「ピラミッドパワ~!」
概要
カー将軍が遺した遺言ビデオの音声によってメカプログレッサーが反応し、火炎放射器とスフィンクスから作られた本編最後のメカシンカ。右腕の火炎放射器と金色のたてがみが特徴的。
右腕の火炎放射器から出す「スフィンクスミサイル」と「ヘルファイヤー」が武器。
また正四角錐で自身の周囲を囲み、シッポ兵の祈祷を受けることでピラミッドパワーが発動し、超透視能力を得ることができる。
しかし、カー将軍が最終手段として生み出されたメカシンカのためうまく扱えず、ビッグバンビームの照射が使えないため巨大化できないことが、唯一にして最大の欠点がある。
両目が発光することで正四角錐の枠内に映像を映し出し、この力で第50話ではゼノビアとダークナイトのアジトを探知し、最終話では千年洞窟に閉じ込められたダイナマンを救うために夢野博士が操縦するダイジュピターを映し出した。
ピラミッドパワー発動時と戦闘時には中性的な人顔から獅子の顔(画像の左上)に変化する。
活躍
第50話「よみがえった強敵」
カー将軍『アトン様・・・これは、私に万一の事があった時に、遺されたアトン様のお役に立つために最後のメカシンカを作り出すためのものでございます』
カー将軍の遺言ビデオの音声によリプログレッサーが起動することで創り出され、帝王アトンの命令を受けて王女キメラと共にゼノビアの捜索に乗り出す。ピラミッドパワーでゼノビアのアジトを発見し、グランギズモよりアトン、キメラ、シッポ兵と共に地上へ降り立つ。
アトンとダークナイトの戦闘、ゼノビアの死を見守る。メギドがアトンの遺言を受けて彼の跡を継いで「若き帝王メギド」となった後は、キメラや無数とシッポ兵と共に彼の後について行進する。
第51話(最終話)「明日をかけた戦い」
千年洞窟に幽閉されたダイナマンを救うべく夢野博士が操るダイジュピターの出撃を、ピラミッドパワーで察知し、メギドはグランギズモを出撃させて迎撃しようとするが、夢野の決死の活躍によって千年洞窟を破壊され、ダイナマンの脱出を許してしまう。
千年洞窟から脱出したダイナマンと交戦するが、幾度となく若さを爆発させていかなる困難をも乗り越えてきた彼等の敵ではなく、レッドの竜巻剣→ブラックの流星キック→ブルーのストライクダイブ→イエローのスクリューアタック→ピンクのサーベル竜巻の釣瓶打ちからのニュースーパーダイナマイトを受けて爆散した。
余談
モチーフは火炎放射器とスフィンクスだが、怪人誕生シークエンスではスフィンクスとピラミッドが表示された。
関連タグ
科学戦隊ダイナマン 有尾人一族ジャシンカ帝国 メカシンカ 火炎放射器 スフィンクス
ドーラスフィンクス、デスフィアス、冥府神スフィンクス:平成のスフィンクス怪人達。
イカファイア:仮面ライダーV3に登場した火炎放射器モチーフのデストロン怪人。