最強怪人
さいきょうかいじん
怪人の分類(?)の一種で主として特撮において物語の節目などに登場し、主人公をその圧倒的な力や能力で徹底的に打ちのめす敵怪人の総称。
何が最強の怪人に当てはまるかは人それぞれだと思うが、大抵はチートクラスの実力者が多い。
大抵、敵組織の幹部怪人が主人公を倒す為に召集、あるいは何か秘めた目的(主に組織の覇権を握って自身は支配者になるなど)の為や組織のトップに取り入るべく、自身の実力を誇示する為にやって来た新参者などが多い。
その為、敗北というものを殆どしない圧倒的なチートクラスの実力をもっている主人公程、そんな彼らが敗北するシーンは見せ付けられた視聴者側としては強烈な印象を植え付けられ、みんなのトラウマになったり、カルト的な人気者になったりとする人物が多い。
とはいえ、それが切っ掛けとなって主人公側がパワーアップしたり、後に弱点を見つけ出して撃破することになる為、当初の圧倒的な実力を観た後に逆転されるシーンを見ると当初との落差があまりにもあり過ぎて(人によっては)かませ犬、あるいは雑魚化しているような印象がしないでもないが…。
仮面ライダーBLACK RXに登場する敵勢力、『クライシス帝国』の支配者、クライシス皇帝直属の部下である怪人たちの総称。
皇帝直属の使者という立場でもあり、それ故に皇帝、あるいはその代理人であるダスマダー大佐のみの指示にしか従わない。
クライシス帝国の最終(生体)兵器ともいえる存在で、劇中に登場するのは2体(厳密にはその内の1体はジャーク将軍がクライシス皇帝の手により改造された姿なのだが…)と少ないが、その実力は凄まじくRXは勿論、歴代の10代ライダーたちが総がかりでも全くビクともしない防御力を兼ね備えた怪人で、攻撃力も洒落にならない程の威力(具体的には街1つ壊滅できる)を誇っている少数精鋭を絵に描いた様な存在である。
なおそれまでに登場したクライシスの怪人たちにも「……大隊最強の戦士」などと喧伝されてきた者は多かった。そのなかには確かに強力な戦士もいたが、明らかに名前負けしていた怪人も少なくなかった。相手が悪すぎて大して強く見えなかったせいもあるだろうが…。
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すべて見る- 鳳神ヤツルギ 10Years Phoenix〜テン・イヤーズ・フェニックス〜
鳳神ヤツルギ 10Years Phoenix Chapter:5『アクムオーガ誕生』
【STORY】 2011年の歴史修復をなす為、歴史改変が起こる1分前にタイムスリップしたカイトとコウタたち。駆けつけた初代ヤツルギとキサラも加勢し、カイトたちはザブーンの本拠地へと乗り込んだ。しかし、彼らの前に2011年の歴史改変事件全ての『黒幕』が、遂に姿を現す! 【キャラクター紹介5】 アクムオーガ… 時間の歪みを通じて2011年に逃亡し、7代目ヤツルギたちに倒されたメテオンの破片が、ギョジーン兵に回収されキングオーガの深海獣エキスに投合されて誕生した、ザブーンの遺産にしてアクムーダの最強怪人。 未知のパワーが秘められたメテオンの欠片にキングオーガの魂がミックスされ、圧倒的なパワーを誇り、初代ヤツルギと初代キサラを倒してしまう。そして倒された2人はアクムーダによって洗脳され、悪の戦士と化す。 新生深海獣軍団… ゲソデックスが誕生させた、 初代ヤツルギとキサラの知らない4体の深海獣たち(『鳳神ヤツルギ3外伝姫龍神ドライザー』に登場した深海獣「ヒトデメガネ」や「バットホエール」、前回登場したタコドリル同様『深海獣コンテスト』に採用されアクションショーのみに登場した深海獣「イカハンマー」「フグジテンシャ」)。 オルガック… (CV:榎木智一(千葉悪役党)) 「鳳神ヤツルギ」の物語より数十年前、ザブーン3番目の幹部候補としてトビウオカメラとギョジーン兵に強引にスカウトされた青年「九賀カオル」が生まれ変わった姿。 ザブーンの幹部になる為ならば卑怯な手段も選ばず、同じ幹部候補だったファンガークを見下したり、部下を手駒のように扱うなどという程の残忍な性格。 幹部決定戦の最終対決でファンガークに破れ、元の九賀カオルに戻り、姿を消した。 本作ではゲソデックスにより幹部の魂の復活を果たし、新生深海獣軍団のリーダー格として戦闘態の姿でヤツルギたちに挑んでくる。 登場作品:『鳳神ヤツルギ外伝海底帝国ザブーン』 アンモライター… アンモナイトとライター+超合金のおもちゃで合成された深海獣。かつてオルガックが生み出した強力な深海獣で、左腕にライター型火炎放射器を装備し、身体は超合金の硬さ・頑丈さが特徴である。 またオルガックが窮地に陥った場合は、対ファンガーク用の罠として仕掛けた地雷を、オルガックへの忠誠の証として自ら自爆を図る誠意を見せる。 今作では再生深海獣として登場する。 登場作品:『鳳神ヤツルギ外伝海底帝国ザブーン』 アクムーダ大帝(正式名称:「オロチ」)… かつて4代目ヤツルギの世界に存在し「電装マデラス」に滅ぼされた悪の組織「アクムーダ」の首領。マデラスが暴走してまで倒された=惨殺された大帝(べアックスの流用)は、実は壊滅を予測して差し向けた影武者であり、真の大帝は密かに身を隠しゼッツボーン壊滅後に4代目ヤツルギの世界から逃亡した。時空を超越する能力を持っており、様々なヤツルギが存在する並行世界を行き来して暗躍している。7代目ヤツルギの世界にメテオンを送り込んだ張本人で、(穂積博士が起こしてしまった事故による偶然ではあるが、タイムマシン起動実験の際に生じた時空の歪みを利用して結果的に)2011年の歴史改変を起こした、本作の黒幕である。 ローブとマントで顔を隠しており、人間の顔を露にしているが人間の顔は覆面に過ぎず、 八岐大蛇を模した頭部が特徴的な怪人態が、アクムーダ大帝の正体=素顔。10,973文字pixiv小説作品