小説『仮面ライダーEVE』に登場するカニ怪人についてはこちらで。
「ロードセクターダ‼」
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概要
『仮面ライダーBLACK』第13話「ママは怪人養育係」に登場する蟹の能力を持つゴルゴムの改造人間。
なお、本格的に活躍するのは13話からだが、既に第11話で永い眠りから目覚め、食糧である“ゴルゴメスの実”を他の怪人と奪い合う様子が確認できる。
一説にはマンモス怪人と並ぶゴルゴムの最強の怪人(DVDの怪人図鑑より)とされており、その甲羅は『ライダーパンチ』はおろか『ライダーキック』すらも弾き返す程の強度を誇る。
地中を自在に移動して神出鬼没に地上に出現し、出産直後の母親達を次々に誘拐。
彼女たちに暗示を掛けて洗脳し、自身の産んだ大量の卵を育てさせ多数の同族怪人を産み落とそうと目論んだ(怪人の卵を孵化させるには出産直後の母性愛に溢れる母親たちが必要不可欠らしい)。
主な戦力は口から吐き出す可燃性の溶解泡。
そのほか両肩に生えた節足を手裏剣のように飛ばして攻撃する事もできる。
一度はその強固な甲羅で『ライダーパンチ』や『ライダーキック』を弾き返しBLACKを窮地に追いやるが、その時の戦いで付着した怪人の粘液から火に弱いという弱点を突き止められ、最後は自身の攻撃で漏れ出したガソリンに火を付けられ苦しみだしたところへ特訓で威力が3倍にパワーアップした『ライダーパンチ』と『ライダーキック』を立て続けに叩き込まれ爆散。消滅した。
仮面ライダーBLACKSUN
上半身が蟹に変化し、口からは泡を吹き出している。武器は両手の鋏。
劇中では和泉葵を追って襲い掛かるも、それを見かけたクジラ怪人により妨害されて戦闘。クジラの怪力により右腕をもぎ取られるが、反撃に片腕の鋏で突き刺すも葵の呼びかけにより一瞬動きが止まって人間に戻るが本能によりすぐさま怪人になり襲おうとするも、クジラに止められ腹の内臓を抉り出される重傷を負い敗北。最期は人間に戻って内部から泡を吹き出し溶解していった。
余談
漫画『イミテーション7』では、実験用の改造人間である太刀川洋を抹殺するための別個体が登場。外見は秘密結社ゲドンのカニ獣人に似た非人間的な姿をしている。
喫茶店に逃げ延びた洋を殺すために襲いかかったが、真っ先にライダーキックでぶっ飛ばされて壁に叩き付けられ返り討ちにされてしまう。
バンダイの仮面ライダー誕生20周年記念企画『仮面ライダーSD』の漫画版ではアネモネ怪人の後を引き継ぐ形で登場。作戦に失敗したアネモネ怪人を生け花にした後、浴びた者は生物・非生物問わず蟹の様に横にしか進めなくなる泡でマイティライダーズおよびライダーマシンを行動不能に陥れた。
その後、誤って自分の泡を浴びて横歩きしか出来なくなったシャドームーンが専用バイクで好きなだけ道路を走り回れるよう街中の車を泡で使用不能にし、更に三輪車しか乗れないシャドームーンに代わり専用バイクをビルの屋上からコントローラーで操作していたが、V3に居場所を見つけられてしまった。
もう一度泡を食らわせようとしたが、横向き走りをマスターしたV3に悉く躱され、パンチで吹っ飛ばされて敗北した。
