため一つに集約されたコクピットを持たない)構成をしている。メインの操縦はレッドが頭部から行っているが、両腕は胸部のブラックとブルー、両脚は脚部のイエローとピンクが操作することでより高い戦闘能力を発揮できる。なお脚部ダイナギャリーの車輪がそのまま使えるようになっており、地上を270km/hで疾走することもできる。
テーマソングの『ゴーゴーダイナロボ』は、第1話から歌入りが使用されている。
ゴーグルロボに続いて、こちらも全戦全勝という記録を打ち立てている。
合体プロセス
ダイナレッド「合体態勢に入れ!」
全員「合体!グランドスラム」「完成!ダイナロボ」
ギャリーが足の形に変形し、2つに割れる。
次にモビルが浮上し、空中で変形。
マッハが顔に変形し、モビルと合体する。
そしてギャリーの上に降り立つ、もしくはギャリーが空へ飛び上がり、合体してロボが完成する。
ちなみに、ダイナマンの初期案は『野球戦隊』ということはよく知られているが、
「グランドスラム」というのは、野球では「満塁ホームラン」のことを指す。
武器・技
※太字表記は武器・斜体表記は技を表す。
- ダイナシールド
ミサイル等の物理攻撃には強いが、第26話ではヒトデシンカのビームに燃やされた。
- ビートハンマー
巨大ハンマーの柄に鎖鉄球を取り付けた武器。鎖で敵を引き寄せ、ハンマーで殴る(第22話で「ハンマーパンチ」と呼称)。
- ダイナブーメラン
巨大なブーメランで、敵に向かって勢いよく投げつける。中心には「DM」の文字が刻まれている。
古いグラビアでは、こちらが剣のように扱われることも。
- ファイヤードラゴン
光るトゲ付の鉄球を投げつける。第34話で初使用。第37話のみ「ドラゴンファイヤー」と呼称。
- ダイナナックル
所謂ロケットパンチ。主に先制攻撃として使用される。命中後は自動で戻る機能もついている。
- ダイナフラッシュ
胸から放つ熱線。
- 科学剣
ダイナロボの必殺剣。メカシンカのボディをも斬り裂く驚異の切れ味を誇る。
第26話では、ヒトデシンカのソーラービームをソーラー返しで跳ね返した。
- ダイナミックジャンプ
空中高く飛び上がり、エネルギーを蓄える。
そこから下記の稲妻重力落としに繋ぐのが基本パターンだが、第39話ではレーザーホークとの空中戦を行い、第43話では一度マシンに分離して攻撃した。
後述の稲妻重力落とし同様に演出がこちらも変化しており、初期は棒立ちでただ飛び上がるだけだったが、ジャンプのエフェクトが追加され空中で大の字になる演出を経て、大の字になっているときにもエフェクトが入るよう強化されている。
- 科学剣・稲妻重力落とし
ダイナロボ最強の必殺技。上空から科学剣を構えて敵を切り裂く(初期は剣を構えたまま落下→剣が発光というシークエンスだったが、迫力に欠けるためか7話から落下後に袈裟切りという形に変更になった)。
ファイヤースフィンクスを除く全ての超進化獣・超メカシンカを倒しただけでなく、最終話では全長1000m(!!)の巨大攻撃要塞グランギズモをも真っ二つに切り裂いたという、「劇中で一度も破られたことはなかった最強の技」である。
その他
- 『ダイナマン』放送中に、バンダイとポピーが社内統合を行ったことで、関連玩具は発売時期によってポピー名義とバンダイ名義の2種類が存在する。超合金ダイナロボのパッケージに至っては、統合の過渡期に発売されたことからロゴや配色の違う3タイプとパッケージが完全にリニューアルされたタイプの4タイプも存在する。
- 『199ヒーロー大決戦』では、フラッシュキングと同時に剣技を放った。『ダイナマン』『フラッシュマン』ともに、萩原佐代子がレギュラー出演している。
- ガイナックスの前身である「DAICON FILM」制作のアニメ『DAICON IV』ではバニーガールと戦闘を繰り広げるも横転する一幕が描かれている。
関連イラスト
関連タグ
クエスターロボ・疾、科学鬼ング:それぞれダイナロボをモチーフにした敵の巨大戦力の後輩達(ただし後者はダイジュピターの要素も交じっている)。