概要
石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『イナズマンF』に登場するいわゆる悪の組織。初めて登場したのは『イナズマン』24話であり、イナズマンの新人類帝国滅亡に加担した。その目的は勿論義憤などではなく、自らの政策の邪魔となる帝王バンバの排除であった。
帝国を滅ぼした後は本格的に活動を開始。新人類帝国を凌ぐ組織力や技術力を駆使し、強力な兵器を使った大規模なテロを行うが、イナズマンの活躍によって尽く阻止される。中盤からは主にイナズマンの抹殺作戦を行うようになった。
組織の体制は総統であるガイゼルの完全独裁体制であり、失敗した者や反逆者は容赦なく殺される。少年兵部隊も抱えている。一般の超能力者をスカウトしていた新人類帝国と違い、軍団以外の超能力者は皆殺しにしようとしている。
本拠地はデスパーシティという地底都市で、無理矢理さらってきた5万人の民と、超能力者を改造したサイボーグを保有している。
いわゆる怪人は「○○デスパー」という名前で統一されており、様々な兵器や工具を元にした改造が施されている。中盤以降は着ぐるみを再利用した怪人が多い。
関連項目
バダン - 同じく地底都市を本拠地としている悪の組織
バドー犯罪シンジケート - 敵怪人のモチーフが似ている悪の組織