概要
CV:柴田秀勝
スーツアクター:菊地寿幸
第46話にてRXを倒す力を願い(前の回で「最高司令官の真価を見せる」と言っていたが?)、クライシス皇帝によって最強怪人に変化させられたジャーク将軍。ただし、常にこの姿のままというではなく、場面によってはジャーク将軍の姿に戻っている場合もある。それまでの杖に代わって蛮刀のような幅広の剣を武器としており、目から放つ破壊光線も角を通して放たれる。
クライシス帝国の魔の手から逃れるべく自家用車で疎開先に向かう人々の前に稲妻と共に現れ彼らを襲撃し、茂とひとみを逃がすべくジャークミドラに組み付いた佐原夫妻を惨殺。直後に現れた仮面ライダーV3とライダーマンを退けた。
その後、10人ライダーや光太郎の前にジャーク将軍の姿で現れ1対1の勝負を申し込み、RXをパワーで圧倒。RXがロボライダーにチェンジすると一時押されかけるが、ボルティックシューターの光線を吸収して雷撃として撃ち返し、改めて優位に立つ。そのさ中、茂とひとみがボルティックシューターを拾い上げ、両親の仇であるジャークミドラに向けて発砲する一幕もあったが、あえなく防がれてしまった。
窮地に陥ったロボライダーはバイオライダーに変身、液状化で翻弄して斬撃を決めると形勢は逆転。あとはバイオブレードによる一方的な斬撃を受けてジャークミドラは手も足も出ず、敗勢に追い込まれる。彼の身を案じるマリバロンはダスマダーに救援を求める。しかし、彼は無情にも「奴は全能力を使ってRXに勝てなかった。あんな奴に用はない!」とこれを一蹴し、クライス要塞も何処かへと去っていった。
去り行くクライス要塞を呆然と見つめるジャークミドラにバイオライダーは「邪悪な皇帝の下に使われたのが、お前の不幸だ!」と言い放ち、即座にRXに変身。リボルケインで腹部を貫かれるも刀身を掴んで抵抗し、死の間際にジャーク将軍の姿に戻ると「よくぞ私を倒した。だが覚えておけ…いかにお前でもクライシス皇帝には勝てぬ」と捨て台詞を吐き、高笑いと共に爆発し果てた。
漫画版では
漫画『宇宙の11仮面ライダー銀河大戦』では、仮面ライダーZXの必殺技を寄せつけずスカイライダー共々一刀でねじ伏せると置いう、最強怪人の異名にふさわしい実力を発揮している。辛うじて二人は逃げ延び、彼自身も基地の崩壊に巻き込まれたと思われる。
ロストヒーローズでは
第1作ではクライシス帝国が空気である為、ポッと出の強力な怪人という扱いで登場する。
第2作目ではクライシス帝国が主役級の扱いを受けている為、原作同様にジャーク将軍の強化体として登場している。なお、強制的に最強怪人に改造されたという訳では無いので、ジャーク将軍としての理性は保ったままである。
余談
ジャークミドラの名前の由来は、本来登場させる予定だった怪魔妖族と怪魔異生獣の合体したミ怒羅ガ怒羅という怪人である。
なお、ジャーク将軍の本来の声優である加藤精三は直前の44話収録後に病気入院により降板しており、ジャークミドラも原典以外の映像作品に一切登場しないのでその後の客演作品で加藤はジャーク将軍は再演したもののジャークミドラを演じる事は無く2014年に死去した。