「抱け……卵を抱け。卵はお前の子供……お前は卵守りになるのだ。育てろよ」
「どうだ!今度は空中攻撃ー!」
概要
カー将軍が鷹とレーザー砲から作り上げたメカシンカ。ダイナマンとの戦いで人口が2割減した有尾人を補充すべく、人間の母親を催眠術「鵜の目鷹の目」で操ってその卵を抱かせる(女性ホルモンで孵化は2年から21日に早まる)。催眠にかかった女性は静かな所へ移動し、わが子を放棄して卵を抱き続ける。
空中を自在に飛び回り、右手の砲身からのレーザーの他、口から吐く「ホークファイヤー」を戦力とする。
活躍
次々と母親を「鵜の目鷹の目」で洗脳して卵を抱かせるも、育児中の母親に扮した立花の策によりダイナマンに捕まってしまう。飛行して逃れようとし、執拗に喰らいつく弾を振り落してその場を去る。
しかし弾はダイナブレスを失って変身できない状況にあってもなお奮戦し、偶然発見した洞窟内の卵製造プラントを彼に破壊されてしまう。
戦闘ではホークファイヤーや上空からの攻撃で奮戦するも、5人のフライングアタックを喰らって地に落ち、更には子供達から母の温もりを奪ったことに憤るダイナレッドの竜巻剣が炸裂。そのままニュースーパーダイナマイトで倒される。
ビッグバンビームで再生巨大化すると飛行能力でダイナロボに優位に立つが、ダイナミックジャンプで形勢は逆転する。竜巻パンチを受けてからの科学剣・稲妻重力落としで止めを刺された。
余談
デザイン画では肩にも砲身が備わっていた。飛行シーンではレーザーホークのミニチュアが使用された。
デザイン担当・出渕裕氏曰く、モデルは自身が中学生の頃に描いたオリジナルのデストロン怪人とのこと。
関連タグ
科学戦隊ダイナマン 有尾人一族ジャシンカ帝国 メカシンカ 鷹
コンドルギン:『地球戦隊ファイブマン』に登場する鳥モチーフ繋がりの戦隊怪人で、卵や子供にちなんだ作戦を展開した点も共通。
ホークガトリングフォーム:『仮面ライダービルド』に登場する鷹×携帯銃器繋がりのフォーム。ただし、こちらは光線銃ではなくガトリングガン。