「もっと小型で、もっと速いやつだ!俺が空を飛ぶからには、ジェットエンジンの10倍の速さは欲しい!こんなエンジン、役に立つか!パワーが足らんっ!このっ!」
「我こそはジャシンカ最強の、ドリルホースだ!」
概要
第41話「闇に消えた暴走族」に登場。
カー将軍が馬とドリルから作り上げたメカシンカ。左腕のドリル付き円盾、右腕の巨大なドリルホーン、両肩のドリルミサイルを武器とする。
ジェットエンジンを装備したドリルペガサスとなって、空港や東京タワー等を強襲する「ジャシンカペガサス作戦」を実行しようするも、気位が高いために満足する性能のエンジンが見つからず、シッポ兵が扮した暴走族「黒鷲団」に次々とジェットエンジンを盗ませた(王女キメラもドリルホースの気位の高さには手を焼いていた)。
※ドリルペガサスの図
ドリルペガサスとなった暁には自慢の破壊力と飛行力を以って、上空から東京タワーを破壊し、その2時間後にニューヨークの摩天楼のビルをなぎ倒し、空と地上から世界中を壊滅に追いやるであろうと期待されていた。
活躍
黒鷲団に様々な研究施設を襲わせてエンジンを奪わせるも自身のお眼鏡にかなう物が見つからずにいたが、最後の候補である未来科学研究所からスーパーマッハ・エンジンを盗み出すことに成功する。
エンジンを装着してドリルペガサスとなり、試験飛行として上空から弾と少年を攻撃する。試験飛行を終え、キメラに東京壊滅作戦実行を宣言した直後、駆けつけたダイナマンと激突。飛行攻撃で攻め立てるもダイナレッドにエンジンを破壊されて飛行能力を喪失。5人のダイナキックとニュースーパーダイナマイトの前に散る。
直後ビッグバンビームにより再生・巨大化する。ドリルミサイルや右腕のドリル攻撃でダイナロボを圧倒するも、ダイナフラッシュからの科学剣・稲妻重力落としを喰らって爆散した。
余談
デザインモチーフはユニコーン+チェス駒(ナイト?)。体色が白黒のツートーンなのもチェスがモチーフであることに因む。
また、身体の随所にある矢印模様は『イナズマンF』のデスパー軍団のアジト壁面の矢印模様をリスペクトして出渕裕氏がデザインしたものである。
デザイン画には「とにかく走る技を使う」「常に走っている」「自身をジャシンカの“本命馬”と思っている」といった書き込みが見られるが、作中では特に走る攻撃は披露していない。
これまでメカシンカの巨大化再生後に地上のダイナマンの前に出現する際はミニチュアで表現されていたのが、この回から巨大化再生すると着ぐるみで地上に出現するようになった。
未来科学研究所という名前で前作『大戦隊ゴーグルファイブ』を連想したファンも多い。
なお、女将軍ゼノビアによる作戦構想図でゴーグルファイブの特撮シーンが流用されている。